
六代目ブログ
修理・張替
伝統発信ブログ
あきらめる代わりに「問い」を持つ。
ここに一枚の古い写真があリます。
これは、
初代の三浦太鼓店当主『三浦彌市』とその一族たちの写真。
皆さん、この古い写真を
もう一度よく見てみてください。
一体、何を
どんなことを感じられるでしょうか??
ご存知、
私はその歴史を受け継ぐ六代目です。
慶応元年創業の我々は、
おかげ様で今年で160周年を迎えますが、
実は、残念ながら、
当時の記録が記された「書物」のようなモノが残されていないので、
初代たちが、
———————/
なぜ? 太鼓屋を始められたのか??
なぜ? 豊田から岡崎へ出て来たのか??
———————/
我々は知ることができないのです。
ただ!
面白いことに、
そんな当時の記録を残すモノは
ほとんど残されていない中、
唯一!!
当時の手がかりを見つけるヒントが、
「2つ」だけあるのです。
それが、
この「古い写真」と「胴内の記録」なのです。
太鼓というのは、写真のように
必ず「胴」の中に記録を残します。
———————/
・いつ作られた太鼓か?
・どこの太鼓屋さんで作られた太鼓か?
・修理の記録や、関わった人の名前など、、、
———————/
そんな、古い太鼓が修理等で戻ってくると
時々、このように「初代」三浦彌市の文字が出てくることがあるのです。
そんな、我々に残された
数少ない当時の「記録」こそが!
当時の「記憶」を呼び起こす、
大きな大きなヒントや手がかりになっているのです。
・古い太鼓たちや、古い写真が、我々に投げかけるメッセージとは。
私は、何度も思ったことがあります。
なぜ??
写真や太鼓は残っているのに、
当時の「想い」が記された「書物」が出てこないんだろう、、、
僕は、六代目として
やっぱり、知りたいんです。
当時の人たちが、
・どんな「想い」で太鼓屋を始めて、
・どんな「想い」で太鼓を作っていたのか??
伝統の家業を受け継ぎ、
これまで様々な挑戦を続けてきた私ですが、
それが見つかることでは、
「今に生きる」我々の心の拠り所になるような気がしていたからです。
そうは、言っても
出てこないモノは出てきませんし、
ないモノは「ない」ので、
あきらめる代わりに、
ある時、
私はあることをやってみる事にしたのです。
それは、
「答え」を見つけようとするのではなく、
自分なりの「答え」を探そうとすること。
もしかしたら、先人たちは
私に明確な「答え」を教えない代わりに、
「考える」チャンスを与えてくれたのかもしれない!
そう思うようにしたんです。
そう思えるようになった瞬間から、
今まで見ていた「景色」が、だんだん違った角度から見えるようになっていきました。
・答えを教えない代わりに、「考える」チャンスを与えてくれた。
明確な「答え」が残されていなかったことで、
「答え」を教えてもらえないと嘆くのではなく、
代わりに自らの中に「問い」を持つことができたのです。
当時の人たちが、
どんな「想い」で太鼓づくりをしていたのか?
声なき、声を
自らの心の中に「問い」かけることで、
少しずつ、少しずつ
見えてくる景色があったんです。
「教えない」代わりに
「考える」チャンスを与えてくれた
自分自身の人生を振り返って思うこと。
それは、
答えを与えられた時ではなく、
自らの中に、
「問い」が生まれた瞬間に人生が動き出したということ。
言い換えれば、
自ら『考え』行動することは、
人生を切り開く、
大きなキッカケになるということ。
最後までお読みいただき
今日も感謝です。
今日は、
「問い」が私の人生を切り開いてくれたように、
皆さんにも、
「問い」をプレゼントして今日のお話し終わりにしたいと思います♬
———————/
・あなたは、何をしている時に
本当の「自分らしさ」を感じられますか??
・あなたは、人と比べず
自分にしかできない本当の価値を大切にできていますか?
・あなたが、自然体でいられる瞬間は
どんな時、どんな場所、どんな人といる時ですか?
・あなたが人には伝えていないけど、
心の奥にある「本当の願い」は何ですか?
・あなたは、「何者かになろう」とする
そんな自分を手放すことができていますか?
・あなたは、今なぜ?
それをやろうと思ったのですか??
自分自身の心の奥にある内面と
真摯に向き合うことで、
モノクロだった『世界』が、
いつか『カラフル』に見えるようになる。
そんな願いを込めて。
今日も素敵な一日を(^_−)−☆
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