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縄文時代の杉!?神代杉!?なんじゃそれ( ;∀;)

こんにちは!

太鼓職人であり演奏者♬

 

慶応元年(1865年)創業、三浦太鼓店の

六代目彌市です!

 

「伝統」を守り

「伝統」を創るを理念に、

 

新たな時代に求められる「音作り」を

日々探求しています!

 

【縄文時代の杉!?神代杉!?(じんだいすぎ)なんじゃそれ( ;∀;)】

 

それは、ちょうど一年前のニュースでした!

 

秋田の五十嵐さんが

いつになく興奮した様子で

 

お電話がかかってきたんです♬

 

 

三浦さん!

 

「神代杉(じんだいすぎ)」が出た出た!!

 

と、、、

 

 

「神代杉」????

 

 

なんじゃ?それ??

 

 

いつも私たちが桶作りに使っているのは

 

主に、「秋田杉」や「吉野杉」の原木。

 

 

今年も、五十嵐さん奥さんに

お世話になって

 

樹齢100年ものの秋田杉を買い付けてきたばかりです♬

今年も五十嵐さんにお世話になって樹齢100年ものの秋田杉をゲット⤴⤴

 

 

 

 

秋田では大きな

ニュースになってるからとにかく新聞送るね!

 

 

と、そう言われて

送られてきた新聞がコレでした♬

 

「神代杉」を大量確保。能代の渡辺事業所⤴

 

 

送っていただいた新聞記事を

詳しく読むと、

 

「神代杉」とは?

 

秋田、山形両県にまたがる

鳥海山の山ろくで

 

なんと!!

 

2500年!前に発生した

山体崩落で地中深くにうもれていた「埋もれ木」!

 

 

鳥海山の伏流水が流れる地中に

数千年という長きに渡って埋まっていた

とてもとても「希少」な天然の「秋田杉」で

 

完全には炭化しておらず、木質がのこっており、

 

「神代杉」特有の深みのある

黒褐色の木肌と細かな木目が特徴!

 

とありました♬

 

 

そもそも2500年前って( ;∀;)

縄文時代です!!

 

 

実は、過去にも

道路建設などでこういった希少な埋もれ木が

 

みつかった事があるそうで、

 

今回はその中でも

これだけ大量にしかも良い状態で発見されたのは

 

珍しいとのこと!!

道路建設工事などで発掘された希少価値の高い「神代杉」

 

 

五十嵐さんからこのビックニュースを聞いて

もちろん興奮しましたが( ;∀;)

 

 

私以上に

五十嵐さんが興奮しているいるようでした(笑)

 

 

 

で!

 

当然、話しはこれで終わりではないのです( ;∀;)

 

 

実は、

先日秋田に訪れた際に

 

帰りの飛行機までギリギリ30分ほど

時間がとれたので、

 

 

この神代杉を買い付けられた渡辺事業所さんへ

五十嵐さんとアポなしで突撃訪問してきたのです(^^)/

 

これが「神代杉」か!

 

動画はこちら⤵⤵

 

 

樹齢は300年から400年の

天然秋田杉。

 

それだけでも希少価値のある杉ですが

 

それが、2500年もの間

地中深くに眠り続けていたのです♬

 

 

それも腐らずに( ;∀;)

 

 

 

 

樹齢が300年以上もある大木で

芯まで腐ることなく木質が残っていることで

 

この「神代杉」は

主には貴重な家具や建具材として使われていくそうです。

 

こんな一枚板のテーブルは一体いくらするのか( ;∀;)⤴⤴

 

 

 

そんな渡辺さんに、

 

秋田杉の伝統を使った

桶作りの技を継承させてもらっているお話を

 

させてもらったところ、、、

 

 

なんと!!

 

三浦さん、

よければカンナが通るか

一度試してみてください♬

 

そう言って、

内緒でコッソリと大変貴重な

 

「神代杉」の柾目板を少し

わけてくださったのです( ;∀;)

「神代杉」の柾目板⤴⤴

 

 

これには、

五十嵐さんもビックリ( ;∀;)

 

 

 

「神代杉」にお目にかかれる

だけでもビックリだったのに、

 

 

まさか!まさか!

サンプルまでわけてもらえるなんて!

私も五十嵐さんもビックリ( ;∀;)

夢とロマンと神秘の謎⤴

 

 

 

まさに、

夢とロマンと神秘!!です(^^)/

 

 

まずは、いただいた

貴重なサンプルで

 

小さな桶太鼓を作ってみます!

 

 

そして、

うまく行きそうと分かれば

 

この「神代杉」をつかって

何か特別な太鼓を作りたい( ;∀;)

 

 

と、またまた

あらたな野望が湧いてきてしまいました♬

 

 

 

こういう『自然』の偉大さに

触れるたびにいつも思うコトがあります。

 

 

「自然」という言葉は

 

・違和感がない様子

・流れるまま

 

とも言えますよね。

 

一方で

 

「不自然」という言葉は

 

・違和感がある

・流れに逆らう

 

事を意味すると思うのです。

 

 

 

違和感のある「不自然」な状態というのは

 

長くはもたないし

いつか崩れていきますが、

 

 

自然の流れの中で

育まれるモノは

 

どれだけ長い時間を重ねても

 

姿カタチを失うことは絶対ないのです。

 

 

 

それにしても、

2500年って!

 

縄文時代って( ;∀;)

 

あまりにも

スケールがでかすぎて

 

正直よくわかりません(笑)

 

 

でも、

 

今の時代になって

掘り起こされた「神様」からのお届け物は

 

 

きっと、何かの意味があると思うので

 

 

そこに、挑んでみたいのです(^^♪

 

 

 

また、近況は

随時アップしていきますので

 

みなさんお楽しみに♪

 

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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