六代目ブログ

伝統発信ブログ

時代と共に変わってきたこと♬

こんにちは!

太鼓職人であり演奏者♬

 

慶応元年(1865年)創業、三浦太鼓店の

六代目彌市です!

 

「伝統」を守り

「伝統」を創るを理念に、

 

新たな時代に求められる「音作り」を

日々探求しています!

 

【時代と共に変わってきたこと♬】

 

さて、

平成から令和という時代に移ろい

早、3か月。

 

なんだかもうすっかり

令和がなじんで来ていて

平成が過去の記憶になりつつありますね(^^♪

 

 

私は、こういった

時が流れる事や

 

時代が変化することに対して

非常に敏感に日々過ごしてます。

 

なぜかと言うと、

 

慶応元年創業

初代、三浦彌市から

 

令和元年の今に生きる

六代目彌市まで、

 

その時代、その時代の

世の中の環境によって

 

三浦太鼓店の場所も商売も

大きく変化してきたからです。

 

 

今の六供にある三浦太鼓店♬

 

この場所は、

五代目が高校1年生の時に引っ越してきた場所です。

 

実は、

今の六供のお店は

初代からこの場所にいた訳じゃなくて

 

3か所目の店舗なのです♬

 

私もここで生まれ

ここで育ちました。

 

 

歴史をさかのぼってみると

そもそも初代の三浦彌市は

 

岡崎生まれの岡崎育ちではなくて、、、

 

豊田市は【寺部】という地域の生まれ

なのです♬

 

 

ちょうど今の

豊田スタジアムの北側にある集落です。

 

 

豊田は、

今でこそ世界トヨタ!

 

車の街になってますが

 

当時は

岡崎の方が城下町であり人口も多く

 

きっと、商売をはじめるのに

田舎から岡崎の街へと出ていく事を

 

決断されたのだと思います♬

 

胴内に残される初代の銘。

 

 

初代三浦彌市は

【三河國岡崎横町】に店を構えました。

 

 

残念ながら、当時の店構えの

写真や画像が残っておらず

 

どんなお店だったのか、、、

 

私も見たことがありませんが

 

10軒間口の長屋で

それはそれは立派な太鼓屋さんだったと

 

祖母から聞いたことがあります。

 

その後、

横町という町名は

大正6年の市制によって廃止され

【本町】と改名されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【本町】は、今も変わらずありますバス通り、

 

殿橋から国道一号線をわたって北へと進み

康生町を過ぎた辺りの岡崎の中心地です。

 

 

慶応元年に創業し

明治から大正まではこの本町で店を構えました。

 

その後、

大正から昭和へと時代は移ろいますが

 

 

三浦太鼓店も

本町から「八幡町」へと移転します。

 

 

八幡町は五代目が生まれた場所。

 

産まれたばかりの五代目を

八幡町時代の店先でばあちゃんが

 

抱っこしている写真が

かろうじて一枚だけ残されてました♬

 

 

そして、

昭和から平成は

 

現在の六供町♬

 

昭和という時代は、

 

戦争や

伊勢湾台風、三河大地震などの

 

人災、天災の影響もあり

 

祭りごとは縮小、廃止され、、、

 

商売を続ける

環境が非常にきびしかった時代でした。

 

 

だから、

五代目オヤジは

 

太鼓屋で一本で家族を養うことが

できず、、、

 

サラリーマンをしながら

土日の休みを使って

 

かろうじて

三浦太鼓店の「のれん」を

守ってきたのです。

 

 

 

慶応から明治

明治から大正

昭和から平成

 

 

そして、「令和」へと。

 

太鼓屋として

変わらず守り続けた「のれん」はあっても

 

やはり、

時代とともに大きく

三浦太鼓店も変化してきました。

 

わたしは、今

本気で移転をしようと考えてます。

 

 

もちろん、生まれ育った今のお店は

 

誰よりも愛しているし

この場所を離れるのは寂しいし、勇気もいります。

 

でも、

平成という時代がどれだけ

名残惜しくても

 

やっぱり新しい時代が

やってきたように、

 

変化することは

自然の流れなのです。

 

おかげさまで

今では、こんなにも

 

すばらしい仲間と共に

太鼓屋の「のれん」を守ることができています(^^♪

 

この仲間たちと共に、

新しい時代を創っていきたいと思うのです♬

 

世の中に必要とされる「存在」で

ありつづけるための決断です。

 

応援くださいね。

 

今後とも

三浦太鼓店をどうぞよろしくお願いいたします

 

 

令和元年八月吉日
六代目彌市

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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