六代目ブログ

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きっと誰かにつながってる。

きっと誰かにつながっている。

 

こんにちは、六代目彌市です。

 

先日のブログでもお話しさせていただきましたが、

今年は『零~ZERO~』結成20周年yearの年。

※零~ZERO~結成の物語りまだお読みでなければこちらから
↓↓↓
零~ZERO~結成の物語り>>>

 

あらためて、そんな活動も振り返りながら

20年に渡る零~ZERO~での活動の中で起きたある出来事。

 

きっとみなさんにも何かヒントにつながるような、、、

そんな出来事があったので、

 

今日はその一つをシェアしたいと思います(^^♪

 

きっと誰かにつながっている。

 

 

2004年結成の零~ZERO~。

 

結成当初は、指導してくださる言わゆる「プロの先生」はみえたものの、

自分たちのオリジナルの「演目」というのはなかったので

 

まずは、トラディショナル演目と呼ばれる

伝統的な祭り演目を舞台用にアレンジしながら練習を重ねておりました。

 

とはいえ当然、

叩き方もリズムも、表現の仕方だって分からない。

 

毎回練習のたびに

手にマメを作っては破れ、、、

 

それでも、早く上手になりてくて!

 

というより、

早く「曲」として演奏できるようになりたくて一生懸命練習してました♪

 


・早く演目を覚えたくて練習に励んていた頃。

 

 

そんな厳しくも、楽しい練習を重ね

半年ほどたったころでしたでしょうか、、、

 

突然、指導してくださっていた先生が、

こんな提案を持ちかけてくださったのです♪

 

そろそろ演目として

曲が通せるようになってきたから

 

今度、どこかで発表会をやらないか?

 

 

発表会??

 

当時は、

とにかく曲を覚える事だったり

叩き方をマスターすることしか頭になく、

 

人様にそれを見せるなんて

全く考えてもなくて、、、

 

そんなことができるのか??

 

と、一瞬思いましたが、

 

 

それでも、

積み重ねてきた「成果」を発表できるなら!と

 

先生の呼びかけで、

ご指導されていたの他のチームさんも数チーム集まって

合同で発表会をやることになったのです。


・はじめてステージに立ち、「人前」で演奏するという経験。

 

 

普段チームの練習は、

もちろん「誰か」に見せるための演奏ではなく、

 

とにかく「曲」として完成させることだけが唯一の目的。

 

なので、

———————/

お客様の前で演奏するとはどういうことか?

ステージで演奏するというのはどういうことか??

———————/

 

当時は、それがどういうことなのか?

想像すらできませんでした。

 


・人前で演奏するとはどういうことか?全く分からなかった。

 

 

「プレッシャー」どころじゃありませんでしたね( ;∀;)

 

どれだけ緊張してたかと言えば、

本番2か月くらい前からずっとお腹が痛かったのを覚えてます(笑)

 

本番直前でなく、

何か月も前から、もうその舞台のことを想像すると緊張しちゃって

 

お腹が痛くなっちゃうのです( ;∀;)

 

こう見えて、

極度の人見知りですし、恥ずかしがり屋な気質の私
↑※今ではあまり信じてもらえない。

 

そんな性格の現れでした。

 

 

そして、いよいよ本番。

 

私の中での目標はただ一つでした。

 

 

とにかく、練習通り

間違えることなく演奏をやりきること!

 

ただそれだけ。

 

そして、いよいよ本番。

 

 

緊張のあまり足も震えていましたが、

舞台の上に立ってみると、

 

運がいい事に!私たち演奏者側からは、

「照明」の効果でお客様の顔が見えない!

 

これは、私にとっては

とてもプラス材料でした(^^♪

 


・お客様の顔が見えないことで、少しの緊張がほぐれる。

 

お客様の顔が見えてしまうと

より一層緊張してしまうと思ってましたが、

 

これで一安心。

 

周りを気にすることなく自分自身の中に集中することができました。

 

あとは、とにかく無事に

「間違えないで演奏をやり切る!」だけ。

 

そして、いよいよ演奏がはじまったのです。

 

 

和太鼓の演奏というのは、

たいていその1曲の中で「見せ場」ともいえる

映画で言えばクライマックス的な盛り上がりシーンがあるのですが、

 

 

「見せ場」だけに、

更に私は間違えないように間違えないようにと「集中力」を高めていたんです。

 

その時でした。

 

 

突然、客席から

舞台上の我々に向かって大きな『拍手』が巻き起こったんです。

 


・今でもその瞬間が忘れられない。

 

 

盛り上がるシーンで「拍手」が起こる。

 

普通の事じゃない?

 

そう思われるかもしれませんが、

当時の私にしたら「衝撃的」な出来事だったのです。

 

なぜなら、

———————/

誰かに、何かを届けようと思って演奏していた訳でもなく

誰かに、何かが届くと思って演奏していた訳でもない。

———————/

 

ただただ、

自分自身のために練習を重ね、

 

ただただ、

自分たち自身が間違えないようにやりきるだけ。

 

 

その「先」に何か起こるなんて

まったく想像すらしてなかったものだから、

 

お客様から「拍手」をもらえた瞬間

 

「驚き」というか、

一瞬何が起こったのか??

 

すぐには理解できなかったことを鮮明に覚えてます。

 

そのあとは、舞台上で

自然と涙が溢れていました(笑)

 

あれから20年が経ちました。

 

 

私は、モノゴトを何か始めるキッカケや動機は

特に最初のうちは自分自身のため!で良いと思うのです。

 

誰かのためや

社会のため、

 

そうやって、何かにつながっていないと

やる意味がない!そう思ってしまったり、

やる前からダメだと思ってしまうことあるかもしれません。

 

でも、

 

その自分自身のために向けたエネルギーは

必ずどこかの誰かにつながっていく。

 

私は、そう思うのです。

 

 

 

さて!

今日、あたなた自分自身のために何をする?

 

 

今日も素敵な一日を(^_-)-☆

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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