六代目ブログ
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腹から声を出せ!
もっと、腹から声を出せ!!
よく、
もごもごしゃべっていると
は!?
何を言っとるかわからん!
もごもと話とらんで
もっと腹から声を出せ!!
そう言われた経験ありませんか??( ;∀;)
私自身、最近は
人前でお話しさせていただく機会も増えましたので
人に届きやすい「声」のトーンだったり、
人に聞こえやすい「声」の大きさを意識することが増えましたが、
今日は、そんな「話し方」のお話しではなくって、
そもそも、
なぜ?
『腹から声を出す」と、聞こえやすくなるのでしょうか?
という、シンプルなお話しです(^^♪
そんなことまでいちいち考えたことない( ;∀;)、、、
というのが、一般的なみなさんの反応かと思いますが、
この声のお話し、
『声』を『音』として捉えることで、
私の日常である『太鼓づくり』とつながり、
実は、この
・声の出し方の意識も
・太鼓の音の出し方の意識も
まったく同じ考え方が基本にあるので
太鼓打ちのみなさんが『良い音を出す』何かヒントにつながれば!
と思いお話ししたいとおもいます♪
良い音を出すということは?どういうこと?
~太鼓を響かせるコツ~
声というのは、
最後は口から発するものですが、
先にもお伝えした通り
単に「声」として捉えるのではなく、
ひとつの「音」として捉えていただくと、
その「音」は実は身体全体を響いて発しられているので、
腹から声を出せ!
というのは、
すなわち口先だけで発するのではなく、
身体全体を響かせることによって、
聞こえやすくて、よく通る声になるという訳です。
ここまで深く声の構造や理屈は理解できてなくても、
誰もが、
腹から声を出すことで、
口先だけで話をするよりも
やっぱり、
良く響いて聞こえやすく
通る声になることは理解できると思います。
これ、実は太鼓もまったく同じなんです。
人間で言う、
・「口」にあたる部分が太鼓の「皮」であり
・「腹」にあたる部分が太鼓の「胴」なのです。
だから、
表面の皮だけしかなっていない状態というのは、
口先だけでごにょごにょと同じで、
音は鳴っているようで、響きが悪く、音も通らないのです。
もっと腹から声を出せ!!
そう!太鼓の「腹」にあたる
「胴」も響かせてあげる必要があるんです♪
ではどうしたらいいのか?
今日は、誰でも今日から意識できる
カンタンなコツ!をお伝えします(^^♪
まず、みなさん
腹から声を出せ!!
と言われたとき、どうしますか?
何を意識しますか?
きっと、多くの人が
「おなか」を意識するために腹に手をあてて発する意識をすると思うんです。
これとまったく同じことを
太鼓でもやってあげればいいのです♪
先にもお伝えした通り
人間の腹にあたる部分は、太鼓の「胴」でした。
だから、そのまんま
胴に手をあてて意識をしてみてほしいんです。
この太鼓ちゃんの、腹(胴)まで響かせるぞ!
そうやって意識して
目の間にある太鼓ちゃんと向き合う。
ただ、それだけでその先の「音」は変わるのです♪
どんなモノごとも、
「事実」は一つだけども捉え方は無限にあると言われています。
「和太鼓」という楽器も、
演奏者であるみなさんにとっては、「音」を表現する「楽器」かもしれませんが
職人である私にとっては、「音」そのものを作る「職人」なのです。
同じ「和太鼓」という事実は一つでも、
このように「視点」が変われば、見えてくる景色も全く違うのです。
私は、六代目として伝統の「音づくり」を受け継いできましたので
私なりの「視点」をプレゼントすることで、
何かみなさんのヒントにつながればな!
と、今日はお話しさせていただきました(^^♪
また、このようなお話しをただのお話しだけでなく
太鼓の素材や、実際に音が生まれていく「過程」を感じていただきたい!と
「太鼓の楽校」と題して、講演活動もさせていただいておりますm(__)m
できる範囲ではありますが、
無償で活動しておりますので
ご興味ある方は、
お気軽にお問合せくださいませ♪
今日も素敵な一日を(^_-)-☆
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