六代目ブログ
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伝統発信ブログ
「生みの親」と「育ての親」
こんにちは、六代目彌市です♬
年末に私から始まり、、
五代目→母と
順番にインフルになって、、
今度は妹のしほが
今日からインフルエンザです♪( ´▽`)
いよいよ
明日から子供たちの冬休みも終わるので、、
みなさんくれぐれも
お気をつけて!!
さて、
今日!
どうしても桶の事で
分からない事があって、、、
久しぶりに私の桶づくりの師匠に
会いに行ってきました!!
師匠は今年で85歳になります!
私が師匠から桶づくりを習い始めたのが
3年前の平成28年1月♬
その歳の夏に
頭の血管の病気で手術をされ、
その歳から
師匠は残念ながらお仕事ができない身体です。
あらから3年が経ち
去年は、全然師匠に
会いに行けなかったので、、
お元気にされてるかどうか
気になってたし、、
ちょうど修理に来ている
桶で、
どうやったらいいか
アドバイスもらいたかったので
久しぶりに会いに行ってきたんです(^ ^)
師匠は、
とにかくいつも「元気」で明るくて
笑顔が本当に素敵で優しくて、、
それが仕事をする「手」に
溢れている人です♬
85歳、、、
大きな病気をされて、
一時は病院の先生からこのまま
一生寝たきりの生活だと宣告を受けたそうですが、
持ち前の元気と
その溢れるエネルギーで♬
病院から退院され、
今ご自宅で「車椅子」ではありますが
寝たきりじゃなくて
リハビリ頑張ってます!
それどころか、
なんとか、今年の夏までには
「仕事に復帰したいんだ〜♬」と、、
仕事に対する情熱も
今なお失わずにイキイキ話してくれました♬
私の「桶づくり」は、
例えるなら、
「生みの親」と「育ての親」がいるんです。
「生みの親」は、
私が、桶づくりを始めるすべてのキッカケを
与えてくれた、今は亡き秋田伝統工芸士の五十嵐さん。
この人との「縁」がもしなかったら、、、
今、
私たちがこうして
「桶づくり」をすることはなかったし、、、
本当は、
この人に心から「桶づくり」を
習いたかったけど、、
それが叶わなかったという現実。
そこに、
現れてくださったのが、
「育ての親」である師匠なのです♬
師匠は、
地元愛知県は一色町に
3代続く桶職人の家に生まれ、
幼い頃から
その生業を守り続けて来た人です。
どちらかと言うと、
職人としての
「繊細さ」や「細やかさ」は
師匠から正直あまり感じませんが、
逆に、
「豪快さ」や「力強さ」
でも、その中に
なんとも言えない大きな愛のような
「優しさ」を感じる人で、、
会うたびに、「桶づくり」以上に
人生の「生き方」を教えてくれる
大きな大きな存在なのです♬
久しぶりに、師匠に
桶づくりを教えてもらいながら、
思うように動かない、、、
そう言いながらも
あの時と変わらない「手さばき」で
また、師匠から
いろいろと教えてもらうことができました♬
身体も思うように動かないし、
車椅子の生活だし、
年齢も85歳なんですが、、、
声もでかくて、
食欲もあって、
いつも元気いっぱいの師匠から
本当にいつも「元気」をもらえるんです。
師匠の歳からしたら
私は50年近くも若いわけだし、
年齢的にも肉体的にも
バリバリなはずなのに、、
私が師匠に元気を与えるんじゃなくて、
師匠が私に元気を与えてくれる♬
そんな師匠に会うたびに
まだまだ半人前、、
いや、
まだまだ私なんぞよちよち歩きの
赤ん坊だと思い知らされるのです♪( ´▽`)
何はともあれ、
悩んでた桶づくりのアドバイスもらえたし、
何より、
お元気な声が聞けて
ホッとしました♬
また、ちょくちょく
元気なお声を聞きにいきたいと思います。
さて、
師匠から教えてもらった
桶づくりも、今年で4年目のスタート!
同じように桶づくりしているようで、
毎年大きく「変化」している
その中身。
今年は、どんな年になるのか
今から楽しみです(^ ^)
明日からいよいよ
仕事始め、学校始めという方も
多いですよね!
2019年も元気いっぱい新しい年を
スタートしましょう
今日も素敵な1日を^_−☆
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