六代目ブログ

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伝統発信ブログ

筋書きがないから、ドラマ。

昨日、碧海地域のコミュニティFM放送局である

『pitch (ピッチ)FM』さんにご縁をいただいて、

ラジオ番組の収録放送へ出演させていただてきました(^^♪

 

 

今回の番組は、

司会をつとめる4人の『パーソナリティ』さんにある特徴があったんです。

 

それは、司会MCのみなさんが『障がい』のある方々だったのです。

 

みなさんは、普段は『ミライズ』という職業訓練学校に通われていて、

身体、知的、精神の障がいを抱えながらも

社会との繋がりや、生きがいを創っていく、、、

 

そんな活動の一環として、ラジオパーソナリティという大役に

チャレンジされていました。

 

ちょっと、想像してみてほしいんです。

みなさんがもし、ラジオパーソナリティの司会をやるってなったらどうでしょうか??

 

私も、最近でこそ、

いろんな場所でお話しさせていただく機会が増えて、

少しずつ自分なりの話したいことを『言葉』にできるようになってきましたが、

普通に考えて、誰でもラジオの司会なんてお仕事はとっても!『緊張』すると思うのです。

 

その中で、いったいどうやってみなさんが『司会』を進行されるのかな?ってとっても興味深く拝見させてもらっていたのですが、

 

今日お話しする『台本』や『セリフ』はもちろんのこと、

一つ一つの細かな『リアクション』まで事前にしっかりと打ち合わせされていました。

 

ある程度の流れを、事前に打ち合わせさせていただく中で、

担当の先生が、私に

 

三浦さん、『今日のお話し』の内容も

リハーサルした方がいいですか?

 

って尋ねてくださいました。

 

先生の尋ね方から、

たぶん、いつもはそうされているんだろうなって思いましたが

 

私は、あえて

先生、リハーサルはやめましょう!

 

と、提案しました。

 

先生も、できることなら

その方が『会話』に新鮮さが出るので三浦さんにお任せしますm(__)mと、

 

快くお返事いただき、いざ!本番がスタートしました。

正直、私もそうは言ったモノののドキドキです(^^♪

 

・お話しが、途中で止まってしまったらどうしようかな?

・お答えできない質問がきたらどうしようかな?

 

最初は、そんな不安もありましたが

会話が進むに連れて、その不安は何処へやら、、、

 

約30分、4人のみなさんそれぞれと

とっても楽しい『会話』をさせていただくことができました。

 

収録が終わって、先生が

みんな今までで一番よかったんじゃない!

リハーサルをしなかったから、ドキドキしたと思うけど

 

だからこそ、その時その時の会話を

自然なカタチで楽しめてたよ!

 

そう言ってくださいました♬

 

 

『台本』とか『シナリオ』ってきちんと決まっていたり、

あるともちろん安心します。

 

でも、その一方で

その『瞬間』の『自由な表現』を制限してしまうモノ

 

とも言い換える事ができると思うんです♬

 

会話やコミュニケーションの本質って

『その場』にいる人と人とのリアルなつながりだと思うんです。

 

事前に準備された『台本』や、『筋書き』というのは、

そこには、目の前にいる『人』がどこか置いてきぼりにされてしまっているので、

 

本当の意味での『コミュニケーション』は生まれないと、私は思ってます。

 

なので、

いつもこうしたお話をいただいて何より心がけている事は

 

・自分が準備した『話し』を伝えきること、ではなく。

・今日、この場にいる人たちとの『会話』を楽しむこと。

 

 

良い太鼓の『音』を作るための条件もこれと同じで、

職人(作り手)が作りたいモノを詰め込むだけでは決していい『音』にはならなくって、

 

ちゃんと、『太鼓の声』を聴いてあげながら

ともにその『音』を創ってあげるんだ!

 

そんな気持ちで太鼓と向き合うと

不思議なコトに、太鼓の『音』も自然とよい音になり

共鳴することにより、豊かなと『響き』が生まれるんだと思います♬

 

パーソナリティのみなさん!

ステキな時間をありがとうございました(^^♪

 

そして碧海地域のみなさん、

9月第一週と第二週放送予定の『作ろうMIRAIZ(ミライズ)』♬

 

ぜひ、聴いていただけたら幸いです。

 

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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