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【白い皮?茶色い皮??何が違うの??】~和太鼓の皮のお話し~

こんにちは、六代目彌市です♬

さて、

今日はあるお客様から

 

三浦さん、

今回仕上げていただく太鼓の『皮』のですが、

 

可能であれば『白い』皮で

仕上げてもらう事できませんか??

 

そんなご相談をいただきました♬

 

みなさんがお使いの太鼓よく見てもらうと、、

 

実は、

『茶色っぽい皮』

『白っぽい皮』と2種類あるのご存知でしたか??

 

さて、では一体何が違うのでしょうか??

 

今日は、そんな『皮』の色の違いについて
詳しく解説したいと思います♬

 

【白い皮?茶色い皮??何が違うの??】

 

さて、

この皮の色の違い、、

 

いったいなぜ?
このような色の違いがうまれるか?

 

分かりますか??

 

実は、一番よく勘違いされていることがあります。

 

それは、『白い皮』は漂白されいるんですよね?

って言われることです。

 

白い皮は『漂白』!?

 

実は、これみなさんの

大きな勘違いでして

 

決して『漂白』ではないのです。

 

では、いったい何が

どうなったらこの『白』と『茶』になるんでしょう?

 

答えは!!!

 

『茶色い皮』→『赤毛の和牛』

『白い皮』→『黒毛の和牛』

 

実は、人間も人種によって

肌の色に違いがあるように、

 

牛さんも、

牛の種類によって単純に『肌』の色がちがう!

という事なのです♬

 

 

 

理由が分かれば

なるほど~!!って理解してもらえたと思います(^^♪

 

ちなみに、

『動物の皮』生き物ですので我々人間と同じように

 

ホクロだってあります⤵

 

また、皮によっては

表面に『産毛』が残ってたりする皮もあります⤵

 

 

種類が違うことで

色が違うということは、

 

『色』だけの問題ではなく

当然、太鼓の『音』も違ってきます♬

 

赤毛の牛の皮は

どちらかと言えば『硬く』

 

黒毛の牛の皮は

どちらかと言えば『弾力のある』

 

そんな印象なのです♬

 

そう言えば、

我々が普段食しているお肉にしても、

赤毛の牛は、黒毛和牛より

 

肉質がちょっと『硬い』と

以前、お肉屋さんに聞いた事あります。

 

もう一つ!

今日はさらに深堀りしてお伝えすると

 

『オス』『メス』の皮

これもそれぞれ特徴あります♬

 

人間も同じですが、

女性の肌というのは男性に比べて

 

肌に弾力があり、きめ細かな肌をしてますよね。

 

これは、やっぱり牛さんも同じでして

メスの皮の方が弾力感があり、きめ細かいので

 

昔から太鼓には「メス」の皮が良い♫と

言われてきましたが、

 

近年、太鼓用になる

「肉牛の皮」というのが、

 

さまざま理由で→ここは割愛

小さくなっている傾向があり、

 

メスの皮が太鼓になるには

・大きさが小さい

・皮が薄すぎる

 

などの要因で

一般的には我々もそうですが

 

どこの太鼓屋さんも「オス」の皮を

主に使う傾向にあるのです。

 

と、いうことで

今日は「太鼓の皮」についてアレコレと

お話しさせていただきました♬

 

ご参考になれば幸いです(^^♪

 

 

最後になりますが、

ここまで書いといてなんですが、

 

正確な漢字表記は

太鼓は「皮」ではなくて「革」と書きます。

 

あえて「皮」と書いて解説してきたのは

みなさんが、こちらの感じの方が分かりやすいかなぁ~と思っただけですので!

 

ご了承くださいね<m(__)m>

 

このお話しは、

以前に動画にもしておりますので

 

動画で見たいという方は

こちらをチェックください⤵⤵

 

 

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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