会社(個人)は何のために？存在しているのか。

こんにちは、六代目彌市です。

先日、

ある社員から突然、社長相談があります、、、

と、、、、

リーダーなら

誰しもこういう経験、一度は二度あると思いますが、

大抵の「相談ごと」って、

ポジティブな内容ではないことの方が多いのは、

すでに、ご察しの通りですm(__)m

今回の、私に対する『相談ごと』も、

やはり本人の中で「働く」ことに対しての

様々な「迷い」を抱えていることが、とても理解できました。

さて、

あなたがリーダーだったら、、

こんな相談にどうお返事をするでしょうか？？

相談してくれた本人にとっても、

三浦太鼓店にとっても、

その後の人生を左右する

大切な決断なので、

私も、浅はかな返事はできないと

真剣に考え、こう伝えました。

———————/

あなたの中に「迷い」や「不安」があること、

それはとても理解できました。

ただ、「理解」はできても

それはあなた「自身」の人生なので、

私が判断できる事でも、

私が決断できる事でもありません。

その上で、唯一

明確に伝えられることは、

三浦太鼓店に存在するすべての社員は、

何のために存在しているか？？

ということ。

三浦太鼓店と共に、今

存在してくれているすべての社員は、

『理念の実現のため』に存在しているのです。

・我々三浦太鼓店が掲げる『理念』。

その『理念』に共感し、

その『理念』のために自分もチカラになりたい、、、

そう思えるなら、

引き続き力を貸してほしい。

———————/

そう伝えました。

さて、今日のお話しは

単純に、こんな相談されましたので、

こうお返事しました、、、、

というお話しではありません。

———————/

・そもそも、『個人』は何のために存在しているのか？

・そもそも、『企業』は何のために存在しているのか？

———————/

その『軸』がブレてしまうから、

誤った判断になってしまったり、

そもそもその『軸』そのものが

存在していないから、、

あるところまで行くと、途端に何を大切にしたら良いのか？

分からなくなってしまうんです。

あなたが、もし社長やリーダーや、社員という立場だったとして、

企業や個人は『理念の実現のため』に存在していると言い切ることができるでしょうか？？

おかげ様で、

私は、これだけはハッキリと言い切ることができるのです。

三浦太鼓店は『理念の実現のため』に存在している！

・我々は理念の実現のために存在している。

なぜ？

そう言い切れるのか？？

それは、

自分たちが掲げている『理念』が机上の空論ではなく、

心の底からそれを『実現』したい未来である！

そう思えているからです。

理念を実現した先に、世界は豊かになり

すなわち、

理念を実現した先に、我々も豊かになる。

———————/
言うが易し、行うは難し！
———————/

それは、十分わかっていますが、

それでも、我々が信念を持ち

ブレずにそう言い切ることができるのは、

『和太鼓』という楽器が、

『伝統』の楽器であるからこそなのです。

・『和太鼓』が日本の伝統楽器だからこそ。

和太鼓は、日本の『伝統』の楽器。

それは、私があえて言わずとも

ご存知のとおりです。

では、改めて聞いてみたいと思います。

その私たちが口にする、

『伝統』とは？何でしょうか？？？

あなたがもし、伝統とは何？？

そう聞かれたら、何と答えられるでしょうか？？

伝統とは？？

太鼓に限らず、

さまざまなシーンで我々は『伝統、伝統、、』と

口にすることがあると思います。

では、

その伝統とは？？

哲学的な難しい問いではなく、

みなさんすでに知っての通り、、

———————/

伝統とは、

『受け継がれてきたモノ』。

———————/

・伝統とは受け継がれてきたモノ。

ここで、一つ大切なポイントがあります。

受け継がれてきたモノ＝伝統

これは、みなさんご存じの通り。

でも、

本当に大切なコトは、

受け継がれていくモノには必ず『理由』がある！ということ。

言い換えるなら、

『理由』があるからこそ、大切に受け継がれ

それが、1年、10年50年と変わらず大切にされてきたからこそ！

今日まで受け継がれている。

だから結果として残され、

『伝統』と呼べるだけなのです。

我々は、本当に運が良い事に、

本業のど真ん中が、その『伝統』を扱うお仕事。

だからこそ、

・何を実現すれば大切にされ、

・何を実現すれば受け継がれ、

・何を実現すれば残されていくのか、、、

その明確な答えを、

与えてもらえているのです。

だからこそ、

我々にとって『理念の実現』とは、

単なる机上の空論でも、スローガンでもなく

『存在理由そのもの』と断言できるのです。

さて、

あなたの会社は何のために存在していますか？

さて、

あなた自身は何のために働いていますか？？

160周年を迎え、

我々は受け継いだ大切な理念を軸に、

あらたな『想い』と共に、

次なる世代へと受け継いで行こう！と

いま、新たな歩みを重ねようとしています♪

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

この記事を書いた人

• 

  三浦 和也（六代目彌市）

  （昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表）
  和太鼓と嫁に年中夢中！
  実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは２４歳の時。
  敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと！４人の息子たちもみんな太鼓打ち！受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。