六代目ブログ

修理・張替

伝統発信ブログ

看板の思い出。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

昨日、昭和世代の私がこよなく愛する
それはそれは、懐かしいアーティストの曲を聴いて
想いに浸っていました♪

みなさんも経験あると思いますが、
「音楽」って本当に不思議なモノで、

そのメロディ♪
そのフレーズが流れた瞬間、、

 

時の流れそのものが「あの頃」
フラッシュバックする。

 

そんなことありますよね。

 

いや~、想いに浸れる
本当に素敵な時間でした♪

 

「思い出」ってやっぱり大事だし、

「思い出」っていいなぁ~って思っていたら

 

ふと、懐かしい旧三浦太鼓店時代の「看板」のこと

お話ししたくなっちゃったので、、、

 

今日は、そのことお話したいなって思います(^^)

 

 

旧店舗「看板」の思い出。

 

この一枚の写真。

実はこれ、

三浦太鼓店の新店舗への移転がとうとう決まった時、

当時の写真みんなで
店舗前で撮影した「記念写真」です。

 

いつも、集合写真撮影するときは、

顔がよく見えるように!

 

と、

ここまで「建物」を入れて撮ることは
あまりなかったんですが、、、

 

まだ実際の引っ越しまでは

一年以上先ではあったものの、、、

 

この時ばかりは、

長年三浦太鼓店を見守り続けてきてくれた「看板」も一緒に!

 

と、

撮影したのです(^^♪

 

 

そこから、一年が経ち

いよいよ新店舗への引っ越しが本格的に動き出しても

 

この「看板」を引っ越すのはすべての

引っ越し作業が終わってからにしよう、、、

 

そう決めていました。

 

 

 

 

それでも、その時はやってくる。

 

長年旧店舗を見守り続けてきてくれた看板も

いよいよ、その時が訪れます。

 

 

 

五代目親父と、

名残り惜しむように何度も何度も「記念撮影」をしました(^^♪

 

 

 

そして、とうとう外された

その『看板』を見て私はこのとき、

 

いろんな『想い』を巡らせておりましたm(__)m

 

 

 

『看板』ってただの見てもらうための広告ではないんです。

 

看板の「看」の字は「みる」という意味の文字。

 

「みる」には、他にも「看」と同じように「観」という字があります。

 

同じ読み、発音ですが
「看板」の看の字はなぜ?この字が使われているのか??

 

みなさんご存じでしたか?

 

 

もともとこの「看る」という字の語源は、

 

———————/

手をあてて、よく見る

———————/

 

看護や看病などで使われている通り、

人に対しての「思いやり」「もてなし」の心を表す漢字なのです。

 

 

だから、

「看板」はただの広告や宣伝のためのモノでなく、

 

そこには、

「いらっしゃいませ」

「ようこそお越しくださいました」

 

というおもてなしの心

 

地域をその会社自身を「見守る」大切な役割があるんです。

 

 

 

 

だからこそ、

私は、長年にわたってこの地域と

三浦太鼓店を見守り続けてきてくれたこの大切な大切な看板

 

新店舗の「柱」の中心に掲げて、

これまでのように「見守ってもらえる」ようにしたんです(^^♪

 

 

 

 

 

実はこの看板さらに物語りがありまして、、、

 

この「手書き」の看板、

今回の移転でお手伝いくださった地元岡崎の

内藤看板屋さんのおじいちゃんが、

若かれしころに「手書き」で書いてくださったモノ。

 

もちろん、もうそのおじいちゃんはお空の上ですが、

 

今回お手伝いくださったのが

何を隠そう、その内藤さんおじいちゃんの

 

息子さんとお孫さんだったんです。


・おじいちゃん作の看板を息子さんお孫さんの手で。

 

今日は、そんな三浦太鼓店の
看板にまつわる「思い出」話しでした(^^

 

 

みなさんにはどんな素敵な「思い出」ありますか?

 

想いに浸って思い起こせるような

そんな「思い出」って

人生を豊かにしてくれますね♪

 

だから、時々思い出してあげてください。

そして、私にも

みなさんの素敵な思い出話し聞かせてください(^^♪

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

 

追伸。

これは新店舗の看板♪
もちろん内藤看板屋さんのお孫さんが設置してくれました。

 

これからも新天地を見守り

そして、

お客様をおもてなす心
お出迎えさせていただきます♪

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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