六代目ブログ
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僕が指導者として教えられるコト。
僕が指導者として教えられるコト。
こんにちは、六代目彌市です(^^♪
ご縁あって!
「指導者」として関わらせていただいていた
地元岡崎の太鼓チーム『八咫烏(ヤタガラス)』さんが、
先日、結成5周年の記念コンサートを開催いたしました♪
・指導者として関わらせていただいた『八咫烏』さん5周年コンサート♪
私自身の演奏者としての活動歴は
今年で20年を迎えるのですが、
これまでは、自分自身が『演奏者』であることはあっても、
「人に教える」という経験は、あまりなかったので、、、
私自身も、どこまで何が伝えられるのか?
日々、自分自身と、
また八咫烏さんのメンバーと対話しながら
この5周年コンサートまで向き合ってきました(^^♪
そんな、自分にとってもありがたい経験のなかで
私が唯一こだわって、、
大切に伝えてきた一つのこと。
今日は、そんなお話しです。
僕が指導者として教えられるコト。
私は、演奏者として20年の歴と言いましたが、
歴こそ長くても、
決して「プロ演奏者」として活動していたわけではないので、
当然「技術的」なことは、
プロの方々に申し訳ない知識量ではありますが、
逆に、
私自身の仕事である
「太鼓づくり」のプロとして経験してきたことが、
太鼓を「演奏」する事にもつながる
大切なメッセージとして伝えられることがあるのでは??
そう思って、お力添えをさせていただきました。
そんな私が、
唯一、伝え続けてきたこと。
それは、
「違和感」をなくしてあげること。
なのです。
さて、「違和感」をなくす?
とはどういう事か?
例えば、太鼓づくりの中での「違和感」とは?
何だと思いますか??
それは、
見た目が「太鼓」の形になっていたとしても、
その「音」に「違和感」を感じてしまう太鼓があるということです。
太鼓をやっている人なら、
私が言いたいことが何となく分かってもらえると思いますが、
例えば、チームで所有している
いくつかの太鼓の中で、
人気があってみんなが叩きたがるような太鼓!
きっと、あると思うんです♪
逆に、人気がなくて
あまりその太鼓を叩きたくない、、、
なんて言う太鼓もあるわけで、、、
では、その違いはなぜ?
生まれるのか?
それが、叩いた時に感じる「違和感」があるかないか?
という事なのです。
「違和感」のない太鼓は、
逆に、人に心地よさを感じさせてくれるので必然と叩きたくなるんです♪
では、人はなぜ?
その「違和感」を感じるのでしょうか??
その答えは、ズバリ!
「つながり」がないモノに触れたとき、
人は、「違和感」を感じるのです。
何か他にも、分かりやすい例え話がないかな~、、、
あ、、
例えば、あなたがスマホでYouTubeなんかを見ているとして
いいところで突然!「広告」に切り替わってしまったら、、、
突然、何かを断ち切られたような「違和感」を覚えること
ありますよね。
そんな感じです。
次の流れはどうなっていくのかな?
そんな風に楽しみながら動画を見ているのに、
突然、「広告」が現れて流れが断ち切られてしまう、、、
と、そこに物凄い「違和感」を覚えるわけです。
人からやられると、なんで?
今、いい所だったのに!!
と、思うのですが
逆の立場になった時、
無意識のうちに、自分たちがその「違和感」を作り出してしまっていること、、、
世の中には、たくさんあるんです。
だから、
私はとにかく!
その「違和感」を取り除くこと
そして、逆に
豊かな「つながり」をつくるためにどうしたら良いのか??
ただ、それだけをお伝えしてきました。
違和感がなく、心地よい空間というのは
お伝えしたように、常にそこに「つながり」があるんです。
・自分自身とのつながり。
・目の前の太鼓とのつながり。
・チームメンバーとのつながり。
・会場とのつながり。
そして、
その先に生まれるお客様との一体感、つながり。
これこそが、
私が本物の太鼓づくりに欠かすことができない
伝統として受け継いだ大切な先人たちからの「つながり」なのです。
「和」太鼓が「和」太鼓である由縁ともいえるのです。
和とは「調和」するということ。
調和とはつながりの先に生まれるモノ。
その空間すべてがつながり「調和」していくこと。
八咫烏代表の梁川さんのMCも素晴らしかった!
このコンサートに対する想い、
曲作りに対する想い、、、
なぜ?自分が太鼓をはじめようと思ったのか
一つ一つが、まさにつながっていき
1時間のコンサートを終える頃には、
まるでその会場が一つに調和された空間に感じられました。
・代表の梁川さん!実は私をいつもオシャレ!にしてくれている美容師さん(笑)
さて!
今では、先人たちからいただいた大切なメッセージを
後世に贈り伝える活動として『太鼓の楽校』というモノを開催しています♪
私自身が、伝統の太鼓づくりを受け継ぐ中で、
太鼓屋の六代目としていただいた「先人たちの知恵」を次世代へと贈る活動です。
過去の、記事でも太鼓の楽校の活動のこと
少し詳しく書いてますのでご興味あるかたはこちらのリンクから
↓↓↓
今日も素敵な一日を(^_-)-☆
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