六代目ブログ

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伝統発信ブログ

活きた(生きた)オト。

活きた(生きた)オト

 

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

 

ここ最近の私が大切にしている活動の中に

「太鼓の楽校」~次世代に贈る知恵~という取り組みがあります。♬

 

その主たる目的は、

私自身がこの日本の「和太鼓」という伝統文化を通して、

 

また、三浦太鼓店の六代目彌市として与えていただいた

先人たちからの貴重な貴重な「知恵のバトン!」を後世へと贈る活動なのです♪


・先人たちから頂いた大切なバトンを後世へと、、、

 

 

 

内容は、太鼓づくりや先人たちの知恵のお話し

さらに、実際に太鼓づくりで使われる「道具」「素材」を持ち込んで、

 

五感を通してその「音が生まれる瞬間」というのを体感いただくというモノ♬


・五感を通してその「音が生まれる瞬間」というのを体感いただく♬

 

 

参加されるみなさんの「反応」はとても新鮮で、

 

それまで実際に太鼓を長年叩かれていたり、

また、お祭りの「音」を聴いて育ったりしているものの

 

じゃあ、そんな身近な「太鼓」が

どうやって作られて、どんなふうに「音」が生まれるのか?

 

当然のことながらご存じないのです。

 

 

一説では、

アナログ楽器の音としては「世界一」大きな音が出せる楽器とも言われる

 

そんな和太鼓ですが、

 

素材を突き詰めてみたら、

「皮」「胴」というたった2つの素材でしかないわけで、、、


「皮」「胴」というたった2つの素材から生まれる音♪

 

 

さて、みなさんに質問です。

 

そんなたった2つの「胴」と「皮」で作られる太鼓。

一体どうやってその「音」は生まれるのでしょうか??

 

 

 

いくら素材がよくても胴だけの状態で叩いてたところで、

それは「木材」を叩く音でしかありませんし、

 

「皮」だけ叩いたところで、

やはりそれは太鼓の音ではなく、ただの打撃音でしかありません。

 

『太鼓の楽校講座』では、

そんな別々の素材である「胴」と「皮」から実際に

「音が生まれる瞬間♬」を体感いただくのです(^^♪

 

さて、あらためて

一体どうやってその「音」は生まれるのでしょうか??

 

 

今日は、特別に答えを教えちゃいます。

 

それは、

「皮」と「胴」という2つの素材が「つながった瞬間」にその音は生まれるのです。

 


・つながる瞬間に豊かな響きが生まれる♬

 

 

我々は、

そのつながった「音」のことを「活きた(生きた)オト」と表現し

守るべき大切な理念として掲げています。


・活きた(生きた)オトとは「つながった音」。

 

 

「共鳴」とか「共感」という言葉がありますが、

 

いずれも、モノ同士だったり、人と人だったり、

何かと何かが繋がった瞬間に生まれるモノのことを言うと思います。

 

目に見えるモノではないので、

感じるコトしかできませんが、

 

目に見えないから「存在」しないのではなく、

目に見えない「存在」から、我々はたくさんのモノを与えられているのです。

 

 

講演を聴いていただいたからから、たまに

三浦さんの言う「いきたオト」ってどんな音なのでしょうか?

 

そんなご質問をいただくのですが、

 

それは、

一言で言えば「つながった音」

 

心と心がつながっていれば、人間関係も豊かになるし

人と自然がつながっていれば、宇宙も豊かになる。

 

そうやって互いに豊かに「共鳴」しあった先に、

生まれる「響き」

 

それをつくるのコトこそが!

今の、我々三浦太鼓店の使命です。

 

 

 

さて!

 

今月は秋のお祭りイベントシーズン!

 

活動20周年yearの「和太鼓零~ZERO~」

昔のようにバリバリ!公演活動とはいきませんが、

 

お招きいただいている

地元地域のお祭りを中心に楽しく演奏させていただいてます♪

 

今日は豊田東山自治区の秋祭りへ!

 


・久しぶりに、こんなステージ公演も企画したいな♪

 

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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