六代目ブログ

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ただいま4か月待ち！お待たせしてすみませんm(__)m桶太鼓の納期について

三浦和也（六代目彌市）｜ 2023.06.25

ここ最近、

大変ありがたいことに「桶太鼓」の「納期」について

多くのお客様よりお問合せいただいておりますが、

現在、桶太鼓の納期は

約4か月ほどいただいている状況ですm(__)m

・順番に完成を待つ桶太鼓たち。

お客様によっては、当然

えー！？

そんなにお時間かかるのですか！？

と、、、

大変驚かれるのですが、

今日は、なぜ？

製作に4か月もかかってしまうのか？

2つの要因お話ししたいとおもいますm(__)m

1つ目の要因。
～コロナパンデミック～

ご存じ、2020年より世界を席巻させた「新型コロナパンデミック」。

世界中の人たちが、

このパンデミックによって多大なる影響を受けてまいりましたが、

我々、和太鼓作りという「祭り」「エンターテイメント」を扱う事業として

当然大きな影響を受けてまいりました。

正直申し上げまして、

現在4か月お待ちいただいている桶太鼓ですが、

一時は、完全に受注が「ゼロ」にまでなってしまったのですm(__)m

あの当時、世の中は

「コロナ感染」の不安の渦中にありましたが、

我々、事業主にとってはコロナ感染の不安よりも、

会社の存続、維持、従業員の雇用を守れるのか？

そんな不安の方が圧倒的に大きかったんです。

人間、窮地に追い込まれると

あとは「開き直る」しかない！

そういう強い人もいるかもしれませんが、

あの時の私は開き直るどころか、、、

情けないことに世の中の大きな渦に完全に飲み込まれておりました(涙)

それでも、最後は神様がいてくれたのか？

3年という長きに渡るコロナとの戦いも

ようやく終わりが見える「希望の光」が見えたとき、

これまでの3年の振り払うかのように動き出し、

滞っていた流れが一気に息を吹き返すかのごとく

今度は、ありがたいことに

太鼓のご依頼が一気に重なっていったのですm(__)m

2つ目の要因。
～受注オーダー手作りによる一貫生産～

我々、三浦太鼓店は先祖代々160年

様々な太鼓づくりの「伝統」を受け継いでまいりました。

その受け継いだ「伝統」の中で、

我々が何より大切にし、何よりこだわり続けていること

それが、「活きた音づくり」なのです♪

「音」というのは目に見ることは決してできませんが、

私たちは、「人の心に響く本当の音」があることを

受け継いだ伝統の中から教えてもらう事ができたのです。

それを「活きた音」と表現し、呼んでいるのです。

・人の心に響く音がある。

その「唯一無二」こだわる音を生み出すため、

・素材をこの目で選ぶこと

・素材を守ること

・技術を継承すること

・技術を守ること

一切の妥協もせずこれまで取り組んでまいりました。

・素材選びから自らの目で見て確かめて。

こうした、手間ひまを惜しまず

どれだけ時間がかかろうが、決して効率化を求めないのは、

何度も言いますが、

それが我々が代々受け継いできた

「音づくり」に欠かすことができない大切なことだからなのです。

さらに、我々は

その受け継いだ音作りをベースに、

今度は、一人ひとり使われる「演奏者」に合わせた

カタチにこだわることで、

・その人に最適な音

・その人に最適なカタチ

を生み出してまいりました。

その為、作り置きせず、

その人に合ったカタチを作るために「受注生産」にという形式を採用しているので必然と「製作期間」も長くなってしまうのです。

人の心に響くおとがある。

我々が信じる唯一無二の音作りについては

真実の物語りとして
書き残しておりますので、

こちらも合わせて読んでいただけましたらうれしいです

真実の物語りはこちらから＞＞＞

これからも、

大切なことだけは見失わず

社員一同精進してまいります。

今日は、桶太鼓の「納期」についてお話しさせていただきましたm(__)m

いつも、ご理解いただき心から感謝申し上げます。

令和五年六月吉日
㈱三浦太鼓店/三浦彌市商店
六代目彌市

この記事を書いた人

三浦和也（六代目彌市）

（昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表）
和太鼓と嫁に年中夢中！
実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは２４歳の時。
敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと！４人の息子たちもみんな太鼓打ち！受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。