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私がなぜ?研修をやろうと思ったのか??

私がなぜ?研修をやろうと思ったのか??
〜和太鼓は〇〇を伝える楽器〜

 

こんにちは、六代目彌市です。

いよいよ!

~太鼓打ちが知っておきたい太鼓のお話し~

と題しまして

『六代目彌市研修セミナー』が開講いたします(^^♪

 

すでに、オンラインという事もあって

なんと!遠くはイギリスからも参加表明いただいており

当日がとても楽しみでワクワクしています♬

 

今日は、開講を目前にそもそも、

なぜ?研修をやろうと思ったのか??

 

この研修で伝えたい私の『想い』

私自身のこれまでの『太鼓人生のあゆみ』と共にお話しさせていただきたいと思います。

 

なぜ?研修をやろうと思ったのか??

 

わたしは19歳で、家業である太鼓屋の『後継ぎ』になる事を決意しました。

 

『後継ぎ』と言うと、聞こえが良いのですが

実は、高校を卒業してからある『地元企業』にサラリーマンとして勤めてたのですが

当時勤めていた『会社』をどうしても辞めたくて、、、

その口実として、『家業を手伝うから、、、』親父を説得しただけの事でした。

 

太鼓屋に生まれたモノの、

小さい頃から実は『太鼓』に興味が全くなかったんです。

 

・幼い頃のわたし⇧

 

興味がなかったと言うより、

むしろ『嫌い』と言った方が正しいかな。

 

そんな、『浮ついた感情』でこの世界に入ってしまったモノだから

当時は『仕事』に対する情熱なんてこれっぽっちもありません。

 

今だから、言えますが

テキトーに太鼓作って、親父に教えてもらったことだけをこなす日々でした。


・表情からもわかるように、テキトーに過ごしていた日々( ;∀;)

 

 

そんな私に人生最大の『転機』が訪れたのは

太鼓屋の仕事をはじめて5年が過ぎた頃でした。

 

ある日、地元で活動されるある太鼓グループのおばちゃんが

バチを買いにご来店された時の事です。

 

 

僕の顔を見るなり、

 

「お兄ちゃん!職人さん!?」

 

「若いのに偉いね〜」

 

「もちろん!太鼓も叩いているんでしょ♬」

 

と、

そう言われたんです。

 

 

僕は、この時ハッとしました。

 

まがいなりにも『太鼓職人』の道をあゆみはじめて5年が経ち、

 

親父に習いながら『それなり』に太鼓は作れるようになってきてたのですが、

恥ずかしながら太鼓を叩いたことも、バチを握ったことすらなかったんです。

 

そんな自分が、職人として

お客様の求められる『音』を届けられるのだろうか??

 

『おばちゃんの一言』が僕の心に突き刺さったのです。

 

この一言を機に、

自分の作った太鼓の『音』に責任を持ちたい!

 

よし!太鼓を叩いてみようと、

いよいよ2004年に和太鼓零〜ZERO〜を立ち上げる事になったのです。

 

 

これが、私の

『職人』でありながら『演奏者』になろうと思ったキッカケです。

 

 

そこからですね。

私の人生に『スイッチ』が入ったのは。

 

『太鼓』ってこんなに楽しかったのかって♪( ´▽`)

 

楽しい=好き

 

『好きこそ物の上手なれ』とはよく言ったモノで

どっぷりと太鼓の世界の魅力にハマりながら、

 

これまで感じることができなかった『太鼓』の世界を、

 

『演奏者』『太鼓職人』という両方の立場から

見て、学び、深く感じることができるようになっていきました。

 

〜太鼓は〇〇を伝える楽器〜

 

長年の演奏活動と、和太鼓という伝統を受け継ぐ

『職人』としての仕事を通して、

 

太鼓にとって何より大切なことは

『〇〇』なんだという事に気づいていきました。

 

皆さんも、改めて考えてみて欲しいんです。

太鼓にとって『一番大切な事』なんだと思いますか??

 

 

それは『音』なのです。

 

今でこそ、舞台エンターテイメントやパフォーマンスとして

広く愛用される『楽器』に成長した和太鼓ですが、

 

和太鼓というのは、原点を辿れば『音を伝える楽器』。

 

見た目や形も、もちろん大切ですが

そこに太鼓本来の『音』が宿されていなければ

『人の心を打つ』事はできないのです。

 

〜目に見えない『音』を作るという世界〜

 

心を打つ『音』と、

そうではない『音』がある。

 

何十年、何百年と大切に受け継がれてきた太鼓には

必ず、その『音』が宿っていました。

 

不思議ですね。

太鼓の『音』って目では見ることができないのに、、、

 

それこそが、

私が『太鼓職人』として『演奏者』としての経験を元に、

今回のオンライン研修という形で

 

和太鼓に関わる皆さんのこれからの『太鼓人生』の

少しでもお役に立つことができたらいいなぁ♬

 

と、思ったキッカケです。

 

私も、はじめての挑戦ですので

上手にお伝えできるか不安こそありますが、

 

太鼓が作られるまでの様子や

太鼓の『音』が生まれる仕組みを知る事で

 

私がそうであったように、

これまでとは違った角度で太鼓の事を

知ってもらえたらいいなって思っています(^^♪

 

太鼓の音を共に学ぼう!
『六代目彌市研修セミナー詳細はこちら>>>』

 

実は、先日開講に先駆け

愛知県を拠点に活躍される

和太鼓プロ集団『志多ら』のメンバーさんに

今回の研修プログラムを受けていただきました♬

 


・開講に先駆け、先日プロ和太鼓奏者『志多ら』メンバーさんに研修させていただきました。

 

日々、真摯に『太鼓』と向き合うプロ奏者の方々でさえ、

新しい角度と、気づきがたくさんあり

大変まなび深かったとお声をいただいてます⤵

 

 

皆さんと共に学び、

そしてより豊かな太鼓文化を広げていきたいと思っています♬

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

 

太鼓の音を共に学ぼう!
『六代目彌市研修セミナー詳細はこちら>>>』

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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