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担ぎ桶太鼓の「音」の作り方♬

こんにちは、六代目彌市です♪( ´▽`)

実は最近、

注文頂いている桶を作りながら

一方で、

いろんな試作品を
作って試してるんです♬

 

どんな感じで試してるかっていうと
こんな感じで試してます♪( ´▽`)


動画再生はこちらから↓↓
http://asia.vivavideo.tv/v/Ia1U0yo/1/?fbclid=IwAR31l5ic90o6LN4K6tY-zKma0d6E1

 

動画で紹介してる
「担ぎ専用桶」の試作品は

あくまでほんの一例でして、、、

 

まだまだたくさんの
桶の試作をチャレンジしてます♬

 

作っては、試して

 

試しては、叩いてみて♬

 

もちろん、しゅん太丸にも

意見を聞きながらひたすら試してます♬

 

で、

こうやっていろいろやってみると
今までは、「作る」ことしかできなかったモノ作りが

 

やっぱり少しずつ変わっていくんですね♬

 

・材質によっての音の違い

・タガの本数によっての音の違い

・塗装の仕方によっての音の違い

・胴の膨らみ方によっての音の違い

 

もっと言うと

 

全く同じ材質で同じカタチに仕上げても

胴の中の削りによっても

やっぱり「音」が違うんだ!

 

ということが少しずつわかってきたんです♬

 

 

こういう事って

やってて面白いんですが♪( ´▽`)

 

でも、

やればやるほど「迷路」に
迷い込んでいく気分になります♪( ´▽`)

 

だって、

そういう「知識」が
自分の中にもし何もなければ、

いちいち、

材料がとか、カタチがとか

削り方がとか、、、、

 

何も考えずに

ただただ「桶」を作ることに
集中できてたかもしれない、、、

 

いろんな「知識」や「経験」が

積み重なるがゆえに「迷う」ってこと

みなさんもきっとありますよね♬

 

それでも、

まだまだ「確信」とまでは

いきませんが、

 

これまでわからなかったことが
少しずつ「わかる」ようになる事で

 

ただの「桶」じゃなくて、

 

自分自分の目指す「音」を
自信もってカタチにできるようになっていくと

思うんです♬

 

ちなみにこれが、

私が修行に行き始めて
師匠と一番最初に作った自分用の桶太鼓です♬

今から2年前の
2018年の1月♬

 

当時は当然、

桶としてちゃんと「カタチ」にできるか??

ただそれだけだったので、

今やっているような「音」の事なんて

全く考えもしなかったので、

 

改めて、

当時自分が作った桶を

今になって「音」という視点で
見てみると

いろんな事がわかってきたんです♬

 

まず、

とにかく重量が「重い!!」

 

材料は今と同じ「杉」で作ったにも
かかわらずとにかく重いんです!

 

測ってみると、

2.85Kgもありました♪( ´▽`)

 

ちなみに、

最新の担ぎ専用として
試作している桶太鼓は、

同じ大きさで

1Kg以上も軽いのです

 

「軽い」という事は、

ただ重さだけの事じゃなくて、

 

それだけ胴を削りこんで
薄くなっているって事です♬

 

当然薄くなれば「軽く」は
なっていくんですが、

その分「強度」は
弱くなります。

 

でも、「強度」は弱くなるんですが

その分、音の「響き」だったり
「深み」が増す事がだんだんわかってきました♬

 

ちなみに、わずか300グラム
軽くしようと思ってもこれだけ山になるほど

削らないといけません♪( ´▽`)

 

大変な作業ですが、

作るたびに新しい「音」の発見が
できて、

ワクワクしながら
試作作りに励んでます♬

 

こういう視点で
モノを捉えていくと、

 

「新商品」なんて
無限に作れると思う。

 

さて、今日も
試作を重ねて

新しい桶づくり、音作り
頑張ります♬

 

今日も素敵な1日を^_−☆

 

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この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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