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挑戦するのと、しないのと、、、

こんにちは!六代目彌市です(^^♪

おかげ様をもちまして!4月1日

三浦太鼓店新店舗オープン祝1周年を迎える事ができました!!


・おかげ様で祝1周年。

 

思い返せば、1年前。

「コロナ」による休校や緊急事態宣言が発令される最中での移転、、、

 

ただでさえ、長年の「土地」を離れるという
大きな不安があったなか、

そこに、さらに目に見えない「ウイルス」という不安が重なって、

一体これからどうなってしまうのか??

 

ただただ、不安が募るばかりの日々でした。

 

あれから一年。

未だ「コロナ終息」のめどは経っておらず、

全国的にも祭り自粛の傾向は続いておりますが、

 

「抜けないトンネルは決してない」

 

そう信じて、「光」を見失わず、

助け合い、支え合って過ごして行きたいと思いますm(__)m

みなさまのご愛顧に心から感謝しております♬

 

 

そんな、三浦太鼓店にとって記念すべき日の昨日。

実は!もう一つ大きな大きなお祝いの日でありました!

我が社の塗装職人♬

シロちゃんこと、「朝倉慶介」!

 

昨日、4月1日をもって

㊗勤続10周年を迎えたのです!


・しろちゃん㊗勤続10年!

 

今でこそ、たくさんの従業員に支えられている三浦太鼓店ですが、

実はシロちゃんが家族以外の初の雇用社員だったです♬


・当時の懐かしい写真ありました( ;∀;)

 

今日は、なぜ?

シロちゃんを雇う事になったのか?

 

ここにも一つの物語りがありましたので

そんなお話ししたいと思います♬

 

~僕は、三浦太鼓店を大きくしたいんです~

 

三浦太鼓店は2011年の1月4日に

「株式会社 三浦太鼓店」へと法人化しました。

 

 

「法人化」したのには理由があったんです。

それは、「会社」を守りたかったから、、、

 

創業1865年の我が社ですが、

それまでは「家族経営」の個人事業でした。

 

150年という歴史はあるものの、、

これからもずっと「会社」として存続させるために

 

五代目オヤジと相談して「法人化」しようと決意したんです。

 

決して、業績がよかったからとか、

規模が大きくなったから、、、という訳ではまったくなくて、

何とかつながってきた「伝統」を未来につなげるためにと
「法人化」する事を決意しました。

 

でも中身としては、

変わらずの「家族経営」です。

 

人を雇えるだけの「基盤」も「勇気」も

そして、

そんな「経験」も!

もちろんなかったんです。

 

そこに、現れたのがシロちゃんです( ;∀;)

 

 

地元、「岡崎城西高校和太鼓部」出身のシロちゃんは

ご縁あって、2009年から我らが零~ZERO~のメンバーとして活躍してくれてました♬

 

そんな、ある日のこと。

「ちょっとお話ししたい事があるんですが、、、」

と、シロちゃんから突然のお電話。

 

当時は、零~ZERO~の活動が本当に忙しくって、

シロちゃんも中心メンバーとして大活躍してくれてたので

 

私がシロちゃんから電話をもらったとき、

最初に思ったのは、

 

もしかして、零~ZERO~を辞めたい( ;∀;)って

言われたら、、、どうしよう、、

 

と、内心ドキドキ!!しながら

三浦太鼓店で待ってたんです。

 

そしてら、

そこに現れたのは何と!

履歴書片手に「スーツ姿」で現れたシロちゃん。

 

まだ、当時大学生でしたから

シロちゃんのスーツ姿を見るのも初めてだったし、

 

私は、何が起きたのか

すぐに理解できませんでした。

 

————————/

シロちゃん:

すみませんm(__)m ぼく、三浦太鼓店で働きたいんです。

 

わたし:

えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!( ;∀;)

——————/

 

そりゃビックリしましたよ~。

 

まずは、零~ZERO~を辞めたいという話しじゃなかった( ;∀;)

事だけは、ホッとしたものの、、、

 

あまりにビックリして、

もちろんすぐに返事はせず

五代目は親父は、まず一度冷静になって親に聞いてこい。

そう言ってその場は帰したんです。

 

そこから、オヤジといろいろ話し合いました。

もちろん本人ともいろいろ話し合いました。

 

ただ、三浦太鼓店も会社1年生。

シロちゃんもまだまだ若い。

 

お互いに、新しい挑戦というタイミングも重なって

ダメもとでやってみるか!

 

と、会社設立した2011年4月1日

初めて三浦太鼓店として外部からの社員を雇う!という大きな大きな決断をしたのです。

 

自分達ですら、

明日の商売がどうなるか?

 

そんな不安でしかなかったのに、

本当によその人間を守れるのか?

 

すべてが経験「ゼロ」

答えなんてわかるわけもなく、

 

ただただ、やってみる!しかなかったんです。

 

 

シロちゃんがスーツ姿で三浦太鼓店に来た時

こんな事を言ってくれました。

 

シロちゃん:

ぼくは、三浦太鼓店を大きくしたいんです。

 

 

あれから10年。

社員は増え、会社も本当に大きくなりました。

 

 

あらためて、振り返って思うのは

何事も「挑戦」しなければ永遠に「ゼロ」。

 

ゼロ「0」は何をかけても永遠にゼロ。

 

でも、もしそこから挑戦して

一歩踏み出して「1」にすることができたとしたら、、、

 

それは、2にも3にもなっていく。

 

人を1人雇うことを挑戦したことで

そこから2人目、3人目とつながって行き

 

今の三浦太鼓店があるのです。

 

あの時、もし

シロちゃんを雇うことを挑戦してなかったら、、、

 

きっと、今の三浦太鼓店はありませんね。

 

そう考えると、

「会社」というのは我々のように会社を受け継ぐ経営者だけのものではなく

 

それを、支える「従業員」あってこそ。

 

~あらためて企業は人なり~

人とのご縁とその出会いに感謝して

これからも共に未来を創って行きたいと思います。

 

人を雇うとはどういう事か?

「家族経営」から「事業へ」

 

すべてが手探りで、何もわからないまま歩んできた10年。

一番大変な時期を共に過ごしてくれたシロちゃん!

 

本当にありがとう(^^♪

今日もステキな一日を(^_-)-☆

 

 

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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