六代目ブログ
味噌六太鼓
伝統発信ブログ
「ご縁」と「出会い」と皆さまのおかげで♬
こんにちは!
太鼓職人であり演奏者♬
慶応元年(1865年)創業、三浦太鼓店の
六代目彌市です!
「伝統」を守り
「伝統」を創るを理念に、
新たな時代に求められる「音作り」を
日々探求しています!
【「ご縁」と「出会い」と皆さまのおかげです♬】
梅雨に入ってすっきりしない
天気とともに、、、
なんだか身体もどっしりと
重くなってしまって、、、♪( ´▽`)
すっかりとご報告が
遅くなってしまいましたが、、、
味噌六3号!!
無事に今年もほぼすべての作業が
予定通りのスケジュールで完成いたしましたことを
ここにご報告させていただきます♬
去る令和元年6月9日味噌六3号完成♬
振り返ってみると
本当にあっという間の3年で、、、
まさかまさか、
3年で3台も作ることに
なるとは、、、
正直、他人事のように驚いてます♪( ´▽`)
左2017年完成の1号 右2018年完成の2号
改めて、
まだ「味噌六」ができる前に
作った企画書を眺めながら、、、
本当に「奇跡」としか
言いようがないような
「ご縁」と「出会い」のおかげで
ここまで来ることができたことに
改めて感謝いたします。
「感動」を通して 人の心と心がつながる場所を生み出したかった.
頭の中で膨らんだ
私の「妄想」を面白そうですね!と
最初の一歩を後押ししてくれた
カクキュー八丁味噌の野村さん。
カクキュー八丁味噌の野村さん♬
桶を作るに、
15メートルにも及ぶ
長〜い「真竹」が必要で、、
どこからともなく
山の主と繋げてくれた中根さん♬
まだこの段階では
いったい何ができるのか?
わからない中、、
その長い竹を切り出しに
チカラを貸してくれた
本多さん、道本さんに竹割り名人の長江さん♬
私に桶作りの
基礎を教えてくれた師匠。
大切な道具と共に
今も心の中で生き続ける
秋田伝説の桶職人「五十嵐さん」
心震える「感動」!を味わい、
「味噌六太鼓台」のモチーフとなった
四国中央市土居町の祭りとの出会い♬
大きな桶を作ることは
後世に大切な「文化」を残すこと。
同じ志を持って
つながった小豆島はヤマロク醤油に集った方々!!
大きな大きな
味噌六太鼓の「タガ」の組み方は
この小豆島はヤマロク醤油の方々に
教えてもらいました♬
また、
100人もの男たちが
担ぎ上げるその「担ぎ棒」は、、
戦後の日本の復興再建のために
60年もの長きに渡って
大切に大切に育ててこられた
地元額田の赤松さんが育てた杉の木。
赤松さんが60年もの長きに渡って 大切に大切に育て上げられた杉の木♬
赤松さんにとっては我が子と同然。
これが味噌六の担ぎ棒なのです。
一本一本、丁寧に削りだし、、
この担ぎ棒の上に乗るは、今年の総指揮を務める鈴木さん!
自分たちの担ぎ棒は自分たちの手で。
いつも私の最大のわがままを
文句を言いながらも
影で支えてくれるテリーくん♪( ´▽`)
大きな大きな太鼓をみんなで作るに
半年間もの間、
無償で場所を提供くださっている
地元岡崎の滝山寺さん。
地元岡崎の滝山寺♬
そして、
ここ滝山寺を中心に
集い、つながった
仲間たち、、、
こうして、
味噌六1号は2017年7月に完成♬
ここから
岡崎の祭りとして
味噌六太鼓台を不動のモノへと
築きあげてくれた
初代、指揮者の方々。
その想いのバトンは、
今年の3代目指揮者へと受け継がれています。
3代目指揮者の方々♬
今でも思い出す、
初めて味噌六太鼓の上に乗って
担ぎ上げられた時の「感動」♬
今でも思い出す、
2つの味噌六太鼓が
一つにつながっていった時の感動♬
今でも、思い出す
女性は担げない、、、
でも、
その悔しさを
「祈り」と「平和」と言う
「愛」のカタチへと
進化させてくれた「舞鼓隊」の祈りを
捧げられた時の感動♬
今でも思い出す、、
どんなに天気が悪くても
どんなに暑く太陽が照りつける真夏でも
どこからともなく
集ってくれる仲間たちと出会えた時の感動♬
時代は「平成」から「令和」へ、、
どれだけ時代が移ろい「変化」しようとも
きっと、
人々の願いは変わらないのだと思うのです。
こうした様々な心動く瞬間
「感動」を通して
人生の学びをする場所。
それが「味噌六」、
それが「祭り」なのかもしれません。
皆様との出会いとご縁に
改めためて心から感謝申し上げます。
今日も心からありがとうございます(*^^*)
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