六代目ブログ

修理・張替

伝統発信ブログ

自分の人生、自分軸で生きる。

自分の人生、自分軸。

 

 

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

 

10月に入っても、

まだまだ夏のような日差しと暑さが続く日々。

 

みなさんこの週末は、いかがお過ごしでしたか?

 

そんな私は昨日、

毎年お声掛けいただくお隣り豊田市は『東山自治区』の秋祭り!

演奏させていただきました(^^♪

 


・毎年お招きいただく『東山自治区秋祭り』♬

 

 

実は!我ら『和太鼓零~ZERO~』今年で結成20周年!

 

人の人生には様々な『転機』が訪れると言いますが、

 

振り返ってみると私にとって、

この和太鼓零~ZERO~を立ち上げたことは、

 

まぎれもない「人生の転機」でした(^^♪

 

今日は、そんな零~ZERO~を立ち上げるキッカケとなった物語り。

 

きっと、みなさんにとっても

何か気づきにつながると思い、お話しさせていただきます♪

 

自分の人生、自分軸。

 

 

私が家業である三浦太鼓店の仕事を手伝うようになったのは、

19歳のころ。

 

このブログで何度も紹介してきたので、

過去の記事を読んでいただいた方には有名な写真になってると思いますが( ;∀;)

 

まさにこの頃です。


・家業である太鼓屋の仕事を手伝い始めた若き日の六代目。

 

 

写真の表情をよく見てやってください( ;∀;)

 

 

いかにも、やる気の無さそうな若造が、、、

テキトーに仕事をしている雰囲気( ;∀;)

 

言わなくても、出ちゃってますね(笑)

 

それも、その通り

この頃、私は「太鼓屋」になりたかった訳ではなく、

家業を継いで守ろうという「覚悟」があった訳でもなく、、、

 

 

ただ自分自身の将来の「夢」とか「目的」が見つけられず、、

 

家業の太鼓屋の仕事でも手伝いながら

本当に自分が「やりたいこと」いつかそれを見つけようと思っていました。

 

だから、この表情なわけです(笑)

 

 

 

そんな私が太鼓屋の仕事を手伝う中で、

 

ある時、

 

まさに、人生を大きく変える『転機』

出来事が訪れます。

 

それは、たまたま三浦太鼓店に

バチを買いに来てくださった地元太鼓チームのおばちゃん♪

 

その、おばちゃんが僕に掛けてくれた「ある言葉」

人生を大きく変えることになるのです。

 

そのおばちゃんは、

20歳に満たない僕を見てこう言ったのです。

 

———————/

お兄ちゃん若いね~!

 

そんなに若くして、

家業の後を継いでいるの??

 

本当に偉いねぇ~

もちろん太鼓叩けるんでしょ!

、 、 、 、

 

おばちゃんの言う「太鼓が叩けるんでしょ!」という意味は、

 

どこかのチームで演奏活動しているんでしょ!

という意味だったんです。

 

 

太鼓屋に生まれ、

太鼓屋の仕事を継いでいる以上、

 

太鼓が叩けて当然。

 

そう思われたんですね(^^♪

 

はたからしてみたら何も不思議な問いかけではありませんでしたが、

 

残念ながら、

当時私は太鼓を叩くどころか、、、

 

お伝えしたとおり、

興味もない仕事をテキトーにやり過ごしてただけ、、、

 

バチの握り方すら知らなかったんです。

 

 

そんな私に、投げかられた言葉。

———————/

「もちろん太鼓叩くんでしょ!」

———————/

 

さて、もしみなさんが

当時の私の立場だったら、、、

 

どうされるでしょうか??

 

 

私は、その言葉を聞いた瞬間

全身がビクっ!としたことを鮮明に覚えてます。

 

まがいなりにも、家業を手伝うようになり

やる気がないとは言え「太鼓職人」である事実。

 

親父から教わった道具や伝統の技で

「太鼓」をカタチにすることはできる。

 


・教わった道具や伝統の技で「太鼓」はカタチにすることはできる。

 

 

でも、

いくら「カタチ」にできたところで、

 

叩いたこともなければ、

その叩き方も分からない。

 

自分の作る太鼓の音も知らない、、、!?

 

恥ずかしい、、、、

 

 

そう思ったんです。

 

 

そして、私が取った行動

私が自分自身に下した決断は、

 

何を思ったのか、

 

太鼓教室に通うでも、どこかのチームを探すでもなく

 

自分でチームを立ち上げる!!

 

だったのです(笑)

 


・結成当時の練習風景

 

 

そこから、私の人生は

本当に目まぐるしいほどに「変化」しました。

 

 

何が変わったのか?

 

それは、自分自身で太鼓を叩くようになって

太鼓の「面白さ」や「楽しさ」に気づき、

太鼓の「音」がよく分かるようになったのは当然ですが、

 

それ以上に、

自分の中の心境の変化が一番強かったのです。

 

 

それまでの19年の人生、、

 

小学校、中学校、高校と

みんなが進学すると言うから自分もそうする。

 

そして、高校を卒業するころになれば

また、みんなが就職や進学するというから

 

自分もそうする。

 

もちろん、自分自身で

その時そのとき「決断」していたにも関わらず、、

 

どこか「社会」「他人」レールを歩いているという感覚。

 

そういう「他人軸」で生きてる時は、

かんたんに人の責任、親の責任、社会の責任、、、

 

言い訳ばかりしてしまうのです。

 

最後は、自分で決断していたにも関わらずです。

 

 

あの時、私に問いかけてくれた

おばちゃんのあの一言。

 

———————/

お兄ちゃん、もちろん太鼓叩けるんでしょ!

———————/

 

というのは、

言い換えれば、

———————/

お兄ちゃん、自分の人生を歩いているんでしょ!

———————/

 

そんな、究極の問いかけだったんだと思うのです。

 

 

あなたは、

———————/

他の誰でもない、あなたの人生を歩んでいるんでしょ!

———————/

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

    詳しく見る 詳しく見る

お問い合わせ・資料請求

お問い合わせご質問は、商品に関する事・価格に関する事
どんな事でも結構です。お気軽にお問い合わせください!
下記フォームにて24時間いつでもお気軽にどうぞ!
お電話でのお問い合わせは、営業時間内で承ります。


お知らせ一覧へ

または

0564-64-6785

トップ