六代目ブログ

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伝統発信ブログ

伝統とは、『生き方』の事なんです。

今朝、Yahooニュースの記事。

皮肉にも、本日夏祭りとして開催予定だった

味噌六太鼓の産みの親であり

岡崎が誇る『老舗伝統企業』である『八丁味噌』さんの記事。

 

この記事を読んでいたら、本当にたくさんのことが

頭の中をグルグルしてきちゃって、、、

 

なんと言葉にして良いのやら、、

 

これは、単に

一つの『企業』の問題や『ブランド』ということではないと私は思う。

 

伝統っていうのは、『生き方』のことなんです。

皆さんにちょっと考えてみて欲しい。

 

もし、もしもあなたが

100歳まで生きていたとして、、、明日寿命を迎えるとしよう。

 

自宅のベットの上で、

家族、親族、孫、ひ孫たちに見守られながら

 

おばあちゃん、

おばあちゃんの人生は全て間違ってたんだよ。

 

そう家族に言われて息を引き取ったとしたら、、、、

100年かけて出会った人、

100年かけて培った経験、

 

それは全て、間違ってたんだよって言われて

成仏できるだろうか??

 

 

大正、昭和、平成、

戦争、震災、

 

激動の時代を生き抜き

それでも、必死に家族を養い

 

家族のため、世のため人のために生き抜いてきた人生が

最後の最後に間違っていたと否定されてしまったら、、、

 

 

とにも、かくにも

これは、今の時代を生きる人たちに与えられた大切な『課題』だと思うんです。

 

今日は、一人でも多くの人たちに

この問題を知っていただいて、

 

本当の豊かさとは何か?

日本文化とは何か?

感謝とは?

生きるという事は?なにか?

 

共に、考えていきたいと思ったんです。

 

 

★まずは、この記事を読んでいただけたら幸いです↓↓↓

→記事はこちらから「官僚たちが日本にもたらす悲劇」>>>>

 

 

 

企業にとっての「こだわり」「伝統」というのは、

先にも伝えた通り、

 

人にとっての「生き方」そのものなんです。

 

人によって、価値観や生き方は違って当然。

それでいいんです。それだからいいんです。

 

互いが互いの「生き方」を認め合ってはじめて本当の豊かさは生まれるモノ。

 

大量生産、大量販売、

生産性や効率も大事かもしれない。

 

でも、だからといって

それが一人ひとりの人生を否定するモノであっては決してならないと思うんです。

 

私であれば、先祖代々

日本の伝統である「和太鼓」という楽器を作ってきたわけで。

 

 

 

太鼓と言うのは、「音」を伝える楽器。

 

人々の心に響く、本物の「音」を作りつづけるためには

私ひとりの人生なんて、どれだけちっぽけな存在であるか、、、

身に染みてわかっています。

 

 

様々な人との出会い。

 

 

 

 

自分自身が、自分自身として生まれたルーツがあり、、、

 

 

 

たった一つの『音』を作るだけでも

 

そういう、言葉では伝えきれない、たくさんの『出会い』や『経験』があるからこそ

 

そこに、自分という人生を重ね

生きる意味や目的を見出し、まっとうできるのではないでしょうか??

 

 

 

 

 

今という時代。

積み重ねられたモノを失うのは、カンタン。

失うのは、一瞬です。

 

後から気付いても、もう手遅れです。

 

だって、それを取り戻したいとおもっても

また100年かかりますからね。

 

 

長引くコロナの影響で、

それこそ自分自身『時代』に振り落とされそうな日々が続いていますが、

 

自分だけは、

自分のこれまでの人生を否定してはいけない。

 

そんな想いを強くした今日の記事でした。

 

 

 

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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