六代目ブログ

伝統発信ブログ

【150年三浦太鼓店がやってきたこと】

こんにちは!

太鼓職人であり演奏者であり経営者♬

 

慶応元年(1865年)創業、三浦太鼓店の

六代目彌市です!

 

いよいよこの春4月から

新店舗へと移転します!!

 

「伝統」を守り

「伝統」を創るを理念に、

 

新たな時代になっても

人々に元気や勇気を与えられる「音作り」をめざします♬

 

【150年三浦太鼓店がやってきたこと】

 

今朝、愛知県知事の発表で

子どもたちの居場所「自主登校教室」の

開設要請が市町村に出されました。

 

日々、

大きく状況は変わっていきます

 

必ずいい方向になるように

みんなが真剣に考えてくれてます。

 

私も、

こんなときだからこそ

 

何ができるのか?

 

もっともっと

真剣に考えていくべき時だと

 

たくさんの

仲間たちから背中を押され

 

気持ちを切り替えて発信していきます。

 

 

今日は以下の内容で

少し話をしてみたいと思います。

 

 

第一章 副業も選択肢

第二章 テクノロジーの変化を味方につける

第三章 まとめ

 

 

では、早速

 

第一章 副業も選択肢

 

 

先祖代々太鼓屋です。

 

150年の歴史の中には

 

・戦争

・三河大地震

・伊勢湾台風

 

 

今のコロナウィルスの比ではないような

苦しい時代を先人たちは

乗り越えてきてくれたからこそ「今」があります。

 

 

では、

どうやって乗り越えてきたのか?

 

 

やはり、

今のみなさんが考えてる事と同じで

 

その時代に生きた先人たちは

 

その時できることを

一生懸命考えて行動し、つなげてきてくれました。

 

 

中でも、

一番きびしい時代を乗り越えてきたのが

 

私の祖父です。

 

大正5年生まれの祖父。

 

度重なる戦争へ出向き、

 

三河大地震や、伊勢台風という

大きな大きな天災にみまわれた時代は

 

今の私たちに想像すらできません。

 

 

そんな時代の中

どうやって爺ちゃんは太鼓屋を

守ってきたかと言うと

 

太鼓屋以外の仕事

そう今でいう「副業」や「アルバイト」を

しながらなんとかこの仕事をつないできてくれました。

 

 

それは、五代目

私の親父も同じです。

 

 

 

 

太鼓屋だけでは

生計が成りゆかない時代に生まれた親父は

 

「三浦太鼓店」というのれんを

守るために

 

メインの収入減を

サラリーマンとして企業につとめ

 

土日の休みの時間をつかって

三浦太鼓店の

のれんを守ってきました。

 

 

何が言いたいかと言うと

 

「本業」を守るために

「副業」という選択は

 

決して悪いことではないってことです。

 

それはそれで

一つの時代を切り抜ける「決断」です。

 

 

私自身もそうです。

 

この太鼓屋をはじめた

20代前半のころは

 

三浦太鼓店からの給料ではなく

主な収入源は太鼓屋の仕事を終えてからの

 

夜のアルバイトでした。

 

 

でも、あの当時のことを

思い返してみても

 

「不満」なんて全然なくって

むしろ、充実した日々を過ごしてました。

 

 

今の時代は、

働き方って昔と比べたら

比較にならないほど

 

たくさんの「選択肢」があるので

自宅にいながらでもできる副業もたくさんあるし

 

サラリーマンだろうが

副業を認めてくれる企業も増えてます。

 

 

本業で稼げないから仕方なく副業ではなく、

 

いつか、本業で花開くための

「準備」と思って乗り越えていきましょう!

 

 

第二章 テクノロジーの変化を味方につける

 

この10年を振り返ってみても

社会環境というのは激変してます。

 

私の学生時代はスマホは当然なく

情報伝達手段は「ポケベル」でした。

 

それでも

当時はポケベルは画期的な存在で

 

ほとんどの学生が持ってました。

 

テクノロジーの変化というのは

とどまる事を知りません。

 

 

日々、どんどん便利な世の中になるし

 

日々、どんどんできる事が増えていきます。

 

 

私が言いたいのは

ただ、それに利用されるだけの自分じゃなくて

 

それを上手に利用できる自分になろう!

 

という事です。

 

 

これまでの三浦太鼓店は、

こんな地方の路地裏の小さな小さなお店で

商売を続けてきました。

 

お店には

応接室もありません。

太鼓の置く場所もろくにないので

 

当然、商品を置くスペースなんて

全くありません。

 

 

それでも、

太鼓は売れました。

 

なぜ?でしょうか?

 

それは、

時代の変化に対応した

「発信」を心がけてきたからです。

 

 

みなさん、気付いていない人も

まだまだたくさんいると思いますが

 

 

社会の中心は

もう今やリアルな

 

「ヒト」中心社会から

「ネット」中心のデジタル社会へと変化しました。

 

 

ネットは便利なツールだね

とか、

 

ネットをうまく利用できると

いいね!

 

とかいうレベルの問題ではなくて、

 

 

もう、

私たちの生活そのものが

 

「ネット」中心だということを

まずは理解する必要があります。

 

 

よく考えてみてください

 

「ヒト」中心の時代に強かったのは

「ヒト」が多く集まる場所

 

そう、「駅」でした。

 

 

駅にはたくさんの

「ヒト」や「情報」が集まったので

 

駅ビルや百貨店が続々と拡大し

ビジネスを広げました。

 

 

しかし、今はどうでしょうか?

 

 

人々が「ネット」中心の社会となったことで

 

買い物をする場所が

リアルな店舗ではなくなってしまい

 

ことごとく駅ビルや百貨店がつぶれています。

 

 

一方で、ご存知

 

 

・楽天

・ソフトバンク

・メルカリ

・Amazon

 

という企業は、

 

まさに現代の「駅」ともいえる

「プラットフォーム」を作り

 

多くの「ヒト」が集まる社会を

「ネット」上に作りました。

 

 

何が言いたいかと言うと

「インターネット」が誕生したことで

 

人が集まる場所が大きく

変わってしまったという事です。

 

 

これは、みなさんの生活も

同じだと思うのでよく理解できると思います。

 

 

ここに私たちはいるんだよ!

と、存在を示すのに

 

いちいち大きな「ビル」を建てなくても

存在を示せるモノが今の世の中にはできたのです。

 

 

これはもう

活用するとか、活用しないというレベルの話しじゃなくて

 

 

社会の中心が「ネット」だという

理解のもと

 

モノゴトを考える必要が

ありますよってことです。

 

 

私はこの20年

 

太鼓屋として、

太鼓を作る技術そのものを高めることと同時に

 

「今」という時代を的確にとらえるための

そういう「勉強」も同じだけ、

 

いや、それ以上やってきました。

 

 

私のお世話になっている

佐藤ブン太さんという篠笛奏者の方がおりますが

 

今のこの状況の中で

オンラインを活用したビジネスの提案ということで

 

・ネットショップの開設の方法

・skypeを使ったオンラインレッスンの開設方法

 

というのをネット上で

紹介されていますのでぜひご参考ください⤵

http://オンライを活用したSkypeレッスンのサイトの作り方

 

 

太鼓奏者のみなさんは

アイデア力も経験もリアルな人と人との

つながりが沢山あります。

 

だからこそ、

これまでの積み重ねてきたそうした財産

 

「自分たちの強みをデジタル化する」

 

という視点で

あらためて考えてみると

 

そこに活路が見いだせるのではと

思っています。

 

私自信も、

これまで通りそうした学びを続けます。

 

 

最後に、

 

誰もが大変なこうした状況の中で

自分たちの事以上に

 

・世の中の人の事

・仲間の事

 

を思って行動してくれている

人たちがたくさんいます。

 

 

「不安」や「変化」というのは

人間にとって「恐怖」であることは間違いありませんが

 

 

どんな時代であっても

私たちが乗り越えてこられたのは

 

「変化」に対応するチカラと

「元気」「勇気」があったからこそだと思います。

 

 

「変化」に対応するには

少しだけ時間がかかるかもしれません。

 

でも、

「元気」「勇気」というのは

 

今この瞬間からできることだと思います。

 

 

少ない知恵を振り絞って

何かできることを考えて行きます

 

今日も

みなさんの家族と大切な人たちが

「笑顔」でいられることを心から願ってます

 

 

今日もステキな一日を(^_-)-☆

この記事を書いた人

  • 三浦 和也(六代目彌市)

    三浦 和也(六代目彌市)

    (昭和55年1月25日岡崎生まれ。AB型。和太鼓零〜ZERO〜代表)
    和太鼓と嫁に年中夢中!
    実は、長男ではなく次男坊。幼い頃は太鼓も親父も嫌いだった私が太鼓に目覚めたのは24歳の時。
    敷かれたレールが目の前になかったからこそ、今描ける野望は和太鼓を通して、世界を救うこと!4人の息子たちもみんな太鼓打ち!受け継いだ大切な「伝統」を後世へとつないでいきたいと思っています。

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