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まみさんにインタビュー ~三浦太鼓店の「美しい塗り」の秘密~
こんばんは!
梅雨も明け、段々と暑くなってきますね!
先日、三浦の職人平林さんにもらった自家製キュウリが上手く漬けられて
ちょっと嬉しいりゅう君です!
これから、夏に向けて、屋外での演奏も増えるこの季節🌞
ひときわ目を引くのは、「美しくかっこいい太鼓」ではないでしょうか?
細かなところまで綺麗に塗装がしてあると、使っている自分まで
気分が上がりますよね!
実は、三浦太鼓店では一つ一つ職人の手によって、
塗装・塗りがされているんです。
今回は、そんな美しい太鼓を支える三浦の塗り職人“まみさん”に
皮のふち塗りについてインタビューしました!
これを読めば、もっと自分の太鼓について分かって
もっと、もっと太鼓が好きになること間違いなし!!
皆さん知りたいですよね?(笑)
いや、是非知ってください!
それでは、
~三浦太鼓店の美しい塗りの秘密👀~
スタートです!
龍:早速ですが、普段皮のふちを塗る時に気をつけていることはありますか?
まみさん:黒塗りはいろんなところに気をつけるけど、一番気をつけるのは
縫い目まで、しっかり色が入るようにするところかな。
ボコボコしていて、一回塗っただけじゃ縫い目が塗れていなかったりするから
とくに気をつけるよ。
龍:縫い目は塗りづらいんですね。まみさんの塗った後を見ていると本当にきれいに仕上がってて
凄いなと思うんですが、綺麗に塗るにも秘密があるんですか?
まみさん:秘密というほどじゃないんだけど(笑)塗料の固さを調整するのがコツというか一番難しいかな。
あとは刷毛の跡が残らないように一回塗った後も何度も確認したりする。
↑丁寧に塗りをする、まみさん
龍:塗料の調整が難しいんですね。これは何度も練習したりしたんですか?
まみさん:三浦太鼓店で塗りを始めた時は、「よしっ!綺麗に塗れた!」と思っても
しばらくして乾いてきたらまだら模様になってたりして…
いろんな人にコツを聞いたりして、少しづつ塗りが綺麗にできる固さを勉強していったよ。
龍:最初からできたわけではないんですね。塗っている時はどんな想いで塗っていますか?
まみさん:皮の縫いをひーくんが綺麗にやってくれるから、綺麗に仕上げたいなって思ってやってる。
でも、太鼓の最後の仕上げだから、塗ったことで太鼓がもっと魅力的になったらいいなって思ってるかな。
龍:最後の仕上げは緊張しますよね。確かに塗りがあることで太鼓がより魅力的になりますね!
まみさん:でも一番のやりがいは、やっぱりお客さんの反応かな。お客さんが喜んでるところや
メッセージをみたりするとそれが一番嬉しい。
自分が綺麗にしたいっていうよりも、その先のお客さんが喜んでくれるかを考えて塗ってるよ。
龍:「その先のお客さんが喜んでいるか」が一番大事なんですね。
これは、三浦太鼓店の職人みんなが考えていることな気がします。
まみさん:そうだね。今はみんな作業の場所が離れてるけど、できたものを見ると言わなくても
「みんな同じ想いなんだな」って。なんかそこでつながっている気がするね。
龍:自分もここに入って4か月ですが、そこはひしひしと感じてます。本当にお客さんのことを考えて
皆さんもみんな自分の仕事と向き合ってますね。
まみさん:そうだね。りゅう君も発信という意味では同じだよね。三浦太鼓店の仲間として、
頑張ってね!
龍:はい(笑)三浦太鼓店の仲間として頑張ります!
~編集後記~
今回、まみさんにお話しを聞いて、塗りと一言で言っても本当にいろんなことが考えられているんだと感じた。
塗料の固さ、刷毛の跡、塗ムラがないように、本当に丁寧な仕事で太鼓が作られている。
そして、何より自分が響いたのは「お客さんのため」に仕事と向き合っていること。
これは三浦太鼓店のどの職人に聞いても同じ答えが返ってくる。
この想いがあるからこそ、本当にお客さんに喜んでもらえるものが作れるのだと感じた。
“自分のため”を優先してしまう世の中。
三浦の職人は想いを同じく、
「お客様に寄り添った太鼓づくり」で今日も奮闘している。
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