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パルテノン宮殿はなぜ?廃墟と化したのか。~伊勢神宮に学ぶ常若(とこわか)の思想~

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

今朝、あるお客様からこんなメッセージいただきました。

 

三浦さんの周りにはいつも「人」だったり「モノ」だったり、

さまざまな「出逢い」がありますね。

 

長引くコロナの影響で、今という時代は大変かもしれませんが

きっと大丈夫です!がんばってくださいm(__)m

 

と、本当に心あたたまるメッセージを頂戴しました。

感謝です。

 

本当にそうだなって。

 

私は、自分で自分のことを「最強の運の持ち主」だなって

常々思ってきたんですが、

 

振り返ってみたら、「その運」というのは

読んで字のごとく、だれかが私の元へ「運んで」きてくれたモノなんですね。

 

本当に感謝しかありません。

 

そんな事、思いながら

今日も、一冊の本と共に、ある方が私にある『言葉』との出会いをくれました。

 

今日は、そんなお話ししてみたいと思います。

 

伊勢神宮に学ぶ常若(とこわか)の思想
~パルテノン宮殿はなぜ?廃墟と化したのか。~

 

早速ですが、みなさん

『常若(とこわか)』という言葉をご存知でしょうか??

 

私も、この本を送ってくださって初めて知った言葉だったのですが

『思想』が深すぎて、カンタンに表現することできないので

私がこの本を読ませてもらって感じたままにお伝えすると、

 

私が思うに、『 永遠はないということ。』

 

この本では、

・伊勢神宮

・パルテノン宮殿

 

この2つの世界的建造物の『長い歴史』から、

なぜ?

 

『パルテノン宮殿』は廃墟と化し、

『伊勢神宮』は今もなお、昔と変わらぬ姿で繁栄しつづけているのか?

 

という観点でとらえて伝えてくれているのですが、

その最大の要因こそが『常若(とこわか)という』思想だと論じられています。

 

ちょっと考えてみてください。

大理石でできた『宮殿』と、

木で建てられた『神宮』

 

どちらが「耐久性」があるか?と問われたら

間違いなく『大理石』と誰もが思うでしょう。

 

しかし、パルテノン宮殿は『廃墟』と化し

伊勢神宮は、今もなお若々しさを保っている。

 

その最大の要因が、

ご存知の通り、1300年もの昔から今もなお、

変わらず行われ続けている20年に一度の『式年遷宮』なのです。

 

神宮は、20年に一度

神殿を新造して、神々を遷すという儀式によって

太古の昔から変わらぬ形を保ちながら、常に若々しい姿を現代に見せてくれている。

 

この『事実』をどう解釈されるかは?

人それぞれと思いますが、

 

私が感じたのは、

時に人は、自分の命や、今目の前にある環境、存在が永遠に変わらないと勘違いしてしまいますが 、実は決してそうではないってこと。

 

・春に種をまき、

・夏に育ち、

・秋に実り、

・冬に枯れる

こうした、自然にサイクルというのは

人も、自然も万物共通のルールなのですね。

 

昔から自然を敬う日本人だったからこそ、

生れた大切な『思想』なのだろうと思いました。

 

今日と言う一日は、永遠ではない。

だからこそ、あらためて今日と言う日に心から感謝することかもですね。

ありがとうございますm(__)m

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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