六代目ブログ
伝統発信ブログ
良い会社の条件。
こんにちは、六代目彌市です♬
昨日、こんな出来事がありました。
三浦太鼓店は職人集団なので、
15時くらいになると、みんな小腹がすきはじめるんですよね( ;∀;)
昨日も、ちょっと小腹すいてきたので
社長みずから近くのコンビニで「団子」を買ってみんなで休憩しようって呼びかけたんです。
そしたら、
メンバーのたくちゃんが
ついでに休憩しながらでいいから、
つぎの企画イベントの事、みんなで共有しない?
そう言って、団子食べながら打ち合わせがはじまりました♬
さて、ここで社長の私は何を思ったか??
「これが私が求めてる理想の組織だな」って思いました。
どういう事かと言うと、
企画の中身がすばらしいとか、
アイデアがみんなからポンポン出てくるとかいう事じゃなくて
社員が自ら考え➡そして行動できる会社
これが、今の私が求めている良い会社の定義です。
まだまだヨチヨチ歩きですが、
昨日のふとしたキッカケというか、自然な流れをみていて実感できたんです。
【良い会社の条件とは?何】
さて、みなさんが求める
良い会社の条件とは?何ですか?
私は、これがとても明確にあります。
正確に言えば、
太鼓屋になって20年が過ぎ、
その時、その時に違った「良い会社の条件(定義)」が自分の中に存在してました。
20歳で、脱サラしてこの道に入った時、
私は幼いころから親父も太鼓も嫌いだったので、
もちろん、太鼓作りも
「楽しい」なんて思えた日は一日もありません。
だから、当時の私にとって良い会社の条件は?
★自分が楽しめること
だったんです。
太鼓屋っぽい事してますが、内心はチャラチャラしてました( ;∀;)
どうしたら?もっと毎日楽しめるかな?
どうしたら?もっと太鼓が好きになれるかな?
そうモンモンとした日々を過ごして行く中で
私は自分自身がつくる太鼓の「音」を知る事から始めてみようと
2004年に和太鼓零~ZERO~を立ち上げたのです。
・自分がつくる太鼓の音を知りたかった。
ご多分に漏れずわたくしもお陰様で、どっぷりとこの太鼓の世界にハマりました(笑)
それまで、仕事はしてたものの
「太鼓」に興味関心がなかった私が、太鼓が大好きに変わっていきました。
そして、自分自身の心の変化とともに変わったのが、
そう、「良い会社の条件(定義)」です。
太鼓が大好きになって、
それまで求め続けてきた、日々「自分自身が仕事を楽しめること」を手に入れた私は
次なる会社の条件を求めるようになりました。
それは、
・喜んでもらえるモノを作る事
チームで活動するようになって、
自分が演奏者側の立場になることで、世の中が求めるモノがリアルに分かるようになり、
最初に作ったのがそう、三六-SABUROKU-大太鼓だったのです。
おかげさまで、この太鼓は
今では、本当にたくさんの方にご愛用いただける太鼓になりました。
そして、太鼓の発展成長とともに、
またまた私が求める会社の条件も変わっていきました。
つぎに、求めたモノ
それは、この会社を「後世に残したい」、、、
という想いです。
どんな商売もそうですが、
特に、われわれのような「伝統産業」の道のりは厳しく
・いくらすばらしい「伝統」
・いくらすばらしい「技術」
があったところで、必ず後世に会社を残せるわけではありません。
でも、そのチャレンジはし続けなければならない、、、
そう想ってやったのが2つのチャレンジ
・法人化(2011年)
・人を雇うこと
だったんです。
このとき、はじめて「正社員」として雇ったのが
先日、勤続10年を迎えてくれた
しろちゃんこと「朝倉慶介」くんでした(^^♪
それまで、家族経営だった三浦太鼓店も
外から人を雇うという「変革」と「挑戦」は大きな勇気が必要でした。
それでも、挑戦できたのは
私自身が求めた「後世に残したい」という想いがあったからです。
そして、またまた
私が求める会社の条件も変わっていきました。
それは、社長の「想い」が伝わる会社であること。
それまでは家族経営でしたからね、
「想いを共有」する必要はなかたのですが、
やはり、外から人を雇う以上、
会社として求めるモノや、目指したい未来を伝える必要がありました。
そこでやったのが、
私の想いを伝えるためのミーティングです。
私の想いを伝えながら、
同時に少しずつ会社の規模が大きくなっていきました。
そして、現在に至ります。
いろんな事を変化しながら今、
私が思う「良い会社の条件」
それこそが、冒頭でお伝えした
「社員が自ら考え➡そして行動できる会社」なのです。
一歩ずつ、
でも確実に私は私が思い描く理想の願いを叶えてきました。
なぜ?それが実現できたのか?と問われたら答えは一つです。
叶うまで諦めなかったから。
多くの人は、うまく行かない事があったり、
目の前の壁が高いと感じると
そこで、あきらめちゃうんです。
それでは悔しいので
私はただただ叶うまで諦めなかった。
それだけの事です。
これからも、きっとたくさんの問題や課題があるし
これからも、きっとこれまで以上に大きな壁が立ちはだかる。
でも、最後まであきらめない。
あきらめる=自分に負けたようで悔しいのです(^^
さて、今日は
五代目オヤジと、母が2回目のコロナワクチンを接種するそうです。
世の中大きく変わってしまい、
この先どうなるか?誰にもわからない時代ですが
そんな時こそ、
自分自身を信じて今日この瞬間できることから一つずつですね。
今日もステキな一日を(^_-)-☆
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