六代目ブログ

修理・張替

伝統発信ブログ

つながりの先にあるモノ。

 

こんにちは、六代目彌市です♪

例年より早い梅雨明けにより、

 

本格的な暑さがやって参りましたが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか??

 

私の今年は、

お陰さまでこの半年、

 

大きな仕事、新たな挑戦など、、、

身も心も酷使してきたので、

 

さすがの私も、

ちょっぴりお疲れモードです♪( ´▽`)

 

そんな疲れた身体を元気にするために!

 

皆さんは、

どんな方法で「元気」を取り戻されていますか??

 

 

そんなことを考えながら、

今日はブログを書いていると、

 

ふと、

先日「基調講演」の講師として登壇させていただいた

秋田県から講演の感想アンケートが届いたのです♬

 


・ご縁をいただき、先月秋田県大館市で基調講演♬

 

 

私の経験やお話しが、

遠く秋田の方々の心に、一体どんな風に届いたのか??

 

毎回、講演の前日は緊張で眠れなくなるほど

全力投球でメッセージさせていただいているので、

 

ちゃんと私の「想い」は届いたのか??

届けたい!伝えたい!と想いが強くなればなるほど、不安になるんです。

 

今日はせっかくいただいたので!

アンケートの一部ですがご紹介させていただきます♬

 

アンケート/声—————————/

近年は受け継ぐ人がいないという理由で
「伝統」が受け継がれないケースは少なくない。

今回の基調講演ではそんな伝統を引き継ぎ、
時代にコミットしたカタチに進化させた
最も理想的なお話を聞けて、まさに「貴重講演」でした。

—————————/

三浦さんのお話し、
太鼓の音、心に響きました!

楽しい時間、
心が洗われるような時間ありがとうございます。

—————————/

三浦さんのお話しが印象に残りました。
受け継がれるモノには必ず理由があるし、
太鼓には人の心を響かせる音があることを学びました。

—————————/

 

こうした参加者の方々からの「声」というのは、

涙が出るほど嬉しいです( ;∀;)

 

そして、皆さんから

届いた「声」を読んでいると、

 

みるみる、

疲れた私の心が「元気」になって行くのを感じたのです♬

 

あれ!?

 

さっきまであんなに心が疲れているって感じてたのに、

どうして、急に「元気」になったんだろう??

 

 

今日は、

私自身の心と向き合った時、気づいた感情。

———————/

・人は、どんな時に元気をもらい

・人は、どんな時に勇気が湧いてきて

・人は、どんな時に一歩進めるのか?

———————/

そんなお話ししたいと思います♬

 

つながりの先にあるモノ。

 

私は、太鼓職人です。

 

そんな私の「太鼓づくり」のことで

お伝えさせてもらっているのが、

 

「太鼓作り」というのは、

「モノ作り」ではなく「オト作り」だということ。

 


・「太鼓作り」は「オト作り」

 

「オト作り」と聞くと、

急に職人ポイ話で難しそうに感じられるかもしれませんが、

 

決して、難しい話をしたいわけじゃありません!

 

太鼓というのは、

電子機器を通さない「アナログ楽器」としては

世界一大きな音が出る楽器と言われていますが、

 

その「オト」が生まれる仕組みは

とってもシンプルで、

 

「皮」「胴」という

たった2つの素材しかないのです。

 


・「皮」と「胴」という、たった2つの素材から音が生まれる。

 

では、

 

複雑な電気回路を必要とせず、

「皮」「胴」という、

たった2つ素材のアナログ楽器から

 

一体、どうやったら

あんな「デカい音」が生まれるのでしょうか??

 

今日は、

特別にその答えを教えて差し上げます♪

 

それは、

「皮」「胴」

 

元々は別々だったモノたちが、

一つに繋がった瞬間に音は生まれるです。


・別々だったモノ同士が、一つにつながった瞬間に音は生まれる。

 

 

今日の、メッセージで

一番大切なメッセージなので、

 

もう一度言います。

———————/

元々は別々だったモノたちが、

一つに繋がった瞬間に音は生まれるです。

———————/

 

私は、太鼓職人として

このことが深く理解できるようになってから、、

実は、分かってしまったことがあるんです。

 

それは、

これは決して「太鼓」に限った話しではないということ。

 

元は別々だった「皮」「胴」という素材が、

一つに繋がった瞬間に豊かな「響き」を生むのであれば、

 

それは、

この世に存在するあらゆるモノゴトも同じではないか?

ということ。

 

例えば、

 

もし、

あなたが好きな人がいたとして、、、

 

その好きな人と、

自分の想いが繋がったとしたら

 

それは、

まさに「他人」「自分」!

 

互いに違ったモノ同士の心が

一つに繋がった瞬間、そこに「幸福」は誕生する。

 

世の中、そんなカンタンに

「両想い」になれないから苦しむのですけどね(笑)

 

 

これも、

本当に面白い話しなのですが、

 

太鼓の音も、

実は、全てが一つにつながる訳じゃないのです。

 

時々、

———————/

・この太鼓の音ってなんか変だなぁ〜

・この太鼓の音ってなんか違和感あるなぁ〜

———————/

そう感じる太鼓に出会うことがあります。

 

これは、

誰もが自然に感じられる感覚なので、

一度はこんな感覚を覚えたことあるはずです。

———————/

・あの人と話してると何か違和感を感じるなぁ〜

・そうは言ってるけど、本心は違う気がするなぁ〜

———————/

 

太鼓の音も、人の心も

人は、そこにある「違和感」を感じることができるのです。

 

では、この時一体、

何が起きているのでしょうか?

人は何を「違和感」と感じるのでしょうか?

 

それは、

———————/

人は「繋がってないモノ」には、

「違和感」を感じる本能があるのです。

———————/

 

話しが、だいぶ

膨らんでしまいましたが(笑)、、、

 

何が伝えたかと言うと

———————/

一つに繋がったモノからは豊かさが生まれ、

繋がらないモノからは「違和感」や反発しか生まれない。

———————/

 

ということ。

 

冒頭でお話しした、

秋田から届いた講演のアンケート。

 

私の伝えたい、

届けたいという「想い」と、

 

それを聞いてくださった方々の

「心」とつながった瞬間、

 

豊かさを感じて元気を

もらうことができたんです。

 

そう考えると、

つながるって、決して一方通行じゃなくて、

お互いに「共鳴」しているってことですね。

 

 

これからも、

互いに響き合う「オト作り」を通して、

世の中に、心に響く豊かさを届けていきたい。

 

それが、私の願いです。

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

 

 

この記事を書いた人

  • 三浦和也(六代目彌市)

    三浦和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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