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ホームレスは家がないんじゃない。居場所がないんだ。〜映画「インディペンデント・リビング」より〜

こんにちは、六代目彌市です。

今年に入ってすっかりブログを書く!という行為が止まっておりまして、、、

なんと!
2月になっちゃいましたが、、、今年に入って最初のブログです♪( ´▽`)

内容もテーマも、コンセプトも特になく
その時感じた感情をそのまま綴っているだけのブログなのですが

いつもお読みいただいくださるみなさんに感謝です。

 

過去10年、
数えたら1500記事くらい書いてきて

自分の中で書ける時っていつも
どーしても書きたい!伝えたいっ!ていう内側からエネルギーが湧いた時だけなんですが、

今回、そんなどーしても書きたい!っていう想いに溢れちゃったので書きます。

 

私をそんな想いにさせてくれたのは1本の映画との出会いでした。

 

 

タイトル『インディペンデント・リビング』。

 

そもそもなぜ?この映画を見ることになったかといえば、

ビジネスの学びの中で出会った方からこの映画の
『オンライン上映会』があるよ!という告知をいただき

正直、私は何の映画かすらも事前情報がないまま
週末のリビングで一人、コーヒー片手にくつろぎながら、、、

ゆるやかにその時を待っておりました。

 

そもそも、タイトルが横文字だったので

映画の内容を全く想像することができなかったのです♪( ´▽`)

 

「インディペンデントリビング」ググってみると
こんな風に訳されておりました。

——————/
インディペンデントリビングとは、直訳すると「自立生活運動」のことで
「障害者」「自立生活」を目指す社会運動のことである。
——————/

とのこと。

 

なるほど、と思いながらも
まだ正直ピンと来てないまま映画は始まっていきました。

 

そこから約1時間40分。

 

あまりに、その世界に引き込まれ
あっ!という間に時間は過ぎ、

気づいた時には私の頬に伝わる涙と共に映画は終わっていました。

 

泣いて、笑って、勇気をもらって、支えられ、、、

映画の余韻と共にさまざまな感情が溢れ、

消化しきれない自分がいることに気づきました。

 

未だ映画の余韻に浸りながらも、
未だ溢れる感情と共に「消化」仕切れない自分がいる事と

 

この映画は本当にたくさんの
「学び」と「気づき」に溢れているので

 

どこをどう切り取って言葉にしたら良いか?

私が単に感じたことだけを切り取ってしまう事が申し訳なく悩んでしまいますが、

 

今日は、この映画の中で
私が感じたことを一つ言葉にしてみたいと思います。

 

そもそも、この映画はノンフィクション映画であり
登場人物も場所も、全て本人たちが登場する現実世界の実話ドキュメンタリーです。

 

物語りの舞台は大阪にある障害者自立生活センター「夢宙センター」。

驚くべき特性は、ここの施設はなんと!

自らが日常的に人の手を借りなければ生きていけない、、、

「障害当事者」が運営をし、

そんな方たちが互いに自立し、
一人で生活できるよう支援しあっているということ。

 

障害と言っても、その症状もさまざまで
先天的な方もいれば、病気や事故によって障害を抱えるようになってしまった方、、、

そんな方々が
さまざまな「リスク」や「責任」を負いながら、

互いに「自立」した生活を目指していくという、
日々の命がけのチャレンジの物語りなのです。

 

・自由とは何か?
・障害とは何か?
・自立とは何か?
・生きるとは何か?

 

家族との衝突、
介助者とのコミュニケーション課題、

時に失敗し、時に諦め、、

だけれど、自ら決断し
行動することで、確実に変化をしていく──。

そんな彼らの命がけのチャレンジを見せられて
消化しきれないのも当然だと思うけれど、

 

そんな私の心に

そもそも、この「夢宙センター」を20年前になぜ?

立ち上げられたのか?

自らも「骨格形成不全症」という障害当事者の平下社長の言葉が突き刺さってきました。

 

平下社長のメッセージ
————–/

どんな世界も、

人はイメージさえすることができれば

必ずその世界を実現させることができる。

そう信じて僕は、この「夢宙センター」を立ち上げた。

 

障害者だからできないじゃなくて

どうやったら「障害者」と「自立」という
一見すれば、相反するような世界を実現させられるか?

とにかくこの事だけを考え
その世界を作ることを目指してきた。

そして、

いつかそんな「夢の世界」が実現できれば

今は諦めかけてしまっている
一人でも多くの障害者たちの『生きる希望』につながるはず、、、

 

人は、頭の中で「イメージ」さえできれば実現できると思えるんです。

 

だから、僕たちが

その夢のような世界を現実に作ることで、

一歩を踏み出す勇気を与えたい。

 

そう思っているんだ。

—————/

 


画像引用元:https://bunbunfilms.com/filmil/

 

と、、、

 

 

平下社長のメッセージを聞いて、

私自身の人生振り返っていました。

 

 

私自身、過去にいろんな行動してきたけど、

その「チャレンジ」「勇気」の原動力ってやっぱり、

 

すでにその世界を実現させている人に出会ったりとか、

その世界を自分の目で確かめられたり、、、

した時だけだったなって。

 

だから、これからも
自分が理想として思い描く夢のような世界を

すでに実現している人たちに会いにいきたいし、

 

逆に、

いつも人から与えていただくばかりじゃなくて

 

どこかの誰かの一歩を踏み出す「勇気」を与えられるような存在になりたい、、、

 

そう本気で思わせていただきました。

 

 

 

平井社長はこうもおっしゃってました。

————/

ホームレスとは家がない人のことじゃない。

「居場所」がない人のことなんだ。

————/

 

人が「生きる」上で何より大切なことは

「自らの意思」で決断し、

「自らの意思」で行動することで

 

「自分自身」という存在を「自分自身」で感じられるようになること。

 

 

この映画には自分の人生を自分ごととして生きるヒントが詰まっています。

 

人生で一度は見たい映画、

そして、

人生で一度は見てもらいたい映画です。

 

現在、インターネット配信にて
映画は視聴できるそうです↓↓

 

映画『インディペンデント・リビング』オンライン視聴はこちらから>>>>

 

 

正直、これまで私の人生には全く無縁の世界でした。

 

でも、こうやって

新しい出会いの経験は、

 

これからの私の人生の考え方や価値観を大きく広げてくれるモノでした。

 

ご紹介くださった、with uの方々

そして、この映画に関わる全ての方々へ感謝します。

 

今日も素敵な1日を(^_−)−☆

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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