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何をしてるかは分かっていても、 何のためにしているかは意外と分からない。

世の中には、

・何をしているかは分かっていても

それを、

・何のため(なぜ)しているか?

 

これは、意外と分からずにやっていること多い、、、

 

そう言われています。

 

 

例えば、

 

車を作る会社であれば

車を作ることは分かっていても、

それを何のため?に作っているのか?

 

我々は「太鼓」を作る会社ですが、

そもそも何のため?に太鼓を作り続けているのか??

 

この何のため?というのが

企業であればその企業が社会に存在する理由を掲げた

いわゆる「経営理念」とか「企業理念」というやつかもしれません。

 

さて、あなたに質問です。

 

———————/

今、あなたはそれを『何のため(なぜ)』やっている?

もしくは、やろうとしているのでしょうか??

———————/

 

この考え方、実は

アメリカ人のサイモン・シネックさんという方が

『ゴールデンサークル理論』として2009年に発表され、

 

全世界youtubeで数千万回も再生されているので

ご存じの方も多いはず。

 

サイモン・シネック氏は言います。

この『何のために(なぜ?)』が何より大事なんだと。

 

 

なぜ?今日は突然こんなお話しをしようと思ったかというと、

おかげ様で、三浦太鼓店は常にこの『何のため』が存在し、

 

それを常に、日々のやるべきことの『ど真ん中(核)』に据えながら行動できたことで、着実に未来が開かれてきました。

 

もし、今やりたいことやるべきことは分かっていても

それが人生の何のためになるのか?

 

迷ったり、悩んだりされているのであれば、

今日のお話しが少しでもお役に立つことができればと思いお話しさせていただきたいと思います♪

 

何をしてるかは分かっていても、
何のためにしているかは意外と分からない。

 

さっそくですが、

我々三浦太鼓店にも「経営理念」があります。

 

 

 

———————/

伝統を守り、伝統を創る

我々は「活きた和太鼓の音を届けます」

———————/

 

1865年(慶応元年創業)

先祖代々、日本の「伝統楽器」である和太鼓の製造を営んできましたので

その大切な「伝統を守る」こと、そして未来につなげること

 

これは、我々のやるべき大切なお仕事です。

 

それが冒頭の

———————/

伝統を守り、伝統を創る

———————/

 

という言葉に表されています。

 

おそらく、我々のような

伝統を守る企業では、同じような「理念」を掲げられている企業さん

あるかな?と思うのですが、

 

我々は、この言葉だけでは

何をやるべきかは理解できても、

 

じゃあそれは

何のために?やっているのか、、、、

 

そう問われたとき

きっと返せる言葉が見つからない気がするのです。

 

だから実は我々にとって、

大切なメッセージはそのあとに書かれた

 

———————/

我々は「活きた和太鼓の音を届けます」

———————/

 

この一行に「何のため」が集約されているのです。

 

 

太鼓の音というのは目で見ることはできません。

 

 

「活きた音」というのは、言い換えるなら

———————/

人の心に響く音

———————/

 

のことです。

 

太鼓の音というのは決して、

「目」で見ることはできませんが、

 

確かに「人の心に響く音」があることを、

私たちはありがたいことに受け継がれた先人たちの「知恵」の中から教えてもらう事ができたのです。

 


・受け継がれてきた歴史の中に今を生きるヒントがあった。

 

 

「太鼓」という単なるモノを作ることではなく、

「人の心を響かせるモノ」を作るということ。

 

これこそが

我々が「何のため」に太鼓を作り続けるのか?という理由そのもの。

 

その事に気づかせてもらえてから、

我々のやるべきことはただ一つ。

 

人の心を響かるモノづくりのために必要な

———————/
・技術を受け継ぎ守るコト
———————/

だったり、、


・技術を受け継ぎ守るコト

 

 

———————/
・素材を大切にするコト
———————/

だったり、、


・素材を大切にするコト

 

 

———————/
・後継者を育てるコト
———————/

だったり、、

 

 

 

そうやって、

何のために?を常に中心に据えながら行動し続けてきたことで

 

ありがたいことに

人が育ち、場所が育まれてきて今の三浦太鼓店があるのです。

 

 

おかげ様で、約20年かけて

ようやくその土台作りが完成してまいりました。

 

だから、ここからは

やっぱり同じく

———————/

人の心を響かせるモノづくり

———————/

 

を中心に据えながら、

今度は、地域・社会へと貢献できるような企業を目指していきたいと思っています。

 

 

 

 

最後に。

———————/
何のため?
———————/

が、もしまだ見つかっていないのであれば

 

私から、見つけられるヒントを2つプレゼントして
今日のお話し終わりにしたいと思います♪

 

1つ目は、
———————/
・立ち止まり、振り返ってみる。
———————/

 

長く続ければ続けるほど、
人はそもそも「何のため?」にそれをやってきたのか?

自分自身で始めたにも関わらず、
分からなくなってしまう事、私にもあります。

 

そんな時は、いったん立ち止ること!

そして、もう一つ大切なことは

 

立ち止まったついでに

「振り返ってみる」ことなんです。

 

我々、「伝統」を受け継ぐお仕事を通して常に感じてきたのが、

答えっていつも「過去」にあったんです。


・答えはいつでも過去ある。

 

 

変化の激しい未来を生き抜くヒントは、

漠然とした未来に不安を抱くのではなく、

 

自身の歩まれてきた「過去」を振り返るコトで

未来を生きるヒントが必ずあります。

 

2つ目は、

———————/
・一番、近くにいる人から与える
———————/

 

何のため?って聞かれたとき

それが世のため、人のためになっていないとダメなのか?

 

そう思われがち。

 

もちろん、そうであるに越したことはないのですが、

 

それは、結果的にそうなっていくだけのことであって

何より大切なことは、

 

まず、一番身近な人から与えるということなんです。

 

あなたにとって、一番身近な人

それは、

・家族かもしれないし

・友人かもしれないし

・上司、社長かもしれないし

・あなた自身かもしれない

 

 

 

我々も、そうなんです。

 

「人の心を響かせる」ために何より大切なことは

一番身近な存在に与えるコト。

 

私たち、三浦太鼓店にとって

一番身近な存在というのは、

 

そう!

目の前の太鼓そのモノ。

 

我々自身が生み出す、太鼓が豊かな響きを生み出してくれるからこそ!

 

その豊かな響きの輪が、

人々や社会と共鳴しつながっていくんです。

 

 

目の前にある一番大切な「太鼓」という存在を響かせ続けられたからこそ、今があり未来につながっているのです。

 

というわけで、

道に迷った時こそ振り返ってみよう。

 

そもそも、私たち自身

この世に生まれる意味(何のため)を
自分自身で決めて生まれてきていると言われます。

 

答えは意外と一番近くにあるものかもね。

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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