六代目ブログ
味噌六太鼓
伝統発信ブログ
病は気から!想いは「木」から!
こんにちは、六代目彌市です(^^)/
先日、
奈良県は南東部に位置する「川上村」という
人口約4万人の村役場の久保さんが
突然、三浦太鼓店に
訪ねてこられてこう言われたんです。
三浦さん!
岡崎の「味噌六プロジェクト」の活動を見てて
自分達の地元でも、
同じようなことができないか?と、、、
いや~嬉しかったですね( ;∀;)
聞けば、
「川上村」というのは
あの吉野杉で知られる
吉野林業発症の地であるそうなんです。
とはいえ、
今の時代いくら吉野杉が良い材料とはいえ、
時代とともに産業が大きく
「発展」する時代ではなく、、、
後継者を育てる事や
大切な山を守る事、文化を守ることが
難しくなっているという
大きな問題を抱えてみえるそうなんです。
そんな中で、
吉野の杉を使ってこの地でも
「地域」がチカラを合わせて「一つ」になるモノが
もし作れたら、、、
後世に残し伝える
何か起爆剤になるのではないか?
という熱き「想い」一つで
遠く奈良から4時間ほどかけて
それも軽トラックでやってきてくださったんです( ;∀;)
そんな想いを聞いてしまって
わざわざ遠く愛知まで来てくださって、、
私が動き出さないわけがない( ;∀;)
久保さん!
来週行きます♬
と、いう事で
吉野杉に会いに
昨日早速、川上村まで行ってきたのです!
到着するや早速
いろいろと久保さんにご案内もらって
見えてきたのが吉野の杉林♬
この山の圧倒的なスケール間を
写真では伝えきれないのが残念すぎますが( ;∀;)
ものすごい山のパワーと
エネルギーを感じる場所でした♬
そして、
その川上村に住み、
山と文化と歴史を守る何人かの人を
私に紹介してくださいました♬
まず、最初にお会いしたのが
「樽丸職人」の春増さん♬
「樽丸職人」というのは、
酒樽に使われる材料を作る職人さんのことで
昔からこの地では、
良質の吉野杉を加工し「板状」に、
吉野川から筏にのせて関西の方へと運んでいた
そんな歴史と文化があるそうなんです。
春駒さんは、
ご自身で酒樽を作られているわけじゃなくて、
受け継がれた「樽丸職人」という
歴史と文化を守るべく、今なお
良質の吉野杉を加工して
材料として作られている職人さんでした♬
樹齢100年から150年ほどの
1本の吉野杉の丸太から♬
こんな感じで、
酒樽の材料として加工する仕事が
「樽丸職人」という仕事だそうです♬
吉野林業の生業として、
かつては非常に栄えた仕事だったそうで
その大切な「文化」と「歴史」
伝統を後世につなげる仕事をされていました♬
その後、もう一方ご紹介くださったのが
吉野杉をつかった木工作家の小林さん♬
吉野杉を使って器や木箱などを中心に
それはそれは木目と木肌の美しい
様々な作品を作られていました♬
小林さんのこうした作品作りと言うのは、
良質の材料としてだけじゃなくて、
自分たちの手でその材料を
何かもっと価値を高めて「活かす」ことができないか?
と、
そう考えられて
様々な吉野杉をつかった作品を
作られるようになったそうなんです♬
いろんな方をご紹介くださって、
いろんな場所へ連れてってくださって、
最後に役場の久保さんが
私にこういってくれました。
三浦さん、病は気からじゃなくて
私達の「想い」は「木」からなんです!
と、、、(^^)
郷土を育む愛も、
歴史も、文化も、人も伝統も
すべては吉野という自然が
育んでくれた『木』からはじまっている、、、
と、そうお話しくださいました♬
これはすごい事になってきましたね( ;∀;)
先日訪れた富士山のふもとである河口湖町の方々も
この吉野の方々も、
私達の「味噌六」も
すべての共通するキーワードは自然と共に
共存してきた人々の歴史です。
どんなに時代が便利になって
科学や文明が発達し様とも、
宇宙の一部であり
地球の一部であり、
自然の一部であることを忘れてしまったら
人類の未来はないのかもしれません。
さて、
どこまで力になれるかわかりませんが
やれることは全力でがんばらなくては!
今日もステキな一日を(^_-)-☆
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