六代目ブログ
味噌六太鼓
伝統発信ブログ
ドラゴン太鼓完成と共に現れた龍神様!
こんにちは!
太鼓職人であり演奏者♬
慶応元年(1865年)創業、三浦太鼓店の
六代目彌市です!
「伝統」を守り
「伝統」を創るを理念に、
新たな時代に求められる「音作り」を
日々探求しています!
【ついに龍が産声をあげた♬】
さて、
味噌六祭りも終わって
早10日が過ぎようとしていますが、
祭りが終わって
ホッと一息つく間もなく♪( ´▽`)
今年は、なんと!
我ら味噌六の活動が飛び火して
富士山のふもとでも
新たな祭り「文化」を生み出す
ビックプロジェクトが
令和の幕開けと共に動いておりました!
その名も
富士山伝説「ドラゴン太鼓」プロジェクト♬
発起人はこの方!
地元で中学校の先生として子供達の
太鼓クラブの指導者として
また、
ご自身も「白檀」という
太鼓チームを率いる廣瀬先生!
まぁ、何というか
後先考えずに直感的に行動しちゃう感じが
誰とは言いませんが♪( ´▽`)
どこかの誰かに非常に
よく似ていらして(笑)
話はトントン拍子に進んで行きました♬
先生が話してくれる言葉は
いつも
・こんなことがしたいなぁ〜
・こんなことができたらなぁ〜
というような「曖昧」な言葉じゃなくて、
・こうします!
・こうなりました!
という、
あたかもすでに物事が「実現」したかのような
言葉を投げかけてくれるのです。
だから、
最初から私はこのプロジェクトは
必ず成功する!
と確信が持てました♬
ここで、なぜ?
「ドラゴン太鼓」なのかという説明を
させていただきたいと思います。
ご存知富士山のふもとには
5つの湖があります。
私たちは富士五湖として
そのことをよく知っていますよね。
ドラゴン太鼓の大きさが
五尺五寸なのはこの「五湖」から導き出しました。
そんな5つの湖には
それぞれ「龍」にまつわる伝説が残されている♬
そう廣瀬先生が教えてくださったのです。
湖を守る「龍神様」
それが今回のドラゴン太鼓の名前の由来となりました。
ここからが冒険の始まりです♬
その湖を守る龍神様を祀るのが
1200年前に富士山が噴火してできたとされる
「竜宮洞穴」という洞穴。
青木ヶ原の樹海には、
実はこのような洞穴がいくつも存在していることを
私は、今回のプロジェクトで知り
神聖なるその場所へと
生まれて初めて連れて行っていただきました♬
それは、地元の人しか知らないような場所で
当然、観光客なんて全くいません。
樹海を深く
一歩一歩と歩みを進めると
突然それは現れました。
これが、
龍が住むと言われる洞穴
「竜宮洞穴」です。
1200年前に
富士山が噴火した際、
溶岩が流れできたそうで
足を踏み入れると
そこは天然の冷蔵庫のような空間。
どこか異次元にでも
迷い込んだかのような
本当に不思議なエネルギーと
雰囲気が漂う場所でした。
そんな龍神様のご加護の元
今回のドラゴン太鼓プロジェクトは
スタートしたのでした。
とにかくどこに行っても
大自然と最高のロケーション!!
あまりに、素晴らしい景色と
ロケーションで
私たちも仕事のはずなのに
仕事に来たのか?
はたまた
遊びに来ているのか♪( ´▽`)
分からなくなるくらい、、、、
毎回の作業が「観光」と「遊び」に
なって♪( ´▽`)
それはそれは
本当に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
もちろん、
プロジェクトの重きは
地域がつながり、
人と人、人と自然がつながっていくこと。
大きな大きな太鼓を
みんなで協力しあい、助け合いながら
作っていく中で
自然とその「輪」が広がって行きました。
こうして、
みんなの思いが
一つ一つ重なって
一つ一つ繋がって
ドラゴン太鼓は
令和元年八月吉日ここに
完成の音を響かせてくれたのです♬
初打ちは、
もちろん発起人である廣瀬先生!!
見事に初打ちによって
龍が目覚め!
ここから不思議なことが
起こり始めます。
まず最初に起きたのは
突然の雨!!!
この日は朝から一日
太陽が照りつける晴天。
それが、
ドラゴン太鼓の完成の響きと共に
突然、雨が降り出したんです。
そうか!
龍神様は、雨乞いによって
雨をもたらす神様♬
きっと、龍神様も
ドラゴン太鼓の完成を喜んで
くださったんだ!と
とても嬉しかったです♬
さらに驚きは続きます。
完成したドラゴン太鼓を
龍神様へ報告をしに再びあの
「竜宮洞穴」へ行きお祓いを
していただきます。
ここから、廣瀬先生の発案で
なんと完成したドラゴン太鼓を
竜宮洞穴からつながる
足和田山の山頂までみんなで
担いで登ることに♪( ´▽`)
総重量200キロにもなる
ドラゴン太鼓を
男たちが道無き道の
山をドラゴン太鼓祝い唄を
唄いながら担ぎ上げていきました♬
そして、
その先に待っていた景色がこれなのです!
それは息を飲むような絶景でした♬
夕日に染まる赤富士と
まるでドラゴン太鼓の完成を
喜んでくれているかのごとく
天に現れた龍の雲♬
今まで行きてきた人生で
これほどまで
美しく幻想的、
かつ神秘的な景色は
見たことがありません。
改めて、
私たち人間の小ささと、、
大きな大きな
何かによって私たちは生かされているのだと、、
感じざるいられませんでした。
祭り(祀り)文化を育むということは、
「感謝」の心を育むことだと
私は思うのです。
それは、
決して目に見えない神様のような
存在に対してだけじゃなくって
家族だったり
恋人だったり、
両親だったり、
ご先祖様だったり、
目の前にいる人だったり、
友だったり、、、
お問い合わせ・資料請求
お問い合わせご質問は、商品に関する事・価格に関する事
どんな事でも結構です。お気軽にお問い合わせください!
下記フォームにて24時間いつでもお気軽にどうぞ!
お電話でのお問い合わせは、営業時間内で承ります。