【「太鼓作り」×「技術」×「人材」】

こんにちは！

太鼓職人であり演奏者であり経営者♬

慶応元年(1865年)創業、三浦太鼓店の

六代目彌市です！

いよいよ4月1日から

新店舗オープンします！！

「伝統」を守り

「伝統」を創るを理念に、

新たな時代になっても

人々に元気や勇気を与えられる「企業」をめざします♬

【これまで三浦太鼓店がやってきた、ただ一つのこと♬】

いよいよ、来週4月1日水曜の正式オープンに向けて

各作業場の引っ越しと、試運転は

おかげさまで順調です！！

太鼓も新しい環境に慣れてきたかな？？　　写真提供：翔くん

このような時代になってしまったので、

特にオープニングイベントなどは

やりませんからね！

ゆっくりと、スロースタートです(^^♪

今、移転にともなって

いろんな方がすでに来てくださっていて

三浦さん、どうして
移転を決意されたのですか？？

と、よく聞いていただきます。

もちろん、

理由はいろいろありますが

最大の理由は

今まで私たちが積み重ねてきた

たった「一つ」の事を

見て感じてもらえる場所を作りたい！

という事です。

では、その一つの事って何？？？

それは、

「技術」です。

これまで

三浦太鼓店は、

失われていく

その「技術」を守るために

「内製化」していったのです。

・太鼓運搬に欠かせないカバーづくり⤴　　　　写真提供：翔くん

今や、三浦太鼓店の

完全主力商品となっている「桶作り」

・今や主力商品の桶作り⤴⤴　　写真提供：翔くん

そして、

木目を活かした塗装や

デザインなど、

こちらも今や三浦太鼓店に
欠かすことができなくなった「塗装」♫

太鼓作り、
音作りに欠かすことができない

そのすべての「技術」を守るために

メンバーがそれぞれ
修行に行きながら「技術」や

大切な「道具」を継承してきました。

・技術と同時に受け継いだ大切な「道具」⤴　　写真提供：翔くん

そうやって、

自分達でできる事が増えていくと

面白い現象が起き始めました。

それまで、

ただ保護することだけが目的だった

太鼓カバーも、

「太鼓を持ち運ぶこと」そのものが

楽しくなるような工夫ができたらいいね！と

たくちゃんがデザイン付きの
キャリーカバーを考案してくれたり、、
・太鼓運搬そのものが楽しくなる工夫♬

太鼓は木目の美しさを表現することは

もちろん大事だけど、

それだけじゃない
新しい可能性を広げたいと、

太鼓にデザイン塗装を
施してくれたり、、

・太鼓のあたらしい可能性⤴

これまでは、「杉材」を
主に使って作られてきた桶胴太鼓を

素材が変われば
当然、音や機能性も変わるのでは？と

それまで
扱ったことがない

まったく新しい材料で
胴づくりを挑戦してくれたり、、、

・これまで使ったことがない材料で新たな音作り♬

「技術」を手に入れることによって

「技術」だけじゃなくって、

私たち一人ひとりの才能が

掛け合わさっていき

「太鼓作り」×「技術」×「人材」

これが、掛け算のように

なっていって、

私ひとりでは想像もできなかったような
新しいモノゴトが

今の三浦太鼓店では
毎日のように生まれています♬

さて、

とんでもない時代になってしまいました。

だれもが私たちと同じように

こうした「想い」を持って

お仕事や活動されていると思うのです。

その「想い」だけで本当に守れるか？

いざ勝負です。

今日もステキな一日を(^_-)-☆

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この記事を書いた人

• 

  三浦 和也（六代目彌市）

  （昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表）
  和太鼓と嫁に年中夢中！
  実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは２４歳の時。
  敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと！４人の息子たちもみんな太鼓打ち！受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。