六代目ブログ

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そのゴミ問題、祭りが解決します。

そのゴミ問題、祭りが解決します。

 

 

 

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

 

今朝の朝礼で、

三浦太鼓店のスタッフの方がこんなお話しシェアしてくれました。

 

———————/

ニュースを見ていたら、

とある地域の「ゴミ問題」がやっていて

 

その地域では、何が問題になっているかというと

とにかく「正しく」分別せずにテキトーに出す人が多すぎて、、

 

回収業者が、回収できな状況になっているとのこと。

 

こまった行政が、

苦肉の策として提案したのが、

 

正しく出さなかった家庭のごみの中身を広げて

「名前」を公表します!

 

というモノ。

 

 

さて、みなさんは

この話を聞いて何を思うでしょうか?

 

もちろん、

私自身も日々の行動はどうだったかな?

 

と、

反省する事はもちろんですが、

 

私はこの話を聞いた時、

正しく出すことができない人に対しての処罰のことでなく、

 

そもそもなぜ?

現代人が正しくゴミを出すことができないのか?

 

そこにとても関心というか、

現代社会が抱える「課題」があるなぁ~と感じたので、

 

今日は、そんなお話しです。

 

 

そのゴミ問題、祭りが解決します。

 

 

ゴミの「分別問題」に課題を抱えるその行政では、

何度も何度も!忠告する回覧を回したり、

 

様々な工夫で伝えてきたけれど、

結果は、どれも変化なしでした。

 

だから、最後の手段として

「名前」を公表する!

 

と至ったわけですが、

私はそれをしたところで改善されないと思うのです。

 

では、

そもそもなぜ?

現代人が正しくゴミを出すことができないのか?

 

それは、関わりの希薄になってしまった社会にこそ

最大の課題があると感じています。

 

自分一人で生きている。

 

ようするに感じてしまう、

そう勘違いできてしまう世の中である!

ということです。

 

他人と関わる事、

地域と関わる事をどこか面倒と感じてしまったり、、、

 

逆に自分一人、

「個」であることに何の違和感もない時代なので

 

自分がしたその行動の先に誰が居て、

何が起こるのか?

 

想像できないのです。

 

例えば、核家族。

 

昔はじいちゃん、ばあちゃんと一緒に暮らすのが当たり前。

 

 

僕は、ありがたいことに、

そんな太鼓屋のばあちゃんの「背中」を見て育ちましたが、

 

ばあちゃんは、毎日毎日

真夏の暑い日も、真冬の雪の日も

庭の草むしりとお花を手入れしているわけです。

 

ばあちゃんがお花好きとか

そういう話ではありません。

 

何のために?

それをしているのか??

 

それは、毎日

仏さまにお供えするためなのです。

 

 

 

子供の頃は、分からなかったけど、

こういうばあちゃんの背中を見て育った私は、

 

大人になってようやく、

ご先祖さまとの『つながり』の先に今の自分が存在していること。

 

その事が理解できるようになったとき、

自然と『感謝』の想いが溢れてきました。

 

 

 

それが、現代社会はどうでしょう??

 

ここ最近の一つの話題に、

『墓じまい』という言葉が話題になってしまう始末です。

 

もちろん

何らかの理由で、そうせざる負えない状況があることはあっても

 

単に、その言葉だけで行動してしまうと

ご先祖様との『つながり』を感じられる機会が少なくなり、、

 

結果→「個」になり、

 

結果、先のごみ問題のような様々な社会課題へと

つながってしまうのでないか??

 

そんな大げさな、、、

 

と思われるかもしれませんが、

私は本気でそう思ってます。

 

関わり合う事、

つながりを意識できる場所。

 

そういうモノがなくなればなくなるほど、

人は「個」になり「わがまま」に生きられるになってしまうのではないでしょうか??

 

ここで、今日のテーマである

———————/

そのゴミ問題、祭りが解決します。

———————/

 

につながって行くのですが、

 

私が、

『祭り』をやる理由です。

 

『祭り』を通して、

人は、さまざまな人との関わり合いの中で、

さまざまな「価値観」を学びます。

 

『祭り』を通して、

人は、その地域に育まれてきたつながりを感じます。

 

 

 

言葉や指示命令ではなく、

 

こうした『体感』を通して学んだ経験は、

自分一人で決して生きている訳でないことを教えてくれるのです。

 


・さまざまなつながりの先に生かされている。

 

 

年齢も、性別も価値観も、、、

 

さまざまな考え方や立場の人たちが関わり合うので

当然日々、いろんな『問題』が起きてき行き、

 

時に、そういう『問題』に

振り回されてしまうこともあるかもしれませんが、

 

それも含めて、

互いに生かされていることを学び合う事ができる場所。

 

それが、『祭り』だと思っています。

 

ゴミ問題から

すっかりスケールの大きな話になってしまいました(笑)

 

でも、本当でそう思うのです。

 

今日は、たとえ話として

分かりやすく『祭り』と言いましたが、

何も『祭り』に限定しているわけでなく、

 

三浦太鼓店ではもう少し広い意味を込めて

『コトづくり』と呼んで実践しています。

 

 

 

受け継いだ「オトづくり」を軸に始まり、

つながっていった我々の目指す「ビジョン」。

 

そんな、目指す「ビジョン」を

分かりやすく1分のショート動画でも表現しているので

 

よろしければこちらもぜひ!!

ショート動画はこちら↓↓↓

 

 

ゴミを出しても、

その先は自分には無関係だから関係ない。

 

そういう『無関心』な人を増やすのではなく、

人と人、人と自然の関わり合いの中で、

 

「つながる」ことの大切さを育んでいくこと。

 

 

そして、

どうせ『つながり』を作るなら!

 

我々のアイデンティティや、

日本文化、生まれた地域に関係するコト!がいいな!

 

そう思いながら、

人と人とがつながれる場所を育んでいます♪

 

 

さて!

そんな我々次回の「コトづくり」は、

 

しめ縄&餅つき大会!!

 

 

 

しめ縄は予約制でお一人3000円

餅つきは!無料で食べ放題です( ;∀;)

しめ縄&餅つき大会詳細はこちら>>>

 

 

ご家族、お子さん、ご友人!

お気軽にお誘いご参加くださいね。

 

お待ちしています!

 

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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