六代目ブログ

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伝統発信ブログ

人は10年でどこまで成長するのかな？

三浦和也（六代目彌市）｜ 2020.01.05

こんにちは！

太鼓職人であり演奏者♬

慶応元年(1865年)創業、三浦太鼓店の

六代目彌市です！

いよいよこの春4月から

新店舗へと移転します！！

「伝統」を守り

「伝統」を創るを理念に、

新たな時代になっても

人々から求められる「音作り」をめざします♬

【人は10年でどこまで成長するのかな？】

先日、

ちょうど10年前に

作らせてもらった三六-SABUROKU-が

メンテナンスのため

三浦太鼓店へ戻ってきたんです♬

10年振りに帰ってきた三六-SABUROKU-♬

さっそく

胴の中をのぞいてみると

ちゃんと記録が残ってました♬⤵

平成二十年四月吉日

そこには、

平成二十年四月吉日

とあったので

正確には12年前ですね！

他人事のように言ってますが

この胴の中に記された文字を書いたのは

そう、

他のだれでもない

私なのです( ;∀;)

12年前の私が書いた文字⤴

まだまだ

書く事に慣れてなくて、、

自信がなかったのでしょうね

バッチリ！

えんぴつの下書きの文字が

そのまま残ってます( ;∀;)

それでいても

この完成度ですから

12年経って

ちゃんと「成長」できている自分自身に

すこし安心いたしました(^^♪

12年後の私が書いた文字⤴

よく言われるのが

人は「1年」で

できることは「過大評価」しているが、

一方で、

「10年」で

できることは「過小評価」している。

という事。

1年という短い期間でみたら

大きな「変化」をうみだすことは難しいかもしれませんが

1年、また1年と

積み重ねていく事で

それは確実に

大きな「変化」へとつながっているのだと

まもなく40歳になろうとしている

30代の10年という時間を

あらためて自分自身振り返ってみて

とても実感するのです♬

10年前のわたし( ;∀;)
これはこれで変化してない事のがうれしかったりします(笑)

30歳から40歳の10年

本当に「濃厚」で「濃密」な

時間をすごさせてもらいました。

いろんな事に悩んだし

挑戦したし、失敗もしたし

巻き込まれたりもしたけれど、、、

たしかにあの時

10年経って

まさか、

この長年住み慣れた「場所」を離れて

新天地へ行くことになっているだなんて

想像すらしてなかったなぁ～♬

親父と2人

必死で一年、一年をやり過ごしている中で

これだけ

従業員が増えているだなんて

想像もできなかったなぁ～。

よく、

企業では3年計画とか5年計画とか

未来の目標を立てて

実現に向かっていくことがあると思うのですが、

私はこれが未だに大の苦手で( ;∀;)

今年一年の事を

考えるので精いっぱいなのです、、、、

言ってしまえば「無計画」( ;∀;)

ただ、唯一

守ってきたこと、やってきたことは、

「本物」を守ること。

そのために、

必要な「場所」であったり

そのために

必要な「人」であったり

そこには

どれだけ「お金」や「時間」がなくても

迷わず投資してきました。

私にとって

本物とは、

人の心に届くモノ♬

それさえ間違えることなく

歩んでいければ

これからどんなに

激動の時代が訪れようとも、

かならず乗り越えていける♬

そう信じています。

あたらしい場所へ

移る目的も、

やっぱり、

「本物」を守るために

環境をすこしずつ整えていく事が

最大の目的なのです♬

さて、

今年は土日の関係で

年末年始の連休が例年より

長かったので、、、

三浦太鼓店は

明日から従業員が出勤してきます♬

ひさしぶりに

元気なみんなの顔見れるのが楽しみです(^^)/

いよいよ

はじまる2020年の大波も

チーム一丸となって

乗り越えていきたいと思います♬

この記事を書いた人

三浦和也（六代目彌市）

（昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表）
和太鼓と嫁に年中夢中！
実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは２４歳の時。
敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと！４人の息子たちもみんな太鼓打ち！受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。