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本当の意味で人が成長するタイミング!

コロナ禍で、たくさんの事ができなくなってしまったけど

だからと言って「すべてあきらめる」、、、

 

なんて事は、誰より負けず嫌いで

あきらめの悪い私ができるはずもなく、、、

 

この中で、今年も夏祭りはやりますし→本気でたのしい企画考えてますので!詳しくはまた発表します♬

日々、「何ができるだろう?」と少ない脳みそにムチを打って考え、

考えるだけじゃなくって、ちゃんと行動に落とし込んでます。

 

その一つに、

三浦太鼓店の「社内体制の強化」があります。

 

おかげさまで!昨年4月

緊急事態宣言の最中に新店舗へと移転させていただき、私たちの働く環境は劇的に改善されました。


・移転前はこんな感じの環境( ;∀;)⤴ 旧三浦太鼓店

 

「働く環境」っていうのは、

それまでも「大切」であることは分かっていましたが、

 

いざ、実際に新店舗へと環境が変わってみてあらためて

「環境」が人に与える大きさを、良くも悪くも痛感しています。

 

環境が変わった事で、すべてが良くなった!

とは、残念ながら言い切れませんが、

 

ただ、これまでと違って最大の良かった点は、

浮き彫りになった「課題」をチーム一丸となって「解決」できる場所がある事!

 

これこそが、本当にありがたいと感じている事です。

 

三浦太鼓店のこれまでのこれまでの取り組みというのは、

一人の「スペシャリスト」をまず育てあげることに注力してきましたので

 

桶職人は365日、桶胴を作り

革職人は365日、革を縫い上げ

カバー職人は、365日カバーを作り続ける、、、

 

というように、一人のスペシャリストは

育てることができたのですが、

 

良くも悪くも、

自分のテリトリーの仕事以外には興味関心が持てなかったり、

忙しい部署とそうでない部署や、

 

その人だけしか理解できてなくて

万が一、その人が倒れてしまったら、、、、

 

などと言う不安を感じていました。

 

そこで、ここ最近みんなで考え取り組んできたのが

自分の仕事以外の部署への「社内工房体験」です。

 

これ、実際やってみてわかったんですが、

「ひとつの太鼓」を完成させる上で、

もちろん一人ひとりの技術を重ね合わせないとできないの事を

頭では、理解してても

じゃあ、他の部署がいったいどんな作業しているのか?

 

こればかりは体験してみなければその、真実はわからないのです。

 

 

この時間が私たちにとって

想像以上に有意義で意味のある時間となっていきました。

 

 

そして、いよいよこの流れが新しい流れを呼びまして、

 

いよいよ、

これまで革職人専属だったカネゴンが

塗装職人のシロちゃんのところへ2か月間弟子入りすることになったのです!!

 

 

小さな小さな会社ですからね、

我々にとっては、この決断は本当に大きな決断なのです。

 

さて、いったいどんな流れになっていくかな?

と早速たのしみにしていたところ、

 

ふと、今日会社へ来て見ると

ホワイトボードにこんな事が書かれていました↓↓


・ホワイトボードに書かれていた決め事↑

 

これは、おそらく

シロちゃんがカネゴンに伝えてくれたメッセージ。

 

私が、これを見て一番感じたのは、

カネゴンが一日も早く塗装職人としての技を習得できるようになってほしい、、、

 

と、いう期待ではなく

 

人は、人に教える立場、

リーダーになることで「成長」するんだってことです。

 

先ほども言いましたが、

従業員10人に満たない小さな小さな会社ですからね、

 

社長から仕事を支持、命令することがどうしても多くなってしまって、、、

それでは強い組織が作れない、、、

 

そう感じていただけに、

こういう些細な行動も、私にとっては社員の成長につながるうれしい出来事なのです。

 

 

従業員の働きがいとか、

働く「環境」の充実とか、

モチベーションアップ、スキルアップ、、

 

さまざまなことを日々考えながらも

同時に実体経済をまわすための「数字・売上」も達成しなければならないのが社長の仕事です。

 

日々、さまざまな事に追われながらも

こうやってチャレンジしてみた事が確実に次のステップにつながっているなって

「実感」できる事は本当に勇気をもらえるのです(^^♪

 

 

さて、

2ヵ月後、いったいカネゴンはどこまでシロちゃんの元

塗装職人としての技術を習得できるのか!?

 

今からとっても楽しみになりました(^^♪

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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