六代目ブログ

修理・張替

伝統発信ブログ

人はいずれ死ぬ。でも『魂』は永遠に生きる。

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

昨晩、突然

 

三浦さん!

初代『三浦彌市』が作られた『大鼓(おおつづみ)』

ヤフオクにでてます!

 

と、ある方から情報提供いただき、

 

え!!!??

 

と、早速見てみると

本当にヤフオクに初代の作った『大鼓』が出品されているではないですか!!

 

皮の裏面には『彌市』の『花押(かおう)』がハッキリと⤵

 

装飾の『蒔絵』の美しさもさることながら胴の内側は、

これまた、繊細すぎる『毛彫り』の跡。

 

五代目!五代目~!

 

と、さっそく親父に見せてみると

ポロポロと感動して泣いてましたわ(笑)

 

その時、思ったんです。

五代目はなんで泣いたんだろうって。

 

なんで、涙を流しているんだろうって、、、

 

 

もちろん、『初代』の作ったモノが

残されていることに『感動』した事は確かですが、

 

私は、もう一つ大切な事に気付きました。

 

それは、

人はいずれ死ぬ。でも『魂』は永遠に生きる。

 

ということです。

 

五代目が、感動して涙をながしたのは、

この繊細な技術の詰まった『大鼓』を見て

初代の『職人魂』に触れたんです。

 

伝わりますでしょうか。

 

われわれ、人間の命は残念ながら

時と共に限りあるモノで、この世に生きる誰もがいずれいなくなってしまいます。

 

でも、その人の姿カタチはなくなってしまっても、

その人の『魂』すなわち『想い』というのは、

 

後世につたえ、残すことができるのです。

 

『言葉』でなければ伝えられないことなんて何一つありません。

『太鼓の音』のように決して人の目に見えないモノであっても、

本物の『魂(想い)』は必ず伝え残すことはできるのです。

 

 

今日は、あえて多くを語らず

せっかくなので、みなさんにもそんな『想い』に少し触れてもらいましょう。

 

 

さて、

正直コロナになって六代目彌市、

わたしの心は『不安』や『葛藤』でブレまくってます( ;∀;)

 

『経営者』としては、会社を守る事、従業員とその家族の『安心』を守る事

最重要視しなければならない、、、

 

その一方で、

 

次なる自分自身の『やるべき事』を見つめ直した時、

・守るべき『技術』に専念すべきか

・未来を切り開く『新規事業』に専念すべきか、、、

 

初代の、『大鼓』を見て

あらためて『どうする六代目??』と問われているような思いです。

 

いずれにしてもーー!

この大鼓は何としてもGET!しなくてはーー!

 

みなさん、どうか

我が家に再び戻ってくることを祈っていてください( ;∀;)

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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