六代目ブログ

修理・張替

伝統発信ブログ

いつか誰かが。

こんにちは、六代目彌市です。

 

いよいよ、本日!

3年越しの挑戦でカタチになった、

 

青森ねぶた祭り出陣の大太鼓

『出世大太鼓』が青森へと旅立ちました。

 

 

 

そもそも、

なぜ?遠く青森から

 

はるばる愛知の三浦太鼓店へと

ご縁をいただくことになったのか??

 

作られた当時『日本一』の大きさだった

この出世大太鼓を作られた青森の太鼓屋さんは、

 

残念ながら2022年に廃業、、、

 

そこから全国の太鼓屋さんを訪ね歩かれる中で、

我々、遠く愛知の三浦太鼓店まで話が流れてきたというわけです。

 

 

 

振り返れば3年前、

青森からこのお仕事のお話しをいただいたとき、

 

「太鼓」に対する、「祭り」に対する

並々ならぬ「想い」を感じました。

 

 

そんなお話を伺ってしまった以上、

 

我々もこんな巨大な太鼓の修理など、

当然!やったことも、経験もありませんでしたが、

 

「できません!!」

と、伝える事がどうしてもできなくて、、、

 

———————/

できることを一緒に考えましょう、、、

———————/

 

チャレンジしたというよりも、

そんな現地の方々の「想い」を受けとめるところから始まったプロジェクトだったのです。

 


・「想い」を受けとめることから始まった巨大なプロジェクト。

 

 

姿カタチあるモノはいつか、なくなるのかもしれません。

 

それでも、

私は、信じていることが一つあります。

 

それは、

本気で願う人の「想い」というのは、

 

いつか、どこかの誰かが、

やがてその「魂」をバトンとして受け取める時が来るということ。

 

・本当に、受け止めてくれる人が現れるのか?

・本当に、その日が来るのか??

 

その答えは誰にも分かりませんが、

 

ただ一つ、言える事は、

 

いつか、

誰かがその「魂」のバトンを受けとめてくれると信じて、

 

今、自分ができる事、

この瞬間、自分たちができることを積み重ねること。

 

———————/

人事を尽くし、天命を待つ。

———————/

 

そうやって、やるべきことを重ねた先の答えは、

神のみぞ知る世界なのかもしれません。

 

 

 

あなたは本気で、

それを「願っているのか??」

 

神様は、そうやっていつも

我々に「本気の覚悟」を試されているのかもしれませんね。

 


・本気で願う人の想いは、必ずどこかの誰かが受け止めてくれる日が来る。

 

 

2025年夏、

「出世大太鼓」出陣50回の記念の年。

いよいよ新たに生まれ変わったその響きが打ち鳴らされます。

 

 

そして、

その「想い」の響きは、

 

いつかどこかの誰かが、

そのバトンを受け取る日が訪れるのでしょうか?

 

そう、

我々が、そのバトンを受け取ったように。

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

 

 

この記事を書いた人

  • 三浦和也(六代目彌市)

    三浦和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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