六代目ブログ

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苦手を克服する方法♬

こんにちは、六代目彌市です。

 

突然ですが、みなさん!

『苦手』なことってありますか??

 

先日、地元中学校2年生50人を相手に

将来の『夢』についてお話しさせてもらったときのこと、、、

 

 

みんなの中で、もうすでに

 

・自分の将来やりたいこと

・なりたい『夢』がある

 

っていう人はどのくらいますか?

 

そんな私の問いかけに

50人中、約半数の25人の子供たちが

元気よく手を挙げてくれました♬

 

・ゲームが好きだからプログラマーになりたい!

・ユーチューバーになってお金持ちになりたい!

 

今どきの子供たちらしい『夢』を元気よく語ってくれる一方で、、、

 

約半分の子供たちは、

・好きなことが見つからない、、

・何がやりたいかわからない、、、

 

そんな悩みを抱えておりました。

 

実は、

私もみんなと同じ、中学校の頃

『後者』だったんです。

 

将来の夢とか、自分が何を得意としていて

本当は何をやりたいのか?

 

全然分からなかったんです。

 

そんな私がなぜ?

今、こうして堂々と太鼓職人として人々の前に立ち、

自分自身の『夢』を語れるようになったのか??

 

私は、『夢』を実現する人にはそもそも2つのタイプがあると思ってます。

 

1つは、前者のように

幼いころから自分の夢を抱き、それを実現するために行動し

実現させていくタイプ。

→プロのスポーツ選手になる夢!なんかはこれにあたると思います。

 

もう1つは、過去の私のように

特に夢や目標がなく、

自分が何が得意でやりたいことなのか??

分からない、、、

 

今日は、『今』やりたいこと、将来の夢がわからない人必見!

 

私の人生を通して、

それでも『夢』をつかむ方法をお話ししたいと思います(^^♪

 

 

『苦手』を克服するという考え方♬

 

今日は、決して難しいお話しではありません。

でも、

 

とーっても『大切』なお話をしますので、

できるだけわかりやすく『丁寧』にお話ししたいと思います。

 

将来の夢や目標がすでに決まっている人というのは、

言い換えれば、

→自分の『好き』なことが見つかっている人

 

です。

なので逆を言えば、

将来の夢や目標が決まっていない人というのは、

→自分の『好き』なことが見つからない人

 

という事です。

 

この『好き』という感情がくせ者なのです。

 

そもそも、人は

何をもって『好き』『嫌い』を判断しているのでしょうか??

 

実は、わたくし

今だから堂々と言えますが、

 

幼いころから、

なんなら、この太鼓屋というお仕事をはじめた当初まで

 

『太鼓』の事が大嫌いだったんです(≧▽≦)


→太鼓が嫌いだったあの頃の私。どう見ても無表情(笑)

 

嫌いな「理由」は言い出せば切りがない程たくさんありました。

 

・親父が厳しい

・臭い

・体力を使う

・そもそも興味がない

 

 

自分自身、幼いころから『夢』を持てない少年だったので

 

本当に自分のやりたい事って何だろう?

 

ただただ、それを探すための

『踏み台』としてしか考えてなかったんです。

 

だからこそのこの表情です(笑)


・家業を手伝いながら→自分の本当にやりたい事を探していた。

 

そんな私が、

何をどーしたらこんなにも変貌することになったのか??

 

 

そこに、今日のお話の答えがあります。

 

『結論』から言いまして、

私は、

 

太鼓が『嫌い』じゃくて、

太鼓のことを『知らなかった』だけだったんです。

 

人は良く、

物事だけじゃなくて、

あの人のことが『好き』とか『嫌い』とか、、、

 

そう『判断』してしまうことありますね。

わたしだって今でも当然あります。

 

でも、実はこれ『真実』ではありません。

 

本当は『嫌い』ではないのです。

ただ『知らない』だけなのです。

 

私は、幼いころから『太鼓』そのものに

全く興味がなかったと言いました。

 

そのおかげで、

太鼓屋に生まれておきながら、太鼓のことは全くよく知らなくて、

それをただ『嫌い』と勝手に思い込んでいたんです。

 

 

まがいなりにも、『太鼓職人』として

家業を手伝うようになって、、、

 

三浦太鼓店には受け継がれた『技術』や『伝統』があったものだから、

 

それを一つ一つ親父から習うことで

なんとなく『太鼓』というカタチは作ることができていきました。

 

そんなあるとき、

とあるバチを買いに来られたお客様にこう言われたんです。

 

———————-/

お兄ちゃん若いのに職人さん!?

家業を継ぐなんて本当に偉いね~!

 

もちろん、

太鼓も叩けるんでしょ!

——————–/

 

よく、「雷に打たれた感覚」と言いますが、

 

この時、まさに

私は『雷に打たれた感覚』に襲われた事今でもハッキリ覚えてます。

 

まがいなりにも、『太鼓職人』として

家業を手伝うようになって、、、

 

受け継がれた『技術』や『伝統』があったものだから、

 

それを一つ一つ親父から習うことで

なんとなく『太鼓』というカタチは作ることができていきました。

 

でも、その先

私自身が『作った太鼓』は

 

・いったいどんな「音」を奏でるのか??

 

叩いたことも、太鼓に興味関心もなかった私は

まったく分からなかったんです。

 

この時、言われたお客様の一言によって

私はとうとう、

—————————–/

自分の作る太鼓だ、

せめてその「音」を知る責任がある。

————————————/

 

これが、自ら立ち上げることになった演奏グループ

和太鼓零~ZERO~結成した理由。

2004年のことでした。


・自分の作る太鼓の「音」を知りたかった。

 

 

自ら「バチ」を握るようになって

自分自身の中に『たくさんの変化』がありましたが、

 

最大の「変化」それは、、、

 

太鼓のことが心から『好き』になれたこと。

 

太鼓を叩くようになって、

思ったんです。

 

なんだ~

太鼓ってこんなにも楽しい世界だったのか!って。

 

嫌いを「克服」しなければならない

そう言ってしまうと、

 

少しそこには『壁』を感じてしまうかもしれません。

 

でも、

嫌いを克服ではなくて

 

あなたがその『嫌い』だと思っている世界のことを

「知る」努力をすることで、

 

実は、そこにこそ真実に気づけるチャンスがあるんです。

 

私の場合は、同じ「太鼓」でも

・作り手

という立場からだけじゃなくて、

・叩き手

という、

ちょっと違った角度から『太鼓』に触れる努力をしたことで

 

その『真実』に気付くことができたんです。

 

もし、今あなたが

目の前のこと、苦手だなって感じている事があり

 

なかなか「真正面」からそれに向き合うことができずにいるとしたら、、、

 

「真正面」から見続けるのではなくて、

そのことを少し「違う角度」で見てみる努力をしてみてください。

 

きっと、何か新しい発見があるはずです。

 

夢を実現させる人とは、

・幼いころからの夢をつかむ人

・真実を知ろうと努力できる人

 

どちらも、

同じだけ価値がある夢の叶え方。

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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