六代目ブログ
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誰かの夢は私の夢。夢はどこかの誰かとつながっている。
こんにちは、六代目彌市です(^^♪
昨晩放送いただきました『世界ニッポン行きたい人応援団』♬
2時間スペシャル!
たくさんの方々に観ていただき
多くのメッセージを頂戴し本当にうれしいです(^^♪
すこし、放送されなかった
番組の裏話をするとしたら、
実はジェーンさんにプレゼントしたあの『桶胴太鼓』は、
三浦太鼓店にマルっと2日間!
ジェーンさんと母バーグさんが工房に来てくれて
ほぼほぼ親子2人で仕上げた『桶胴太鼓』なのです!
母、バーグさんと共に
そして、二人で一生懸命作って完成させた桶胴太鼓がこちら⤵
ここから、我々があずかり仕上げ♬
ジェーンさんに、どんなデザインに仕上げたい?
そう尋ねると、
オーストラリア伝統の花
『ピンクガムツリー』の花デザインをぜひ入れたい、、、
との事でしたので、
今回は、『蒔絵』をつかって
ジェーンさんのイメージをカタチにさせてもらいました♬
コロナの影響で、
オーストラリアへ届けるのに1年かかってしまいましたが、
ジェーンさん!とても喜んでくださってよかったです(^^♪
今回の番組をとおして、
私は本当につくづく思った事があります。
それは、『誰かの夢は私の夢』ってこと。
今回、和太鼓をこよなく愛するオーストラリアの高校生の女の子が
遠く海を越え、自分自身の『夢』を叶えるべく日本にやってきてくれたんです。
そんな彼女と時間を過ごしているとき、
私は、とてもとても不思議な感じがしていました。
よく、考えてみてください。
遠く、海の向こうオーストラリアの女子高生が
『桶胴太鼓』が大好きで、日本へ、そして三浦太鼓店へ来る。
よくよく考えたらとても不思議なことなのですが、
実は、これ
私自身が、いつかそんな日が来ると
信じて追いかけた『夢』でもあったのです。
どういう事か?
私が、太鼓屋の道を継いで
自分自身で演奏活動をするようになったとき、
『創作和太鼓』という新しい和太鼓文化の中で
『桶胴太鼓』がこれからの未来を大きく広げる可能性があるかもしれない!
そう思ったんです。
まだ、当時は製品として世に出したい!
というより、自分たちのチームで使いたい!
自分だったらこんな『太鼓』があったらいいなぁ♬
という想いで親父に内緒で( ;∀;)コソコソと勝手に桶太鼓を作っては
チームの練習に使ってました(笑)
そんな桶胴太鼓の『胴』の製作♬
当時は自社ではしておらず、、『桶職人』さんの力を借りて製品にしていたのですが、
これまた本当にすばらしい腕の桶職人さとの出会いによって、
当店の桶胴太鼓は多くの方々に喜んでいただける太鼓に育っていきました♬
この『桶胴太鼓』さえ作り続ければ『世界』に届けられる♬
『世界』を変えられる♬
当時、私は本気でそう思っていました。
ただ、残念なことに
ご存知、その優秀な『桶職人』さんはお亡くなりに、、、
私にとって、大きな大きな『夢』は途絶えてしまいかけたのですが、
もうすでにこの時『桶胴太鼓』に対する未来に『確信』を持っていたので
自分自身の手で『桶職人』になる!
という決意と覚悟の上、自分自身の手でその『夢』をつなぐことができたんです。
この『桶胴太鼓』さえ作り続ければ『世界』に届けられる♬
『世界』を変えられる♬
本気で、そう思ってこれまで歩んできました。
その末に出会えたのがジェーンさん親子だ ったのです♬
だから、今回の番組は
もちろんジェーンさんの『夢』を叶えるためのモノでしたが
同時に、それは私自身の『夢』でもあったって事なのです♬
私は、最近とくに感じていることがあります。
それは、
誰かの夢は私の夢。夢はどこかの誰かとつながっている。
『夢』を叶える、『夢』を追いかけるって
言葉だけ追いかけると、自分自身だけの為のことって思っちゃいがちですが
決してそうではありません。
私自身が『夢』を叶えること、
あなた自身が『夢』を叶えるということは、
それは、同時に
どこかの誰かの『夢』を叶えることにつながっているんです。
それは、今はまったく知らない
世界のどこかに住んでいる人かもしれない、、、
そう思えば、思うほど
夢を運んでくれる人との『出会い』
そして、
自分自身の夢を叶えることの本当の大切さを痛感しています。
今日も、どこかの誰かにつながっていると信じて
自分の信じた道を一歩ずつ。
今日もステキな一日を(^_-)-☆
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