六代目ブログ

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「血」じゃないよ!これは「花押」(かおう)と呼ぶのです♬

こんにちは!

太鼓職人であり演奏者♬

 

慶応元年(1865年)創業、三浦太鼓店の

六代目彌市です!

 

「伝統」を守り

「伝統」を創るを理念に、

 

新たな時代に求められる「音作り」を

日々探求しています!

 

【「血」じゃないよ!これは「花押」(かおう)と呼ぶのです♬】

 

✳︎さて

先日太鼓を納めさせてもらった

お客様から、

 

どうして三浦さんのとこの

ロゴマークって

 

「血」ち

なのですか??って( ;∀;)

 

 

え!?

 

びっくりしました~( ;∀;)

 

 

確かに漢字の「血」っぽく

 

見えますが( ;∀;)

 

これは「血」ではなくて、

「花押」と言うのです♬

 

 

 

★花押とは?

 

その人を現わしている

「署名」のことです。

 

ようはサインですね♬

 

苗字ではなく、

「名前」の草書をくずし

アレンジしたモノが

 

「花押」になったと言われ

その歴史は1000年以上前からあるのです!

 

 

ちなみに、花押の語源は

 

書いた文字が

 

花が咲いたように

見えるコトからと言われています♬

 

 

もともとは、

 

天皇、大名、武士など

 

位の高い人たちしか

持つことが許されなかったそうですが

 

 

そんな時代でも

 

すぐれた技術を持つ

「職人」には、

 

その技に敬意を現わし

 

「花押」を持つことを

許されたとそうなのです♬

 

そんな私達に

 

初代、「三浦彌市」が

残してくれた

 

「花押」が

あるのです♬

 

初代に会う事はかないませんが、

 

 

この残された

魂の「証し」から

 

 

わたしたちは

さまざまな「想い」を

 

受け取っているのです♬

 

ちなみに、

ここ岡崎生誕の

 

徳川家康公の花押がこちら↓↓

 

 

「天地型」と言われ

 

天と地を挟む

線が特徴で、、

 

実は、「彌市」の花押も

家康公と同じ天地型なのです!!

 

 

大切な職人の「想い」は

 

令和という新しい時代になっても

しっかりと受け継がれています♬

 

 

さて、

 

今日は「花押」についての

お話しでした♬

 

連休明けの

疲れは出てませんか~!?

 

私は、

休みじゃなくて

 

動きまくった連休だったので

 

相当疲れがでてきて

フラフラしてます( ;∀;)

 

元気が出るモノ食べて

良く寝て

 

がんばります~♬

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

 

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この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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