六代目ブログ

味噌六太鼓

伝統発信ブログ

いよいよ3号づくり本格始動!

こんにちは、六代目彌市です

今日は、3.11ですね。

 

2011年という年は

私達三浦太鼓店が法人化した最初の年で、

 

「期待」と「不安」が入り混じる中

突如起きた大震災、、、

 

全国各地でおこった「自粛ムード」から

祭りごとは控えられ、、

 

私達にも大きく影響したことを

思い起こします。

 

未だ多くの方々が

震災が続いており、

 

あらためてご冥福をお祈りすると共に

今日ある自分自身に感謝します。

 

さて、

味噌六3号作り!

 

いよいよ本格始動しました♬

いよいよ本格始動!味噌六3号♬

昨年末に切り倒した担ぎ棒も!

 

 

 

3年目ともあって、
みなさんめちゃくちゃ仕事が早く!!

早くも、担ぎ棒の方は
ほぼほぼ仕上がってしまった状況です(^^♪


そう、「味噌六太鼓台」は
太鼓製作のみならず、

自分たちの担ぎ棒まで自分たちで切り倒して

削りだし、組み上げまでやってしまうという(*’▽’)

そんなとことんまで
自分たちの手で作る「祭り」にこだわった
祭りバカの集まりなのです♪( ´▽`)

いよいよ始まった
「味噌六」本体の製作は

今年も地元岡崎の滝山寺での作業です♬

初日は滝山寺のお薬師様に
参加者皆さんでご挨拶してからスタート♬

この日はあいにくの
お天気でしたが、

それでも今回も市内外問わず

たくさんの方がにご参加いただき
遠くは滋賀県からもご参加いただきました!

子供達もこの表情!!

老若男女は問いません!!

遠くは滋賀県から!!

また、
来月以降の作業になる大太鼓の皮を縫うための

「麻糸」作りも、もちろん
みなさんにやっていただくんですが、

こちらも3年目とあって
もうみなさん立派な職人なのです!

これが太鼓の縫い糸になります!

こうして、
雨の中、まだまだ冷え込む寒さの元でしたが、

たくさんの皆さんの力が
一つ一つ繋がって「味噌六」が生まれていきます♬

現場には美味しそうな「味噌の香り」が漂ってます♪( ´▽`)

自分で削った板は
自分の名前を記録!!

こうして、
今年地元岡崎の「八丁味噌」

まるやさんと、カクキューさんの
150年以上仕込桶として使われてきた「底板」が

徐々に太鼓へと生まれ変わっていきます。

繋ぎあわせる「竹釘」も
みんなで削ったもの↓

こうして朝から総勢40人ほどが
訪れてくれた初日の作業でしたが、

いよいよ初日作業の目標である
「桶」の形に立てられるところまで!!

一人の力じゃできない「大きなこと」をやろうとするとき、

そこには必ず「助け合い」、「協力」が生まれる。

バリアフリーであることや、

「便利さ」の追求はとても良いことだけれど、

一方で、ときに

「不便」であることや、
整えられた「環境」じゃないと言うことも

実は今の世の中には逆境した考えかもしれないけど

大事なことなんじゃないかなって
思うんです。

イタリアでは、
バスの乗り降りのステップが高いため

お年寄りが不便するそうですが、

その「不便」することを
分かっているから、

すーっと誰かが手を差し伸べる、、、

そういう「環境」が日常として当たり前に存在している

そう聞いたことがあります。

便利さが高まると言うことは

必ずしも心の「豊かさ」につながるとは限らないのかも

しれませんね。

味噌六の祭りも今年で3年目ですから。

新たにいろんな「課題」も出てくるし、

これから先どうなっていくんだろうと、、、

「不安」に感じることも当然
たくさんありますが、

それをも超越した、

「つながる」ことの意味をきちんと見つけ出して

今年も味噌六で「一つになる」をテーマに

素敵なご縁を育んで行きたいと思います♬

次回は3月24日日曜日♬

主な作業は「タガ」作りです
また滝山寺でお待ちしております!

よろしくお願いします♬

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この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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