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なぜ?平林さんを採用しようと思ったのか?

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!

先日の私のFacebook投稿で
みなさんから大きな反響をたくさんいただいた

今年から三浦太鼓店の『桶胴づくり』部門にて
大きな戦力となってくださっている

『三河仏壇伝統工芸士』
平林さんが、

 

桶太鼓の板を一枚一板を削る音♪

あまりに心地よい音なのでぜひ!聞いてほしい↓↓

 

 

 

長年、カンナ(道具)を握り続けて来られた
『その手』は、

 

もはや、『手』そのもが道具のようである。

 


・長年カンナを握り続けてきた手。


・それゆえに大きく曲がった親指。

 

御年82歳。

 

三浦太鼓店では、これまで

『伝統』を後世につなげるべく取り組みとして
『若手』を積極的に採用してきましたが、

 

このタイミングでなぜ?

82歳の大ベテランを採用しようと思ったのか?

 

もちろんその研ぎ澄まされた「技術」を活かしたい!

それも、真実ですが、

 

実は、ここには

もう一つ私の大切な『想い』があったので、

 

今日はそのこと
みなさんにお話ししたいと思いますm(__)m

 

私がなぜ?
平林さん(大ベテラン)を採用したのか?


・私がなぜ?平林さん(大ベテラン)を採用したのか?

そこには、大きな『理由』が2つありました。

 

1つ目は、

 

ご存じの方も多いと思いますが

私は、五人兄弟次男坊としてこの世に生を授かりました。


・5人兄弟の次男坊。

兄貴とは、1歳違いの『年子(としご)』で

さらに、3つ下には弟

 

そんな幼少期だったので、

兄や弟に挟まれて育った私の幼い頃は、

 

五代目である父や母というよりも

先代の太鼓屋だった

じいちゃんとばあちゃんに育ててもらった、、、

 

そんな幼少期でした。

 


・幼少期、良く世話をしてくれた先代のじいちゃんとばあちゃん。

 

現代社会では、多くの家庭が『核家族』だと思いますが

私には昔から、じいちゃん!ばあちゃん!が常に身近な存在で、

 

いつも、
じいちゃん、ばあちゃんの「背中」を見て育った私にとっては、

 

きっと、そういう

じいちゃんばあちゃん的な『存在』が身近にいてくれることで

 

私に大きな『安心感』を与えてくれているんですね(^^)。

 


・じいちゃん、ばあちゃんの背中を見て育った私。

 

 

そして、2つ目の理由。

これが最も大切な理由です。

 

そんな私をこれまでその大きな背中で育んでくれた「偉大な先人」たち。

 

じいちゃん、ばあちゃん以外にも

私のこれまでの「人生」を豊かにしてくれたのは、

 

そんな先人たちからもらった「宝物」があったからこそなんです。

 


・私の人生を豊かにしてくれた偉大な先人たち。

 


・彼らからいただいた、たくさんの宝モノ。

 

 

でも、残念ながら、、、

 

そんな偉大な先人たちは、

今は、みんなお空へ行ってしまいました。

 

 

これまで人生。

いただくばかりいただいて、

 

今度はようやく返す番!

 

そう思っても、返したいそのお相手は

みんな遠いお空の上なのです。

 

 

 

だから、

これは私の勝手な想いなんです。

 

平林さんを通して、

返すことができなかった『ご恩』を返させてもらっている。

 

これこそが、

本当の理由なのです。

 


・平林さんを通して受けたご恩を返したい。

 

 

そう考えると、

人生ってやっぱり「つながっている」なぁって感じます。

 

偉大な先人たちに感謝して。

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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