
六代目ブログ
修理・張替
伝統発信ブログ
「やり方」ではなく「在り方」を磨く。
こんにちは、六代目彌市です。
昨日の我々『経営指針発表会』のブログを読んでくださった方から
三浦太鼓店さんにはまだまだ!伸びしろがあるね!!
また、指針発表会をゲストとして参加くださった
地元岡崎の『商工会議所』スタッフの方からも、
今のご時世、
日々、多くの企業様が
・採用の課題
・賃金の課題
・事業継承の課題
・コスト増加の課題
ありとあらゆる『課題』を抱えており、
どの企業さんも本当に苦労されている中、
それらすべてを解決してしまっている三浦太鼓店さんは、
もはや『奇跡』を通り越して、『不思議』でしかない。
そんな風に言っていただけました♪
素直に嬉しいですし、
創業160年!未だ成長期です(笑)
昨日の記事をまだ
読んでないよという方はこちらかどうぞ
昨日のブログ記事はこちら>>>
もちろん、我々だって
すべての『課題』を解決できているなんてこと全くありません!
日々、様々な『葛藤』しながらこれまでやって参りましたが、
それでもあらためて、
第三者の方々が伝えてくださるメッセージは、
自分たちのやってきたことに対する大きな「励み」になりました♪
その上で、今日は
具体的に私自身が「何を」大切にして日々行動してきたのか??
自分自身を客観的に捉えたときに
見えてきたことがあったので、今日はそんなお話ししてみたいと思います(^^♪
「やり方」ではなく「在り方」。
私は、太鼓職人の六代目という役割の中で
これまでの人生、主に2つの研鑽を重ねてきました。
1つ目は、『職人』としての腕を磨く事。
→これは、和太鼓とという伝統を受け継ぐ職人である以上
これまでもこれからも変わらぬ大切な柱。
そして、その職人としての腕を磨くのとだけ大切に学んできたのが、
『経営者』としての学びなのです。
なぜならば、会社経営者である以上!
職人であると同時に私にとっては、
欠かすことができない大切なもう一つの『要素』だったからです。
では、
『経営者』としての学びって一体何でしょうか??
———————/
・市場環境のこと
・社員育成のこと
・商品開発のこと
・ブランディングやマーケティング
———————/
経営とは、
日々の会社の営みのすべてを指すので
これ一つ学べば終わり!も卒業もありません!
それこそ、
答えなき答えを探す永遠の旅路なのです。
そんな答えなき永遠の学びの中で、
私が、これまで大切にしてきたことが『一つの軸』あります。
それは、
『やり方』を学ぶのではなく『あり方』を磨くということ。
例えば、
今、毎日のようにニュースになっている『賃上げ』の話題。
間もなく新年度が始まるシーズンでもあるので、
新卒の初任給が30万円!
なんて話題はみなさんも耳にされていると思います。
働く側からしたら、
若いうちからたくさん給料がもらえるわけですから!
これ以上嬉しい事はありませんね。
一方、
『経営者』側からしてみたら、
これ以上に頭を悩ませる課題はありませんm(__)m
日本の中小企業の社長さんの多くは、
それは大企業だからできること、、、、
その一言で、
逃げたくなるような大きな!大きな課題です。
さて、もし
あなたがそんな中小企業の社長さんだったとしたら、、、、
一体この課題にどう向き合うでしょうか???
これこそが、まさに!
答えなき答えの永遠の旅路なのです。
我々には無理。
中小企業だから、できない、、、
もし、経営者である社長がそう言ってしまったら、
従業員さんはこの会社には未来がない、、、
そう思われて、離れてしまうかもしれない、、、
そんな不安と闘いながら現実問題、
その『資源』となる財産がなければ
本当に賃上げを実行してあげたくてもできない、、、
切実たる悩みなわけです。
当然、私自身もその渦中の経営者ですので
世間の多くの経営者さんと同じ課題と向き合っており、
つい先日も、
賃金に関する学びに参加してきたところです。
さて、こんなとき
あなたならどうする??
こういう時の、判断基準として
私がこれまで学んできた考え方がこそが、
「やり方」ではなく「在り方」。
もし、『やり方』だけ学んでいたら、
給料は上げてあげたいのだけれども、、、
売上がないから、
元となる給与原資がないからできない、、、
そうなってしまうかもしれません。
私の言う『在り方』というのは、
こういう困難に直面した時こそ、何ができるかを考えるということ。
例えば、
給料を上がると嬉しいと言うのは、
言い換えてみたら、
「働きがい」を感じられる会社で働きたい。
そう捉える事もできるのです。
そう捉えると、例えば
従業員さんにとっての、
『働きがい』って何だろう??
そう考えると、
賃金以外の、別の答えが見えてくるのです。
給料は満足に上げられないかもしれないけれど、
働く『環境』は今より少し改善してあげられるかもしれない、、、
給料は満足に上げられないかもしれないけれど、
やりがいを感じてもらえるような役割を与えてあげられるかもしれない、、、
そうやって、
これならできる!を積み重ねること。
そうやって、
在り方基準で『小さなできる』を積み重ね続けた結果、、
いずれそれが大きな差になって行く。
私はそう思うのです。
上の図でイメージしてみました。
スタートラインに2人の人間が立っています。
一人の人は、
こうなったらいいのになぁと、
心では思っていても何も行動しないので、
その先の未来も、「今」と変わらずそのまま行くだけ。
一方、
小さなできるを積み重ねる人は、
最初の『差』こそ、微差であっても
それがいずれは大きな『差』となって行く。
これこそ『成長(成功)』の差。
160周年、成長期!!
今日も、小さなできるを探して
積み重ねて参ります♪
あなたなら、どうする??
どんなできるを積み重ねられますか??
今日も素敵な一日を(^_-)-☆
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