六代目ブログ

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生み出すのではなく、気づくモノ。

生み出すのではなく、気づくモノ。

 

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

 

今、三浦太鼓店で全社員を巻き込んで

やろうとしている取り組みがあるんです。

 

それは、

自社の製品(太鼓)の『リブランディング』に挑戦すること。

 


・全社員を巻き込んで「リブランディング」に挑戦中!

 

 

具体的には、我々が扱う数ある太鼓の種類の中で、

今回は『担ぎ桶太鼓』をリブランディングしようと思っているのですが、

 

そもそも我々の言う、リブランディングとは?

今ある既存の製品の『価値』を更に高めて行くことなのです。

 

良く言う「ブランド作り」とか、「新商品」を開発する!

 

なら分かるけど、

 

なぜ?

既存の商品を見つめ直そうと思ったのか??

 

今日はそんなお話しです(^^♪

 

 

生み出すのではなく、気づくモノ。

 

 

実は、私がこの太鼓屋の仕事をはじめた25年前は

『担ぎ桶太鼓』という太鼓そのものは存在していたものの、、、

 

まだまだ太鼓としての『需要』や『価値』が

自分たち自身も、お客様のニーズも明確になっておらず、、、

 

ほとんど売れてなかったのです。

 

よって、あの当時

「担ぎ桶太鼓」という商品をお客様から依頼されて作った記憶はないのです。

 

それが、今どうなっているのか?

毎年おかげ様で150台以上を製作し、

ここ数年は特に円安の影響もあり

日本のみならず海外まで伸びており、

 

『経営的』な話をしてしまえば、

三浦太鼓店の売り上げの3分の1がこの『担ぎ桶太鼓』なのです。

 

これは、驚くべきことです。

 

なぜなら3分の1というのは、

経営3本柱の1本。

 

想像してみてください。

 

もし、

その1本の柱がなくなったら、、、

 

会社が総崩れしてしまうほどの「規模」に成長したってことです。

 


・今では、毎年個性あふれる数多くの「桶太鼓」を製作。

 

 

さて、話は戻って

今回はそんな桶太鼓の「リブランディング」という事ですが、

 

なぜ?やろうと思ったのか?

 

それは、

まだまだ届けられる『価値(可能性)』があることに気づいたから。

 

です。

———————/
「ない」から作る、という考え方ではなく

「ある」モノをどう生かしていくか?
———————/

 

という考え方ですが、

私は、この考え方をいつもとても大切にしています。

 

なぜなら、

モノも人も、この世にあるコトすべてに

その「価値」があるからです。

 

「ない」から生み出すという考えだと、

「ある」モノに気づけないのです。

 

 

例えば、私の尊敬する偉大な経営者の一人に

メガネの『OWNDAYS(オンデーズ)』というブランドを立て直した

田中修治さん(現在は社長から会長へ就任されてる)という方が見えます。

 

もともと彼の会社ではなくて、

倒産寸前だったOWNDAYSを田中さんが

会社そのものを買い取るところからはじまるのですが、

 

倒産寸前で、旧経営陣は逃げるように去る中

なぜ?

 

田中さんは、そんな会社を買収しようと思ったのか?

 

後に彼がこんな話をしていました。

 

それは、

———————/
これからの時代のメガネ業界には、

可能性しかないと思ったから。
———————/

 

 

目の前に同じ『メガネ』を見ていたとしても

 

一方が見ている景色は可能性が「ない」と見て、

一方が見ている景色はまだまだ可能性が「ある!」と見ている。

 

一体何が違うのでしょう?

 

それは、やっぱり先にお話ししたとおり、

「ない」という視点だから、目の前に「ある」本当に大切なモノに気づけないのです。

 

———————/
「ない」から諦めるのではなく

「ある」モノに気づこうとする。
———————/

 

という訳で、

 

我々の自社の製品や環境を

そういう「ある」という視点のメガネをかけて見渡してみると

 

見えるじゃないですか!

 

まだまだたくさんの可能性が(^^♪

 

 

さて、

あなたも一度

 

「ない」というメガネを外して

「ある」というメガネにかけ替えて

 

いつも見ている景色をあらためて見直してみてください。

 

 

きっと、

いつもと違った景色が見えてくるはずです。

 

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

 

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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