六代目ブログ

修理・張替

伝統発信ブログ

何より大事な、ぼくらのお仕事。

何より大事な、ぼくらのお仕事。

 

先日、わたしたちの地元三河地域は安城市にあります

「高棚神明神社」さんからご依頼を受け、

祭礼・神楽で使用される古い太鼓修理をお預かりしてきました。

 


・安城市高棚町「高棚神明神社」さんで祭礼の太鼓。

 

大きさは、2尺6寸もある立派なくり抜きケヤキ胴。

高棚町、地元地域のみなさんにご協力いただきながら無事に「神楽殿」から降ろすことができました。

 

 

昔の太鼓って、実は今の太鼓と比べ

胴体が非常に薄く作られているんです。

 

だから、2尺6寸のくり抜きケヤキ胴と言えども、ビックリするくらい軽いですが

これには2つ「理由」があって、

 

1つは、

特に、伝統芸能の太鼓というのは現在のように、

強いテンションで「高い音」を求めているわけでないので

胴体が薄くても強度が保てること。

 

そして、もう一つは

胴体を極力薄く削って仕上げる事で、

「胴」そのものが振動し、より太鼓らしい「響き」が出せると考えられていたからです。

 

 

 

そんな、歴史ある古い太鼓の修理という貴重なお仕事をご依頼いただけただけでも

大変ありがたい事なのですが、

 

なんと、

皮を外して、胴の中を見てみると

そこには、初代「三浦彌市」の文字が、、、

・明治25年三浦彌市

 

私たちにとって、こういう瞬間って本当に幸せな瞬間で

タイムカプセルを掘り起こしたような感動が毎回あるんです。

 

いま、三浦太鼓店では

ありがたいことにこの地元「三河地域」という枠をこえて

多くのお客様とのご縁や、新しいお仕事のつながりをいただけているのですが、

 

やっぱり、私自身

どれだけ、企業として、仕事の幅が広がって行こうとも

一番「大切な仕事」だと思うのは、

こうした地元「三河地域」の方々との繋がりなのです。

 

三浦太鼓店にとって、地元三河地域とのつながりこそが

これまでも、これからもやっぱり「土台」であるのです。

 

そのために必要な「技術」

そのために必要な「継承」はこれからも、絶えずやり続ける事。

 

今回のようなお仕事をとおして、

あらためて自分たちの大切な『軸』を忘れてはならないなと感じさせてもらえました。

 

地域の大切な「音づくり」を守る事は

我々の大切な「企業づくり」を守る事と同じなのです。

 

 

高棚の太鼓も、非常に特殊なバチを使って

やはりこの地域特有の『音』がそこにはありました。

・2尺6寸の大きさにして、このバチの短さ!

 

 

やはり、各地域ごとに

求められる「音」は違うので、

 

この太鼓、この地域、そしてこのバチにあった音は

やっぱり地元の人たちと共に作る必要があるので、

 

今回も、最終太鼓の張り上げに立ち会っていただきました♬

 

・立派な太鼓なので、革を伸ばすのも2人乗っていただきました⤴

 

こうして、無事にご縁をつながせていただいた太鼓は

無事に高棚神明神社の「神楽殿」へと納めさせていただく事ができました。

 

・新たな息吹が吹き込まれた太鼓⤴

 

 

はて、実際どんな音色を奏でられるのか?

みなさんも気になりますよね!

 

無理言って、特別に演奏披露いただきました⤵

 

笛と、締太鼓と、大太鼓。

 

リズムも、構成もとてもシンプルなはずなのに

この伝統芸能特有の「奥深さ」♫

 

ここには、太鼓と同様に

積み重ねて来られた代えがたい歴史の深さが重なりますね(^^♪

 

貴重なご縁、本当に感謝します。

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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