六代目ブログ
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風の時代を生きる。
風の時代を生きる
こんにちは、六代目彌市です(^^♪
11月も後半になって、
先週まで記録的な暑さ!「夏日」のニュースかと思えば、
昨日は、関東では異例の「冬日」のニュース。
日本には昔から「四季」があって、
その季節のうつろいごとに様々な文化が発展していきましたが、
地球環境の変化により、
その「四季」がなくなり「夏」から突然「冬」になる。
「四季」ではなく「二季」になってしまうのでは、、、
そんな懸念を抱くニュースも流れておりました。
みなさんも、
急激な気温の変化で体調崩されませんよう
くれぐれもお気を付けくださいm(__)m
さて!
そんなこの季節、
私自身の毎年欠かせぬ!大切な行事となっているのが、
「桶太鼓」の材料となる秋田杉「原木」の買い付け。
・毎年この季節に自ら秋田まで足を運び「原木」を買い付けている。
普通こうした「木材」の仕入れというのは、
実はわざわざ「原木」から買い付けて行うというのは珍しいこと!
なぜなら、木材の本当の良し悪しって、
実際には「製材」してみないと分からないからですm(__)m
では、なぜ?
そんな「リスク」もあると分かりながら、
わざわざ遠路はるばる「秋田」まで行って、
時間もコストも掛け原木を買い付けているのか??
それは、そもそも我々が
「桶づくり」を始めるキッカケとなった、
今は亡き秋田伝説の桶職人♪
「五十嵐 修」さんとの出会いがあったから。
五十嵐さんは、
自身で作る「桶」の材料を自分自身の目で目利きし、
製品として完成させてみえました。
「原木」から仕入れて自身のモノづくりをしている!?
自分で作る「モノづくり」に、
そこまでの責任とこだわりを持ってみえる事に
同じ「職人」として感動し、
五十嵐さん亡きあと、
奥さんの祐子さんにお手伝いしていただきながら、
毎年秋田へと原木買い付けへ出向いているのです。
・五十嵐さん亡き後、奥さん祐子さんが買い付けをお手伝いくださっている。
そんな祐子さんにお手伝い頂いて
「原木」を買い付けをを始めた時のことは、
過去ブログで詳しく書いているので
ご興味ある方は以下リンクよりご一読くださいm(__)m
今日は、買い付けの詳しいお話しではありません!!
実は、
そんな一年に一度の秋田への旅路の中で、
おととしの2022年より、
私がもう一つ新たに始めたことがあるんです。
それが秋田での『講演会』。
なぜ?講演会をやろうと思ったのか?
この講演会の最大の目的は、
五十嵐さんへの『感謝』を忘れぬ自分でありたいと思ったから、、、
私は、秋田との出会い
そして、五十嵐さんとの出会いによって、
我々の生み出す『三浦の桶太鼓』に、
心の底から自信が持てるようになったことはもちろんの事!
それだけでなく、
人生そのものが本当に豊かになりました。
ただ、人間というのは
本当に自分勝手で「わがまま」な生き物。
いつしか、その大切なモノをいただいた『ご恩』も、
時が経てば、風化し薄れてしまう、、、
そうならぬように、
自分自身へ『戒めの意』を込めて、
こうして、一年に一度
秋田へ帰ってきて、
帰ってくるだけでなく、
地元の方々の前でお話しさせていただく事で、
私自身が何より「感謝」を忘れないための大切な時間なのです。
『風の時代』が幕を開けたと言われています。
では、そんな『風の時代』というのは
一体どんな時代でしょうか??
ネット上には、
———————/
・嫌なことは断る勇気
・自分の心に嘘をつかない
・心地よい時間を増やす
・自分ファースト
———————/
などと、書かれており
「個人」としては自分らしく生きられる自由な時代!
そんな印象があるかもしれません。
でも、そんな偏った情報だけを鵜呑みにしてしまうと、、、
どこまでも個人の生きたい『わがまま』な生き方でいい、、、
そう捉えてしまいガチですが、
私はそうでないと思っています。
いつの時代も、
人が「豊かに」そして、「幸せ」に生きて来られたのは、
たくさんの『つながり』があったからこそ。
———————/
どれだけ時代が変わろうとも
変わらぬ大切なモノがある。
———————/
そんな大切なことを忘れぬ自分で在りたい。
意識して、行動していても
それでも私だって忘れてしまいそうになって失敗するコトあるんです。
さて!
今年も、いよいよ
秋田への旅路がはじまります(^^♪
どんな原木と出会い、
どんな方々と出会えるのか??
本当に楽しみです(^^♪
今日も素敵な一日を(^_-)-☆
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