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人間国宝。～優れた技術を持つ人の共通点～

三浦和也（六代目彌市）｜ 2023.01.06

こんにちは六代目彌市です(^^♪

みなさん、
新しい年がはじまっていかがお過ごしでしょうか？

私は、今年も
「自分のできること」でたくさんの挑戦！
していきたいなって思っていますが、

その一つに、

「先人」のチカラを借りる！

という新しい挑戦があります♬

・今年から三浦太鼓店でチカラを貸してくださることになった
元「三河仏壇伝統工芸士」の平林さん。

御年、82歳。

元「三河仏壇伝統工芸士」である
平林仏具の平林さんが、

今年から我々三浦太鼓店の戦力として
チカラになっていただけることになりました(^^♪

「伝統工芸士」の称号に（元）としているのは、

残念ながら、現在
「三河仏壇」としての仕事が薄く、、、

その長年培って来られた「技」を
活かす事ができずに、、、

廃業なされているからです。

ただ！
その確かな「技」は82歳になった今でも現役！

ここ最近は「若い人材」を採用し、
育成することに尽力してきた三浦太鼓店ですが、

ここにきて、先人（レジェンド）のチカラをお借りすることに！

本当に楽しみです。

・主に「桶づくり」作業をお手伝いいただける事になりましたm(__)m

私は、これまで仕事柄

言わば、「人間国宝」とも言えるような
優れた「技」を有する偉大な先人たちにたくさんお会いしてきました。

そんなある時、

ふと、、、

偉大な「技」を有する人には、

「共通点」があることに気づいたんです。

この共通点、

実は、現代に生きる人たちに
多くのヒントを与えてくれるので、

ココから先のお話しは、

みなさんの人生に重ねて感じてみてくださいm(__)m

偉大な「技」も有する人には「共通点」

それは、

自分一人のチカラで何とかしようとしていない。

っていうことです。

例えば、

人間国宝やアスリート、伝統工芸士、優れた経営者

どんな方でもいいのですが、、、

何か人より優れた「技」を有する人というのは、

もちろん！人並外れた

・才能

・努力

あって生まれるモノ。
これは間違いありません。

ただ、実はそういう人達って一方で

・自分一人でできる「限界」を知っている人

でもあるんです。

自分だけで優れようとしていないってことです。

伝わりますでしょうか？？

例えば、昔の人は

現代人より「自然」と共に暮らしていたので

自然のサイクル、流れを大切にしそれを味方にしていました。

優れたアスリートであれば

「自分自身の身体」を味方にすることや、道具を味方にすること

優れた経営者であれば

自分一人でがんばろうとせずに

従業員、社員、お客様を大切にそれを味方にすることができます。

・自然のチカラを借りられること

・人のチカラを借りられること

私にとって「偉大」と思える人は

みなさん共通してこういう感覚を持っている人たちでした。

実は、太鼓の演奏も同じです。

日々、練習を積み重ねて努力して

演奏の技術を高めること！

もちろん大切です。

でも、その先には限界があるのです。

ではどうすれば良いのか？

本当に優れた「演奏者」というのは、

自分一人のチカラで何とかしようとせず、、

半分は自分、

半分は目の前にある「太鼓」のチカラを借りられる人なのです。

この感覚が分かってくると、

自分でがんばる部分は「半分」どころか

3分の1、10分の1になっていきます。

ポイントは、

自分一人のチカラで頑張ろうとし過ぎないってこと。

太鼓そのモノが持っているエネルギーは

本当に大きいんです。

さて、今日も一日冬らしい寒さになりそうですね。

新年早々体調崩されている方も多いようなので

お身体大切にお過ごしください♪

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

この記事を書いた人

三浦和也（六代目彌市）

（昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表）
和太鼓と嫁に年中夢中！
実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは２４歳の時。
敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと！４人の息子たちもみんな太鼓打ち！受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。