六代目ブログ

伝統発信ブログ

半年経って分かった事。~新店舗移転での気付き~

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

 

さて、いよいよ10月になりましたね♬

4月1日より新店舗へと移転させていただき

はや半年が過ぎ去ろうとしています。

 


“コロナ禍”の中で周知イベントはせず、自分達だけでひっそりオープン♬

 

このような時代になってはしまいましたが、

ここまで三浦太鼓店が来られたのも

 

本当に多くの方々のご支援とご協力の賜物であったと、、、

あらためて感謝の想いを深くしております。

 

我々だけが大変なわけじゃなく、

我々の時代だけが大変なわけじゃない。

 

そう言い聞かせて

こらからも従業員一同“知恵”を出し合い

乗り越えていきたいと思っています。

 

今後ともひきつづきどうかよろしいくお願い致します♬

 

・半年経って分かった事。
~新店舗移転での気付き~

 

今日は、そんな『新店舗』へと移転し半年経って

最近つくづくと感じているある「気付き」についてお話しさせていただきたいと思います。

 

そもそも我々が、なぜ?

移転を決意したのか??

 

それは、

『自分達』のできる事をひとつづつ積み重ねていった結果

 

おかげ様で、『人』と必要な『場所』が増え

それまでの店舗ではどうしても

まかないきれなくなってしまった事が最大の要因でした。

 


旧店舗時代の仕事風景⤴⤴

 

何をするにしても

このような状況だったので、

 

誰かの作業を優先するために

誰かの作業を一時中断しなければならない、、、、

 

これが日常茶飯事に起きてしまっていました。

 

これからの未来を『創造』していくのに

もうこの場所では限界が来ているな。

 

そう思っていた矢先に

先代の祖母の他界もかさなり、

 

お前たちの時代は

お前たちの場所で歴史をつくりなさい。

 

そう背中を押されているように感じがして

とうとう私の『覚悟』が決まったのです。

 

 

 

そして、あらたなご縁がつなげていただいた『新店舗』。

 

一人ひとりの専門作業が

それぞれブースとして確立された♬

 

まさしく、それは

私たちにとって思い描いてきた『理想の空間』

 

 

 

 

だったのですが、、、

 

ここからが今日のお話しの本題です。

 

 

おかげさまで『環境』が整った事で、

一人ひとりの作業はとても充実し

 

『生産性』や『品質』はとても良くなりました。

 

これは、まさに思い描いていた通りです♬

 

でも、ここ最近

私は何か大きな『違和感』をずっと感じて

その答えがようやくわかりました。

 

 

それは、

従業員同士の『つながり』がうすれていること

 

 

『環境』はぜいたくすぎるほど整いました。

『生産性』も徐々に上がってきました。

 

一方で、

作業スペースが『個々』にあたえられたことで

 

作業そのものが『孤立化』してしまっていて

 

従業員同士の『関係性』がどんどん気迫に

なってしまっていたんです。

 

 

例年であれば

日常の『作業』以外にも

 

私たちは様々な『祭り』や『イベント』にも

関わらせていただいてきたので、

 

そういった催し物を通して

別の角度でのコミュニケーションがこれまではとれていたのですが、

 

今年は、ご存知すべての

祭り、イベントがなくなってしまったので余計に関係性が希薄になってしまっていたんです。

 

このことに気付いて思った事。

 

それは、『環境』が整う事で

『生産性』や『品質向上』は得られるけれども、

 

環境が整うだけじゃ

ゆたかな人間関係をつくることには

 

つながらないんだってこと。

 

社員同士の関係性が『希薄』であることは

社長のわたしにとっては大問題です。

 

なぜか?と言えば

図にしてイメージするとよく分かってもらえると思います。

 

こんな感じ⤵

今の三浦太鼓店はこんな感じです。

 

おかげさまで、

一人ひとりのスキルが上がり、

環境が整って『個』としては自立できています。

 

そのおかげで、

三浦太鼓店は「新店舗」をささえる事ができてます。

 

ただ、これでは『耐震強度』が弱いのが

一目瞭然です。

 

ひとたび、大きな揺れが来てしまうと

すぐに会社が倒れてしまう、、、

 

 

それを改善し『耐震強度』を高めるためには

こうやって一人一人の関係性を支え合える組織に変えていかなければならないと思っています。

 

 

余りにも劇的に

そして、

余りにも一瞬にして時代は大きく変わってしまいました。

 

 

そんな時代ですから

社長の私一人の能力で会社を守れるなんて

 

到底思わないのです。

 

これだけすばらしい

『環境』そして

 

これだけすばらしい

『人』にめぐまれたからこそ、

 

より一層

ゆたかな信頼関係を気付けるかどうかが

 

これからの新たな20年のテーマになりそうです。

 

 

今回の気付き。

『環境』は生産性を育てるが

『環境』だけでは人は育たない。

 

ある人が

私に言ってくれた言葉があります。

 

『愛』とは

人と人との『間』にあるものなのです。

 

と、、、

 

深い言葉だなって思ったのと同時に

 

人間関係の本質をついた

メッセージだと感じました。

 

間にあるもの。

みえない「つながり」を意識できなければ

 

本当のゆたかさにはならないって

ことなのかもしれませんね。

 

あらためて

今月から再出発です!

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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